2012年7月22日 日曜日
今週は、梅雨明けして暑い暑い本格的な夏が始まりました。そんな中、プール遊びを楽しんだ ぴよちゃん達は雨が降った木曜日、先週 作った魚を使って さかなつりをすることにしました。始めは、磁石を使って さかなつりをしようと磁石を準備していたのでティッシュペーパーの箱を利用して作った魚は重く落ちてしまいます。そこで、トイレットペーパーの芯を魚やたこに切ってつけ、釣りざおは、金の針金モールで釣り針を作ることにしました。磁石の釣り竿用には、広告で軽い魚も作りました。まだ、作っていなかった月齢の低い1歳児はティッシュの箱にシールを貼って魚がができると嬉しそうに見せてくれました。
お集まりの歌を歌った後、青いブルーシートを波のように揺らしながら広げ海に見たて まわりに子ども達が座りました。『これから、何が始まるのだろう』と興味津々の子ども達の目の前で『さかながはねて』の手あそびの歌に合わせて子ども達が作った魚やたこをブルーシートの海の中にポンポンと入れて、保育士が針金モールで作った釣り竿を持って魚を釣って見せました。すると、「釣る!」「したい!」と口々に言って手を伸ばしてきました。そこで、2歳児のAちゃんに釣ってみてもらうと1歳児もしたくて手をあげてアピールをしてきました。釣り竿は、人数分ないので順番です。月齢により釣り方も様々で、2歳児は釣り竿を持って魚めがけて釣ることができます。
1歳児も釣り糸をたらしたまま じっと待っていましたが、釣れず片手は釣り竿を持ち、片手は釣り針がついた ひもを持って口の所に入れようとしますが、なかなか釣れません。何とかして釣ろうと集中して どの顔も真剣です。そして、釣れた時は、「とった!」と嬉しそうに見せてくれました。月齢の低い子の中にも針金モールのついた釣り竿で釣りを楽しんでいる子もいました。磁石の釣り竿を持っていた月齢の高い子は「つれた!」「つれん!」と魚の重さにより つれる魚とつれない魚があることを知ったようでした。どの子も夢中になると どんどんシートの海に入っていってしまい最後には魚の中での魚つりになってしまいました。いつもは、すぐに飽きてしまう子も夢中になって遊んでいました。片付けの時間になっても「まだ、したい!」と泣いてしまう子もいて驚きました。さて、保育士は、子ども達の遊びの様子を見ながら、磁石で魚が釣れる重さの加減や釣り竿の必要な本数など あらかじめ細かい準備をして、子ども達に遊びを提供していくことが大切なことに気付き反省しました。また、糸の長さや片付け方によって竿の糸がもつれてしまうことも今更ながら、気付きました。今度はそのようなことを一つ一つ考えて、お部屋に準備しておきたいと思います。