2012年10月13日 土曜日
うろこ雲が一面に広がる空の下、みんなが待ちに待った「2012年 秋の運動会」が行われました。今回は今までとは違う方向を正面に、いつもより広いトラックでの運動会となり、いつも以上に子どもたちと客席が近く一体感のある運動会となりました。
元気いっぱいの体操『エビカニクス』の後、客席も巻き込んでの応援合戦では元気いっぱい、自信に満ちた子どもたちの表情が見られました。その後の行進では客席にアピールをする年少さんもいましたが、しっかり手を振って行進する姿を見てもらうことができていました。
そして、開会式では副園長から、保護者の方へ「秋の運動会は子どもが中心の運動会です。」ということ、また「感動する場面を見つけて盛り上げてください。」と話をしてもらった時にはみなさんがうなづいて聞いてくださっていました。そして、その後も会場全体で感動する場面を盛り上げてくださったのでその一部を紹介したいと思います。
年少さんの踊りでは昨日の盛り上がりを今日も引き続き、客席のお母さんたちにアピールしながら、全員が入ってしっかりと手を伸ばして踊ることができていました。
ぴよぴよの小さな足こぎの車を使った競技では、練習と本番では大違い。お母さん大好きな子ども達は、お母さんから離れられず,抱きついてくる子どもを片手で抱きかかえて車を押してゴールされるお母さんの姿も見られました。今日のぴよぴよさんが、1年・2年・3年と園生活を過ごし成長していく姿を楽しんで頂きたいと思います。
プレ年少のかけっこでは教師みんながびっくりするほどしっかりと歩いて入場することができ、走ることができていました。副園長の前でばんざいをして座席に帰るときはお母さんたちみんながカメラをかまえてシャッターチャンス!!かわいい姿が見られました。
年長の組体操では、本番前日までなかなかポーズが決まらず、出番直前にも練習した子どもたちは、グループで声を掛け合い、最後までしっかりとポーズを決めていました。
年少のかけっこでは、途中止まってしまったR君、転んでしまったYちゃんやT君も周りが盛り上げてくださり、歩きながらも、拍手の中自分でゴールすることができました。
年中のデコジャンボでは、赤コースは一度も勝つことができなかったうさぎ組、いつも一番なのに今日は三番だった青コースのぺんぎん組。りす組はいつも最後だったのに、なんと今日は一番に!子どもたちは本気で悔しがり喜び合っていました。今度は5クラスで勝負してみたいと思います。
年長の野球拳では、お客さんの拍手や歓声に励まされ、ますますポーズがしっかり決まるようになっていました。ウェーブが途中で少し止まったのですが、その後の子どもたちがフォローをし、いつもよりスピードを上げて曲に間に合わせていました。
年中の踊り『らいおんロック』では、昨日副園長の合図で教師も踊りに入り、「先生たちに勝ってる。」という励ましに自信をつけていた子どもたちは、今日「先生たちしっかり練習してきた?」と立場が逆転!今日も教師より上手で手をしっかり伸ばし視線もばっちり決まっていました。
年長の鼓笛隊では、練習でずっと『隊』になるということを教わってきた子どもたちは、今日は立派な鼓笛『隊』になることができました。入場から「僕たちに任せて!」と言わんばかりの表情で堂々と胸を張って演奏していました。テントがあり、沢山の人でいつもより曲が聞こえないはずなのに自分たちで修正する姿にも感動しました。本当に心を一つにして「世界に一つだけの花が開きました。
未就園児のかけっこや卒園生の綱引きにも多くの方が参加して運動会を盛り上げてくださいました。
最後の種目となったリレーでは、午前の部でバトンを落としてしまったN君や、抜かれてしまったKちゃんは午後でリベンジマッッチ!やる気満々で走りきることができていました。転んでも、バトンを落としてもすぐに走り、ほかの友達もその分一生懸命走るという姿がどのクラスにも見られ感動させられました。
一生懸命頑張った子どもたちはピカピカの金メダルと写真入りのクマのぬいぐるみのご褒美が…。帰りにはアーチの前、顔旗の前、自分たちのクラスのおみこしの前と写真の撮影会がそれぞれで行われていました。
ブログに書いたエピソードはほんの一部、全員が一人ひとり感動を与えてくれました。それぞれの家庭でも今日は子どもをいっぱい褒めてあげてください。