2012年10月4日 木曜日
秋風が、心地よく感じる頃となりました。
今朝、たんぽぽ組のAちゃんとKちゃんたち4?5人が、ポケット図鑑を広げて、何やら話をしていました。「なつのむし」というページの蝉を見たAちゃんは、「なつは、おわりよねぇ?」と言って、ページをめくると、「あきのむし」のページに出ているバッタさがしに出かけて行きました。 子どもたちもちゃんと、季節を感じて遊びの中に取り入れて、生活しているんだなと嬉しく思いました。
さて、その後何やら砂場の方が、にぎやかな様子・・・・・
声につられて行ってみると、そこは、くじらぐみ「ピタゴラゆうえんち」の再現を見ているような場面でした。くじら組さんを中心に年長さん、年中さん、年少さんまで大勢が集まってのそうめん流し屋さんごっこが始まっていました。水道の流し台の一番高いところから、雨どいを斜めにしてかけて、つないで、長い長い流れる「そうめんの道」ができあがっていました。「そうめんの道」の支柱は、高さや長さを考えながら、パイプ、雨どい、スコップ、鍋、コップなど様々な物を持ち寄っていました。「こっちが高いから、流れない!」「もう少し、低くしよう」「ここ持っとくから、パイプで支えて!」と子どもたちが、頭を寄せ合って相談しながら試していました。パイプのつなぎ目は、もちろん、高い方が、上に重ねられていて、まさに「ピタゴラゆうえんち」のハイウエイ作りと重なる光景でした。
「そうめんの道」を覗いてみると、子どもたちがままごとコーナーで、鍋の中に入れて湯がいた「松葉そうめん」が流れていました。
一緒に遊んでいた年少さんや年中さんたちも「ピタゴラゆうえんち」のそうめん流しごっこで、学びの場を共有しながら、仲間として楽しんでいる姿が見られました。そして、様々な体験が、「知恵と力」になり、着々とため込まれて、子どもたちの中に生きているのだと感動しました。
さて、年少さんの「まつりだ。ワッショイ!」の競技での先生達のちょっと恥ずかしい?エピソードです。
今日は、競技の途中で、おみこしがばらばらになってしまうというハプニングが起こりました。それを見た副園長。・・・かつぐ棒を突ける位置が違うことを指摘。何でも科学!こんな簡単なことに気が付かないとは・・・・ちょっと子どもたちに対しても恥ずかしい。そして反省した教師たちでした。
そして、本物のおみこしは、壊れないようにしっかりとロープを巻くんだというとも教えてくれました。そして、バラバラになってしまったすみれ組のおみこしは、副園長が、ひもをぐるぐる、しっかりと巻いてくれて、丈夫なおみこしに変わりました。タンブリンもつけてもらって、かつぐたびに「シャンシャン」と音がなって、気持ちもウキウキと盛り上がり、楽しくなったすみれ組さんは、そのおみこしをみんなで担ぐと「ワッショイ!」の声もどんどん大きくなっていきました。
これで、思い切り、スピードを出すことができるようになって、パワーアップしたので、明日は、他のクラスに勝てるかな!?と楽しみにして帰ったすみれ組さんです。