2013年7月18日 木曜日
今朝から、幼稚園の園庭が大変身しました。それは、2日後の夕涼み会に向けての準備が始まったからです。園庭を広げるために固定遊具を移動し、乗り物など遊具も片付けました。自分達が参加する行事の準備を教師と一緒に進めるのが、三葉幼稚園の子ども達です。砂場のスコップを運んだり、ままごとのお皿やお鍋を片付けたりして自分ができることをみつけて、率先してしていました。がらりと園庭の雰囲気も変わり、遊ぶ範囲も限られてしまいましたが、そんな中でも子ども達は楽しい遊びをみつけて遊んでいました。何もなくても、それなりに遊びをみつけて楽しむのが、三葉幼稚園の子ども達のすごいところなのです。涼しい砂場では、手で砂を積み上げて山やトンネルを作って遊んでいました。カブトムシが好きな男の子達は、エサを換えたり様子を見たりなど、集まって観察をしていました。子ども達の環境の変化への対応の柔軟さには、とても驚かされます。
昨日、副園長のアドバイスで踊ったり掛け声を掛けたりして、楽しく太鼓を叩いていた年長児達ですが、今日はタスキとハチマキの格好をして、凛々しい姿をしていました。そんな様子をテラスから見ていた保育所ぴよぴよの子ども達も、太鼓のリズムに合わせて手を叩いたり、幼稚園児の踊る姿を見て一緒に手を振ったりして楽しんでいました。
園内の保育室も夕涼み会のコーナーに変わってきて、昨日で水遊びが終わったプールは、魚釣りのコーナーになっていました。今までの園内の魚釣りは、水に浮かんだ魚を釣っていたのですが、プールにできた魚釣りは、魚が水の流れにのって動いているのです。「魚が動きよる!!」と大はしゃぎの子ども達。魚釣りをする時に注意することや、道具の片付け方など約束事をしっかりと聞いた子ども達は、夕涼み会で動く魚釣りができることを、とても楽しみにしていました。
保育室に帰ったぺんぎん組の子ども達は、終園式に向けて身の回りの掃除や片づけをしました。1学期に使った自分のお道具箱やロッカーをきれいにして、夏休みを迎えようというものです。お道具箱にあるいらない物は捨て、きれいに整頓しました。明日持ち帰るアルバムを通園バックに入れて、1学期最後の保育日に備えることもできました。1学期が終わり、夏休みになるという意識を持つことができたぺんぎん組の子ども達。明日は、副園長の話をしっかりと聞いて、夏休みの過ごし方や約束事を家庭へと持ち帰ってくれると思います。