2013年2月12日 火曜日
いよいよ発表会まで1週間を切りました。気持ちが高まってきている子どもたちはバスの中でも、発表会の話題が多く聞かれます。プログラムを何度も練習したり、一人で何役もこなしながら劇を進めたりと、子どもたちの記憶力には驚かされます。その、お兄ちゃん、お姉ちゃんを憧れの眼差しで見ている年中、年少児達、そしてぴよぴよのAちゃんも負けじと「プログラムAです。」と自分の名前を大きな声で言い、年長さんになりきっていました。それを見たお兄さんお姉さんたちが「Aちゃん上手やね。」と拍手をする、とても微笑ましく、嬉しくなる光景でした。異年齢間でのやり取りの多いバスではいろいろな所で憧れの気持ちや、思いやりの気持ちがたくさん見られています。
また、こあら保育の子どもたちの見送りを何度もしている年中児は、顔も覚えてきて、かかわり方も変わってきました。初めの頃は緊張した様子が見られていましたが、今では緊張もなく、自分たちなりのかかわりが見られます。椅子に座っているこあらさんが転んではいけないと、後ろに立って支えてあげたり、降園するときに「トイレに行きたい。」とこあらさんが言うと「カバンと靴持っててあげるから言っといで。」と教師顔負けの声を掛けたり、世話をする姿がいたについてきました。
こあら組さん自身も一人登園にも慣れてきて、朝のバスに少し泣いて乗ってきてもすぐに泣き止み、「今日は車に乗って、お料理して、ご飯を食べて帰る。」としっかり自分のしたい遊びを伝えてくれるようになってきました。4月の入園に向けて、もっともっと幼稚園が大好きになってもらえるように教師もかかわっていきたいと思います。
リハーサルで舞台の大きさを実感した子どもの中には2階のテラスから大きな声を出す練習をしていました。副園長から「大きな声を出すこと、指先をしっかり伸ばすこと。」これをすると頭もよく働いて劇や踊りもできるようになると教わりました。発表会まであと4日、みんなで目標に向かって楽しみながら練習していきたいと思います。