2012年7月10日 火曜日
今週に入ってお天気の良い日が続いています。子どもたちは朝から汗をびっしょりかきながら遊びを楽しんでいます。
夕涼み会をひかえて図書館の前に特設ステージが設置されカラオケコーナーができそこでは子どもたちが交代でカラオケをしています。カラオケが戸外に出てきた当初は柱にぴったりとくっついて不思議そうにちょっぴり羨ましそうに見ていたひよこ組のMちゃん。今日ふとカラオケのコーナーを見るとSくんとMちゃんが観客席に座ってお友達の歌に合わせて手拍子をしていました。周りはお兄ちゃんお姉ちゃんばかりだったので歌えないかな?と思っていると教師にステージにあげてもらいマイクをぎゅっと握り歌うことができました!観客席の後ろから見ているとにっこり笑顔も出てきました。一学期の終わりはすぐそこに来ていますがこの何か月での成長を感じる場面でした。お兄ちゃんお姉ちゃんからの拍手をもらいステージを降りるときの表情はとても満足そうでした。
テラスではちょうちん作りをしています。幼稚園にある糊はひよこ組の子どもたちにとって珍しいものです。お部屋でも糊を使う制作が大好きなのですが今日も教師と一緒にちょうちん作りを楽しみました。三葉のちょうちんは先日のフリースクールでも副園長がみんなの前で説明してくれたオリジナルのちょうちんです。ひよこの子どもたちは、はさみを慎重に持って一つ一つ丁寧に切っていました。後から来たらいおん組の男の子たちが「先生これどうやるん?!」と聞きにきましたが何度もちょうちんを作ったことのあるTくんがささっと折って周りの友達に作り方を見せていました。プレ年少のひよこ組と年長児には3歳の差があります。大人にとっての3歳の差と比べると子どもたちの3歳、3年間にはぎゅっと詰まったたくさんの経験があります。三葉の様々な遊びの中で手足をしっかり動かして頭を使って考え刺激を受けることで今の姿があります。遊びの中には学びがあると副園長からよく話をしてもらいます。その学びの貴重な時間を有効に使うため教師が行動を起こしていかなければならないのだと改めて感じました。
今日はきりん組の子どもたちがケアフル竹原を訪問しました。出発前に副園長から「笑顔で頑張るんだよ!」「おじいちゃんおばあちゃんの元気を吸い取ったらだめよ!」と話をしていただきました。ふれあい遊びでは「茶摘み」「あんたがたどこさ」「幸せなら手をたたこう」などケアフルの利用者の方にも懐かしい遊びだったので喜んでもらうことができました。Tくんは寝ているおじいちゃんを見つけるとそばに行き優しく手をつなぐ姿が見られました。たなばたさまの手話も見てもらい、園に帰ってから副園長に自分の言葉で報告することができました。