2013年2月1日 金曜日
2月3日は節分の日。今日は、4日の園内の豆まきに向けて子ども達と鬼のお面や豆作りをしました。4月の入園から廃材に親しんできた年少児達も秋の作品展を経験して発想力も豊かになってきました。パステルで鬼の絵を描いている子。ヤクルトのカップを鬼の角に見立てて廃材をくっつけて鬼の顔を作っている子。子ども達の素敵な発想がたくさん見られました。ちゅうりっぷ組のMくんは、廃材の中から紙のクッション(紙を細かく切ったもの)を探してくると、「鬼の髪の毛やぁー!」と言ってパステルで描いた鬼の顔にくっつけていました。他にも様々な廃材を工夫して使って楽しいお面が出来上がりました。三葉幼稚園の豆まきでは、同じお面は1つもなく、どれも個性的なお面ばかりです。月曜日の豆まきでは、どんなお面に出会えるのかとても楽しみです。
今日は2月17日に行われる生活発表会の案内状を持ち帰りました。三葉幼稚園では、「秋の運動会」「秋の作品展」「生活発表会」の3つの行事の案内状を、全て教師達の手で作っています。今から25年前の話です。三葉幼稚園に赴任してきた副園長は、一人で子ども達のために手作りの案内状を作り始めました。それは、「子ども達の後押しをしたい。子ども達に心を届けたい。」という思いからだそうです。その思いに感銘を受けた教師達は、副園長を手伝うようになり、いつしか手作りの案内状は三葉幼稚園の名物になっていました。今回の案内状は、年長児の劇がテーマになっています。初めて発表会の案内状を目にした年少児達は、「これは年長さんの劇やろ!」「このお菓子の家はヘンゼルとグレーテルのお話!」とイメージを膨らませながら嬉しそうに案内状を眺めていました。教師の手作りであることを伝えると、「お外が真っ暗になるまで作ってくれたんやろ?先生、ありがとう!」とお礼を言いに行く子どもの姿も見られました。自分達がくじを引いた座席のページでは、「僕は11を引いたけん、ここの席!お母さんはここに座るんよ!」と発表会を見に来てもらうことを楽しみにしている様子でした。手作りの案内状は、「創造・情緒・社会性」などたくさんの要素が含まれた総合的な教材なのだと驚かされました。今回の案内状が、生活発表会に向けて子ども達の気持ちを盛り上げる後押しになってくれれば嬉しいなと思います。
昨日から子ども達が楽しみにしていた手作り給食の献立は、「豚丼・キャベツ、きゅうり、大根とソーセージのサラダ・人参とかぼちゃのおやき・パイナップル」でした。今日のサラダは、副園長が味付けをしたのですが、いつもと違う味の変化に年長児は気づいていたようでした。豚丼の甘さとサラダの塩気が抜群にマッチしたおいしい昼食でした。