2008年11月10日 月曜日
連休の間に、冬が来たかのように寒くなりました。ちゅうりっぷ組のH君は、「今日、寒かったけん外出るん嫌で泣いてしまった。。。」と悲しそうに言っていました。外で遊んでいると、レストランごっこのポスタにトンボが止まりました。それを見つけたらいおん組のH君は、「トンボが飛んできたけど、止まったら動かなかったよ!寒いけん、動けんかったんかな?」と言いました。教師が「どうしたの?」と聞くと、「捕まえて空に飛ばしてあげたんよ!」と答えました。
子どもたちを誘って外に出ると、わらコナの隣で古森先生が柿の皮をむいていました。それを見たH君は、「皮をむいて、干して、甘柿にするんよね?」と話しかけました。私が、「何で知ってるの?」と聞くと「まい先生が配ってくれた本に載ってたよ!」と答えました。絵本やDVDなど幼稚園で見たり、聞いたりして学んだことが幼稚園の生活の中でも体験できることはすごく大切なことだなと思いました。また、子どもたちが手を切りそうになりながらもピラを使って最後まで皮をむいている姿にこの集中力も大切なことだと思いました。
子どもたちと皮をむいていると、ぞう組のYちゃんが大根のしっぽで作ったぞうを見せに来てくれました。Yちゃんは、教師が作ったねずみを真似して自分なりに工夫して首の回るぞうを作ったのです。鼻には、ちゃんと穴が開いていてぞうはそこから水を飲むんだそうです。野菜を使って料理だけでなく、こんなにも楽しい遊びをしたり興味を持って新しい素材として利用したりする姿を見て感心しました。
戸外の中心では、たくさんの子どもたちと教師がくじら組とらいおん組がまちづくりライブで踊った曲を踊っていました。くじら組のS君は、初めて踊る年少児に「足は、右、左・・・」とまるで教師のように優しく教えてあげる姿が見られました。作品展の準備も着々と進んでいます。明日も、寒さに負けず子どもたちと元気よく遊びたいと思います。