2013年7月31日 水曜日
毎日、暑い日が続いていますが、今週に入り夏風邪で欠席する幼児が多く見られるようになってきました。特に、体力のない1歳児に欠席をしたり薬を持って来たりしている子がみられます。小さい子どもは、体温調節ができにくいので、室温の調節や水分補給をしながら、暑い夏を元気で楽しく過ごしていきたいと思います。
子ども達は、事務室の前のコーナーがお気に入りの場所で、ちゃぶ台を置いていると、ままごとを持っていき遊んでいます。そのコーナーのソファの後ろには、かぶと虫の大きいケースが置いてあり、以前から子ども達は、中を物珍しそうにのぞき込んでいました。そして、ある日、ゴソゴソと動いている幼虫に気が付き「動きよる!」「白い!」「何?」と興味津々で釘付けになっていました。そして、毎日、次から次へと成長した かぶと虫が生まれ、土の上で動いたり えさのゼリーを食べたりする様子を見ていましたが、思いついたように かぶと虫のぬいぐるみを持って来て「おんなじ!」と言って比べている姿もみられました。
そこで、保育士が、かぶと虫をケースから出して見せると子ども達は、かぶと虫の位置まで目線を低くして「動いた!」「止まった!」と大喜びしていました。しかし、保育士が「触ってごらん!」と言って かぶと虫を近付けると恐る恐る背中や角をそっと触っては、手を引っ込めて「怖い!」と逃げ出してしまいました。その中で、1歳のH君は、怖いもの知らずで背中や角を触っても平気のようでした。ブロックで遊んでいたT君は、ブロックを貸してあげようと かぶと虫の前に持っていきました。すると、それを見たYちゃんは、ブロックをかぶと虫の周りに置いて囲んでいました。
幼稚園の玄関には、ざりがにやどじょう,くわがた虫・かぶと虫、事務室前には、かぶと虫やメダカがいて、子ども達は、登園時や降園時など「あー!」と指を差しながら、見て楽しんでいます。又、戸外に出ると幼稚園のお兄さんやお姉さんが 、せみを見せてくれます。園の中に、いろいろな昆虫や水の中の生き物がたくさんいます。小動物が身近にいる環境のなかで子ども達は、思いやりや優しさを身につけていくことと思います。