2013年5月27日 月曜日
今朝は風が吹いて半袖ではちょっと肌寒く感じましたが、元気いっぱいの子ども達は半袖、半ズボン、みさとっ子ぞうりのスタイルで登園してきました。 遊んでいるうちに徐々に気温も上がり、園庭にはいつものように楽しそうな子ども達の声が響いていました。
今日は子ども達の遊びは土曜日のフリースクールの流れから年長児を中心に、玉ねぎの皮と黒豆の絞り染めや草花の叩き染めのコーナーに集まっていました。
絞り染めでは、輪ゴムをかけて絞るのが難しそうでしたが慣れてくるとなんとかかけることができていました。小石を1,2個入れて布で包み、輪ゴムで縛って好きな方の鍋に入れてもらい取り囲むように覗き込んで黄色や黒色に染まっていく様子をじっと見ていました。しかし、すぐには色が染まらないことがわかると出来上がりを楽しみにしてまた違う色の物を作ったり、別の遊びをしたりして待っていました。又、毛糸を使ってぐるぐる巻くのも面白そうだと試す子どもの姿もみられました。
叩き染めのコーナーでは、桜の実を拾ってきてそれを布の間にはさんで叩いてデザインを楽しんでいました。以前教師が試しにしてみた物よりも、子どもが適当なところに並べて叩いた物の方が意外性があって面白い物ができるので楽しい・・と副園長が言っていた通り今日も色合いや形の素敵な物が出来ていました。
そして遊びの片づけを終えると、先週から色づき始めたビワを「カラスに食べられては大変!」と子ども達がビワにかける袋を広告紙で作り始めました。出来た袋は、高い所にある実は教師が手伝ってひとかたまりずつかけていきました。年少児の中にはなぜ袋をかけているのかまだよく分かっていない子どももいましたが年長児が「カラスに食べられるんよ、甘いからカラスが見えたら食べにくるんよ」「こうしておいたら見えないから隠しておくんよ」などと説明していました。
トマトの「りりこ」にも、黄色の花や青い実がいくつもなっているのに気づいて、大きくなって倒れないようにと支柱を立てました。
プランターの中の小さな草を抜きながら成った実をじっと見て「あ!7個もなっとる」「こっちのは1個だけや」などと年少児も嬉しそうに話していました。 年中児は芽かきした枝を手にとって匂いを嗅いで「トマトの匂いがするよ」「これ水につけとったらカイワレみたいに根っこがでてくるかも?」といって水に漬けておくことにしました。 どちらも大切に育てておいしい実が成るように虫や鳥から守っていこうと世話する事を約束しました。
今日の給食は、よもぎパンと付け合わせは具沢山の味噌汁とパイナップル、牛乳でした。中に入っている野菜の種類を当てっこしながらおいしくいただきました。写真の給食の下に敷いているランチマットはフリースクールでたんぽぽ組のSちゃんがお母さんと一緒に作った絞り染めのランチマットです。