2013年2月4日 月曜日
今日は朝から大雨。子ども達は室内で発表会で使う道具作りや、廃材遊び、お絵描きなどをしたりしていました。
りす組では、金曜日に作った鬼のお面をかぶって遊んでいると、休んでいた子ども達も気付いて作り始めました。そして、豆を作っていないことに気が付いて、急いで豆を作りました。みんな豆まきが待ち遠しい様子でした。
11時から豆まきです。みんな、自分で作った鬼のお面を嬉しそうにつけてホールに上がりました。一つも同じものがないお面、子どもたちの思いがギュッと詰まっているのだろうなと思いました。
まず初めに、副園長に節分についての話をしてもらいました。節分の日というのは、冬と春の分かれ目だそうです。昔はみんな仲良く暮らしていました。しかし、争い始め、みんな、自分のことばかり考えるようになりました。そして、顔が怒った顔になり、ついには、角が生えてきました。心まで怒り、「あの子が弱そうだから、いじわるしてやろう!」と物を隠したり、たたいたり、ひっかいたりして暴れだしました。そして、鬼になってしまったのでした。子ども達はこの話を真剣に聞いてました。きっと、今まで自分がしてしまったことがあったことを思い出したのではないかなと思いました。
「みんな、角は生えていないかな?」と副園長から質問され、みんな自分の頭を触ってみていました。
そして、その後は、子ども達の素敵なお面に負けないようにと先生達のお面コンテストをしました。正直な子ども達は、一番気に入った先生のお面に手を挙げていました。そして、コンテストで一番になったのは、丸山利夫先生の鬼でした。利夫先生のお腹の中にいる鬼をみんなで追い出すことになりました。
各学年に分かれて鬼になって豆を投げてもらったり、福の神になって豆を投げたりしました。一番になった利夫先生は、すべての学年の豆まきに参加しました。年長では、すごい勢いで豆が飛んできたそうです。
豆まきの後は、副園長特製の恵方巻きでした。恵方巻きは、本当は喋らずに決められた方向を向いて食べるけど、三つ葉幼稚園では、「みんなでにこにこ楽しくお話ししながら食べようね。そうすると良いことがいっぱい寄ってくるよ!」と副園長に話してもらったことをしっかり覚えていた子ども達は、「おいしいね。」「楽しいね。」ととても嬉しそうに食べていました。本当に子ども達はこんなに食べれるんだと驚くほど、がぶっと恵方巻きにかぶりついていました。
帰りは、自分の作ったお面をつけて帰りました。お面が重くて今にも倒れそうになっていたA君を隣のB君が支えてくれていました。又、お迎えのお家の方も楽しそうに笑顔で迎えて下さり、子ども達はにこにこで降園しました。