2008年10月16日 木曜日
火曜日から木工のコーナーができ、毎日そこにはたくさんの子ども達がやって来て作る姿がみられます。年長組とちゅうりっぷ、たんぽぽ組が芋掘りに行っている間、園では、年中組、年少組の赤コースの子ども達がそこで活発に遊んでいました。そこの台の上には、火曜日に古森先生が木工で作った家の形をした釘置きがおいてあります。それを見た子ども達が「可愛いなー。こんなおうち作りたいな。」と言ってその家を見てどうやって作っているのかを考えながら作っていました。土台を作るのが難しいようで、中には「先生ここ持っといて。」と言って教師に木を打ちやすいように押さえてもらって一生懸命釘を打つ姿も見られました。Aちゃんは土台と屋根を作って組み合わせると、その中にベッドや机、いすを釘で打ったり、ボンドで貼ったりして作って笑顔で「可愛いおうちができたよ。」と見せてくれました。子ども達は興味のあるものを見つけると、自分で考えて自分で最後までやり遂げようとする姿が見られ、その中で、成長しています。
また、今日はままごとコーナーの入り口に「おいしそうななんでもりょうり」と書いた紙が貼ってありました。そのコーナーに三葉の子達はもちろん、今日はこあらの子とお母さん達もたくさん集まってきました。年少児のHちゃんは「おいもやさんでーす。おいしいですよ。」と言いながら、昨日取れたばかりの小さなさつま芋を売っていました。昨日さつま芋をお土産で持って帰り、「焼いもしてもらった。」「お芋のお味噌汁やった。」とおうちで自分たちが取ったお芋の話をしながら、ままごと遊びをしていました。今日はお料理の材料の野菜は仕分けしないでいろいろなものが混ざったままの状態でおいてありました。その中から、自分の欲しい野菜を見つけて取り出して楽しそうに料理を作っていました。
お絵描きのコーナーでは運動会の楽しかったシーンを描く子、自分の顔や家族の絵を描く子などいましたが、やはり一番多かったのは昨日のさつま芋掘りでした。大きなお芋を取った絵やお芋を紙いっぱいにいくつも描く子、畑や虫も一緒に描く子など昨日のことを思い出しながら描いていました。絵を見ていてもままごとの様子を見ていても昨日の体験がとても印象的だったことがうかがえました。