幼稚園の日記(ブログ)

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  2012年11月1日 木曜日

今朝、登園して来た子ども達の第一声は「昨日楽しかったね~」「チーターもおったね」など、やっぱり昨日行った動物園の遠足についてでした。そして、どの学年でも動物の絵を描いたり、作品を作ったりする姿が沢山見られ、中には、おやつの絵を描く子どももいました。楽しい経験が、形にして表現されていく事ってすごいなーと改めて感じました。

又、今朝は一段と寒く感じましたが、子ども達には関係ありません。寒くなってきた分、戸外に出ると、おにごっこや、帽子とり、かけっこなど、体を使って遊ぶ姿がみられるようになった気がします。すみれ組さんも、帽子とりゲームをして、沢山走って、楽しみました。そして「少し休憩ー!」と、アヒルさんの遊具に集まっていると、急にS君が「あれ!これ見て!葉っぱが、黄色と緑で混ざっとる!」と、イチョウの木を指して言いました。周りにいた子ども達も、それを聞いて「本当や!なんで黄色黄色と混ざっとんやろー」と興味深々」です。じーっと見て、考えているち、Yちゃんが「分かった!イチョウになりよんよ。だって、本当はイチョウの葉っぱって黄色なんやもん。Yは、ひよこの時に見たけん知っとる」と、言いました。それを聞いて、「そおなんや。イチョウって本当は黄色なんや」と納得したり、「えー!でもこの前まで全部緑やったよ」と、言ったりしていました。それぞれに思った事を言って、真剣に会話する姿が見られて、私もつい吹き出してしまいました。イチョウの葉が、全て黄色になった時、今度はどんな会話が聞かれるのか楽しみです。

すみれ組のYちゃんとAちゃんは、ダンボールのお家を作り始めました。中には、猫のご飯があったり、靴下があったり、すべり台をつけたり、、、と、次々にイメージを広げて作っていました。年中さんのように大きな家ではありませんが、年中さんのダンボールの街や、年長さんのお店屋さんごっこが、その中にぎゅーっと入っている気がして、とっても嬉しくなりました。

最近、歌をうたうと、すみれ組では誰からともなく、その歌に合った振り付けを考えて動く姿が見られるようになりました。今日は、「夕焼けこやけ」を歌っていると「おててつないでみな帰ろう」の所で、全員が一斉に手をつなぎ、顔を見合わせて歌っていました。手をつないでいない子には、隣の子から手を出してつないでいるのです。かわいらしいその姿を見て、心があったかくなったのと同時に、手をつないで笑顔になれる仲間がいるって素敵だなーと感じた一瞬でした。