2013年2月16日 土曜日
今日は発表会前日。通常は土曜日は休園なのですが子どもたちも一緒に発表会の準備をするということで午前保育日になりました。子どもたちは登園してくると「今日は早く帰るんよね?」「ご飯食べないんでしょ?」と平日とは違う幼稚園の生活を楽しんでいる様子でした。
ひよこ組のYくんに「明日は何の日か知ってる?」と聞くと「生活発表会よ!お父さんとお母さんが来るんよ。」としっかり答えてくれました。3歳のひよこさんでも明日が発表会ということを意識しているのだなと思いました。
昨日、副園長に「今年は他の学年の劇やオペレッタを見合いっこすることができていないね。」と気付かされました。今日はホールにあがって年長さんの劇を見させてもらいました。今まで年長さんの劇を見る機会をなかなかとることができていませんでした。大きな声で、勢いのある劇を見た子どもたちは口をぽかーんとあけて見入っていました。前のほうで見ている年少さんや、ひよこさんたちは集中するあまり、じわじわと前に移動して、いつの間にか舞台のすぐそばまで行ってしまっているほどでした。年長さんの劇を見たあと、お部屋に帰ると劇ごっこをする子どもたちもいました。すみれ組のRくんは「おれのお兄ちゃん見た?かっこよかったやろ!!」と嬉しそうに言っていました。それを聞いた友だちが「かっこよかったね。Sちゃんのお姉ちゃんもかっこよかったね!」と話していました。普段、世話をしてくれたり、一緒に遊んでくれたりする身近なお兄ちゃん、お姉ちゃんの一生懸命な姿により一層、強い憧れをもった子どもたちでした。
年長児の劇を見れていなかったのは教師も同じです。年少や年中だった頃の姿から考えると、小さな声でしか話のできなかった子どもが堂々と台詞を言っていたり、自分の役割を責任をもって果たしていることに、嬉しい気持ちになりました。
明日はいよいよ発表会当日です。今まで練習してきた力を100%出し切ってほしいなと思います。にこにこ笑顔のかわいい子どもたちと市民会館で会えることを楽しみにしています!