2013年1月19日 土曜日
いつもぬいぐるみを抱っこしているAちゃんが今日は畳の上にひとつふたつと並べ始めました。そしてタオルを持ってくるとぬいぐるみの上にかけました。その様子を見ていたBちゃんもぬいぐるみを抱っこして隣へやってきました。そして同じように畳の上にきちんと並べて寝かせるとタオルをかけました。ふたりは顔を見合わせると「とんとん」と言いながらぬいぐるみを優しくたたいて寝かしつける仕草をしていました。そして時々ぬいぐるみを抱っこして自分のからだをゆすったり顔をなでたり。その姿をみると普段保育士が子ども達にしている様子そのもの。真似ながら、様々なことを学習していくのだなと、可愛い姿を微笑ましく感じながらも改めて気をひき締めなければと思いました。又、カーペットの上に場所を変えると今度はお料理が始まりました。ぬいぐるみを抱っこしたCちゃんがやって来てお弁当箱を差し出すとその中からレモンをひとつ取り「ありがとう」とお礼を言っていました。今までは言葉に出すことも少なく一緒に遊ぶことの少なかった幼児達が少しずつ言葉を交わし遊びが成り立っていく姿に成長を感じました。
戸外に出ると風よけをつけてくれたままごとコーナーが大人気で何人もの幼児達が集まってきました。いつもは幼稚園のお兄ちゃんお姉ちゃんがしているのをそばで見ていましたが、今日はD君が自分で好きな野菜を持ってきてまな板の上に乗せて手を添えてゆっくり切り始めました。保育士が見守る中、自分で切った野菜をお皿に並べたりボウルの中に入れたりしてお料理ができていきました。このような経験も毎日の生活の中で幼稚園児とかかわりながら遊ぶことにより見たり真似たりして身に付けていくことができるのだということを感じ、改めて幼稚園の中にある保育所の良さを感じました。