幼稚園の日記(ブログ)

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  2008年10月31日 金曜日

 「年長フロアーはアイディアいっぱいのレストラン!」 

ぞう組 原田寿子  くま組 村田 麻美  きりん組 山田 美和

 本日は第45回放送教育研究会四国大会 愛媛大会が三葉幼稚園で行われました。会場園となった本園では、8クラスが公開保育をし、四国4県から来られた保育所、幼稚園の先生方150名ほどが保育を見て協議をされたり熱心に研修をされました。子どもたちは登園するなり、戸外でリレーや泥団子作り包丁ままごとや木工遊びなどを楽しんでいました。また、わらあそびでは、慣れた手つきでわらをない、ぞうりを作ったり、カタツムリや、リースを作ったりとじっくりと遊ぶ姿が見られました。

 一方、年長組フロアではそれぞれのクラスがアイディアいっぱいのレストランを開きました。

 ぞう組の「レストランエレファント」では、オムライス、うどん、そばなどのメニューがありました。ところが…1番、最初に来たお客さんから「ビールをください。」との注文があり…子どもたちは目をまん丸くしながらも「ビールはありません。」ところがお客さんもしたたかで「コロッケにはビールでしょう。スーパードライにしてください。」ついに「かしこまりました。」と答えたウエイトレスさんはビールを調達したのでした。ビールはマクドナルドのカップに綿を入れ、ビールの泡に見立てていました。

 くま組ではハンガーや串団子が売られているハッピーレストランのほかにテラスで三葉銀行を開いていました。今までにない忙しさの中、三葉銀行では次々と手作りのキャッシュカードを使ってお金をおろすお客さんのために、お金作りがフル回転!忙しさの中でも笑顔あふれているくま組の子どもたちでした。

 きりん組ではテレビ視聴を全員でした後、それぞれの役割に分かれて開店準備を進めていきました。店長からの「準備できましたか。」との声に「オッケーです。」との返事が…いざ、オープンすると次々と来るお客さんとの会話を楽しみながらにこにこ笑顔で接するきりん組の子どもたちでした。

 3クラスがそれぞれのアイディアを話し合い、友達や教師と共感したり、共有したりしながら進めめているレストランごっこは来週も楽しみです。

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 「年中」

ひつじ組 日野 美雪  ぱんだ組 小倉 彩子  ぺんぎん組 丸山 利夫

 ひつじ組では昨日から始まった温泉行きのバスでのお迎えを張りきってしていた子どもたちでしたが、バスが壊れて何度も直しては迎えに行く姿が見られました。道後温泉ごっこには年少さんや研究会に参加されていた各園の先生方も巻き込んで遊んでいましたが今日は日ごろおとなしいMちゃんが店番をすることになりました。Mちゃんは何とか温泉に来てほしくて桶とタオルを持って勇気を出して「温泉に入りませんかー。」と参加した先生に声をかけたのには感動しました。

 ぱんだ組ではたくさんのお客さんで緊張している姿が見られましたが「いらっしゃいませー。いらっしゃいませー。」と大きな声で呼び込みをしたり、買いにきたお客さんにも「カルピスがお勧めです。」「ぶどうジュースがおいしいですよ!!」と勧めたり、そんな会話のやり取りに少しずつ緊張もほぐれてきたようでした。

 ぺんぎん組の子どもたちは、大人のお客さんが来たことで張り切っていました。ラーメン屋のY君は、「ラーメン食べませんか。」と呼び込みに大忙しでした。たくさんのお客さんが訪れて今までで1番の賑わいだったラーメン屋さんでしたが、以前課題であった調理場の清掃はしっかりとできていました。くじ引きやさんは少し緊張している様子でしたが恥ずかしがりやのR君が「くじ引きしませんか。」と大きな声で呼びかけたことがきっかけで、活気づき、当たりが出ると鈴を鳴らして「大当たり!!」とお祝いする姿が見られました。八百屋さんの女の子たちはお客さんが来ると「いらっしゃいまっせ。何にしますか?」と聞いて商品の売れたことをとても喜んでいました。

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 「年少」

  たんぽぽ組 吉本 多恵子  ひまわり組 中村 理香

 今日はお客様が大勢見られるということで、教師たちはドキドキ、緊張感いっぱい!一方子どもたちは普段通り、いえ、それ以上に何だかとても嬉しそうな表情で張り切っているように見えました。

 たんぽぽ組では朝早く来た、S君、Yちゃんは早速エプロンと三角巾をしてパン屋さんの店員になっていました。お客様に早速「いらっしゃい!いらっしゃい!」と声をかけていく姿が見られました。

 また、昨日木工で看板を作ったY君は、今朝も1番に木工コーナーへ出かけ金槌の勢いのよい音を響き渡らせながら職人のように釘を打っていました。

 さてドングリのプロジェクター視聴では今日は、特別大きなスクリーンでまるで映画館に入ったような気分で、あまりにウキウキ嬉しかったのでしょうか。大好きなカブトムシやちょうちょ、せみが出てくると思わず「ミーンミーン、ツクツクボーシ!!」と言って泣き真似をしたり、バッタが出てくるとスイーッチョン、チョンチョンスィーチョン!と歌い始めたりする姿が見られ、少しハラハラドキドキする場面もありました。

 ひまわり組のAちゃんはお金を作って年中組の映画館に行ったりお菓子を買ったり楽しんでいました。そして、もう1つどうしてもほしいものがあったのですが財布の中を見たAちゃんは10円しか手元にないことに気づき困ってしまいました。それを見ていた年長のRちゃんが「大丈夫。お金がなくなったら銀行に来たらいいよ。」と一緒に行って、キャッシュカードを作ってくれました。そのキャッシュカードを持ってAちゃんはうれしそうに三葉銀行へ行き「100円ください!」と言って出てきたお金を持って再度買い物に行きました。しかし、代金は300円、「300円やったけん、あと100円が2枚足りんかった…。」と言って帰ってくると「もう一回このカード使えるんですか?」と銀行屋さんに聞いて、300円を持って目当ての物を買いに行く姿が見られました。他のところでも、レストランや温泉など異年齢児と楽しんでかかわることができていました。

 今飼っているあおむしも今日の日を待っていたかのように今朝サナギからチョウになりました。登園してきた子どもたちは「チョウになっとるよ!」「でもまだ飛ばんね。」と会話していました。今日は夜うまれるチョウがどのようにサナギから変身するのか『チョウ』のDVDを視聴しました。R君は「あっ!サナギの殻が割れよる!もう少しで出るよー。」など興味を持って見ていました。そして、子どもたちが降園した後、2匹目のチョウが誕生しました。また、新しく黒色の幼虫も仲間入りしました。これからも子どもたちと成長を楽しみに育てていきたいと思います。

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