幼稚園の日記(ブログ)

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  2012年6月30日 土曜日

今週のぴよぴよの子ども達は、いろいろな虫と触れ合っています。小雨が降っていた月曜日、保育士が裏道を歩いていると葉っぱにかたつむりが3匹いました。そこで、葉っぱと一緒にぴよぴよのお部屋に持って来て、いちごパックに入れ机の上に置いていました。すると、登園した子ども達が「なに?」「おるよ!」などシールを貼るのも そっちのけで のぞきこんでいました。お集まりでは、かたつむりの歌を手で表現して歌っていますが、かたつむりを見た途端、「でーんでん虫むし かたつむりー」と手で表現しながら お集まりでよく歌っている『かたつむり』の歌を歌い出しました。そして、いろいろな方向にはっていく かたつむりを「あー」と目で追いながら指さしていました。また、図鑑を広げて「おんなじ!」と図鑑と虫を見比べている子もいました。そのうち、「触っていい?」「かわいいね!」「堅い!」と殻を触ったり手の平にのせてあげるとはっている様子をじっと見たりしていました。つのを触ると引っ込むことを知り、何回も触って楽しんでいる子もいて見ることから触って、いろいろなことを感じ発見していったようでした。


水曜日の裏道には、いつもはそこでは見られない だんご虫がたくさんいました。今度は、大小数匹のだんご虫をパックに入れて お部屋に置いていると、「むし!」「いっぱい!」とパックの中をのぞき込み、「いっちゃった!」「だんご虫、まてまてー!」と歩いている様子に見入っていました。そして、ついにパックから自分でとって手の平にのせて、だんご虫の動く様子を見ながら「落ちちゃう!」と言って慌ててパックに入れる勇気ある子も見られるようになりました。


今週に入り、かぶと虫が次から次へと生まれ事務所前の大きいケースの中は、いつの間にか たくさんのかぶと虫が動きまわっています。子ども達は、ことあるごとに見に行っていて「動いた!」「食べた!」など興味津々です。木曜日に近くで見えるように弓達さんが、かぶと虫2匹をケースに入れて持ってきてくれました。さっそく、ケースを持ち横や上から見て観察していましたが、ケースから出して見せると歩いている様子に「がんばれ!」と声をかけて応援していました。保育士が、かぶと虫を持って「触ってごらん」と言うと恐る恐る背中を触りましたが、すぐ手を引っ込めていました。かたつむりやだんご虫は平気なのにかぶと虫を近付けると「怖い!」「いや!」と後退りをしたり逃げたり両手を隠したりする子も多く、つのが怖いようでした。この季節は、様々な自然や小動物に触れることができ、子ども達にはとてもよい経験になっています。


今週は、梅雨のまっ最中で雨が降ったりやんだり天候により気温の差も日によって大きくなります。木曜日は、雨がやんで陽ざしが強く、プール日よりになりましたが、鼻水が出ている子が多かったので浅いプールに水を少し入れて水遊びをしました。プールの中に、カラーボールや魚の玩具を入れると それを取るのに身を乗り出して取ったり投げたりして楽しんでいました。近くで、幼稚園のお兄さん・お姉さんがペットボトルや容器に水を入れて遊んでいるのを見て、真似をして水入れを無我夢中にしている子もいました。また、雨上がりで水たまりがあると、目を輝かせて水たまりに入りバシャバシャと泥水が飛び散るのを喜んだり水たまりの中に座り、中の小石を拾ったりして友達と嬉しそうに遊んでいました。これから、夏に向かって水遊びが盛んになります。朝、体調をみて送り出して下さい。