2013年2月20日 水曜日
今日は、待ちに待った年長の雪遊び。昨日から、楽しみで仕方がなかった子ども達は、バスから降りると、「今日は雪遊びやねー!!」「楽しみやねー!!」と、嬉しそうに話していました。通園バックの中は、着替え等でいっぱい!!いつもは重い荷物だけど、今日は軽く感じたようでした。
きりん組とらいおん組の子ども達と、くじら組の歩きの子ども達は、JR四国の大型バスに乗って早い便で出発しました。行くバスの中では、「雪だるまつくりたい」「雪合戦したい」と、話しながらわくわくしていました。そして、遠足で行った動物園に近付くと、「久万高原町28?」と言う、標識が見えました。副園長が、「後、28?あるんだって」と話している内に、今度は、「久万高原町25?」と言う標識が見えました。「さっきは28?って書いてあったけど、今度は25?って書いてあったね。さぁ、28?から25?は、何?進んだかなぁ?」と、言いました。すると、A君が「3?進んだよ」と、パッと計算し、私たち教師も驚かされました。それからいろんな標識に目が止まり、興味津々で見ていました。
久万スキーランドに近くなってくると、尖った緑の木の葉に雪が積もり、山に登って行くと雪の部分が多くなって、まるでクリスマスツリーのように緑が白い雪に覆われて、夢のような世界に入っていきました。所々には、キラキラ輝く樹氷も見られ、それはまるでダイアモンドの木に見えました。到着すると、地面は凍っていて、久万スキーランドのバスにはつららがありました。
又、空は日本晴れで昨日までは風が吹いて寒かったようですが、今日はポカポカ暖かく、スキーランドの方が、「一番いい日を選びましたね!!滅多にこんな日はないんですよ!!」と、声を掛けて下さいました。
そして、三葉幼稚園のためにネットも張って下さり、子ども達が安全に雪遊びができるように、準備もして下さっていました。まず最初に副園長のお話。次にあそびのおへやのうんどうの先生も来て下さって、そりの滑り方などの説明を聞きました。今日は、上から滑るとスピードが出るので、自分の足でブレーキをかけることや、座り方を教わり早速きりん組から、キャーキャー騒ぎながら順次滑って行きました。他のクラスは、雪山でさらさらの雪をかき集めて固め、雪だるまを作ったり、固まって割れている氷を集めて回りを囲い、家を作ったりして遊んでいました。リフトの近くにあった大きな雪山に登り、真ん中がちょうど割れていたのに気が付いたk君は、そこから滑ってみると滑り台のように滑れたので、「氷の滑り台」と言って、何度も滑って楽しんでいました。
昼食の時間になり、食堂に移動をするとおいしそうなにおいが、プンプンしていました。副園長と役員さんが、子ども達のおいしいうどんを運んで下さっていました。座席に座ると、雪で冷えた手を温めるようにどんぶりを触る子もいました。そして、大きな声で、「いただきます」と言うと、「体があったまるね?」と、мちゃん。副園長が用意してくれたおかわりのうどんも、すぐにペロッと食べ、おつゆも全部残さず食べ、お腹いっぱいになりました。
早く昼食が終わり、帰るまで時間があったので、少しだけ遊ぶことにしました。最後に全員で最上部まで登って、コロコロ転がって降りていきました。雪の上に寝てみると、フカフカでとっても気持ちよく、子ども達も、「気持ちいい!!」と、大はしゃぎでした。
今日雪遊びに行けなかった年少さん年中さんにも、発砲スチロールにたくさんの雪を詰めて、お土産を持って帰りました。帰ってテラスに置くと、年少・年中さん達が嬉しそうに雪に触ってみたり、そこにいた年長児から、雪遊びのエピソードなどを聞いたりしながら、年長になって雪遊びに行くことを楽しみにしている姿が見られました。
冬の自然に触れ、季節を感じるとてもいい経験になりました。1時間ほどで行けるところで、このような別世界があるという環境の松山に住んでいる幸せを改めて感じました。もうすぐ卒園する子供たちと、また一つ楽しい思い出が出来ました。