2008年9月29日 月曜日
今日は、赤コースの運動会の総練習の日でした。ところが、台風15号の影響で空はどんより曇って今にも雨が降りそうな天気でした。楽しみにしている子どもたちのために少しでも練習をしたいといつもより早く練習を開始しました。かけっこ、踊り,競技をテンポよく進めていきました。今日の課題は線を引かないで間隔をとること。年長児の野球拳では円、対角線、直線を見事に隊形変化を線無しでやり遂げ感動でした。子どもたちの集中力と連携もすばらしいものでした。そしていよいよ鼓笛の番で着替えてスタンバイしたところで、ついに雨が無情にも降り始め練習は中止になってしましました。すみれ組の子ども達もがっかりしながらお部屋に戻ると、すみれのお部屋は総練習で年長さんの鼓笛の準備の部屋になっていました。
そこで、さくら組の部屋へ入ることになりました。子ども達はいつもと違うお部屋で始めは戸惑っていましたがしばらくすると、自分のしたい遊びを見つけて遊びはじめました。絵本を読んでいる子、ブロックで車や飛行機を作っている子、正方形の積み木を「1.2.3・・・」と数えながら、並べてドミノ遊びをしている子、大型積み木を使ってお店を作っている子など、様々でしたが遊びの中に入れていない子どもは誰もいなくて、それぞれ遊びを楽しんでいました。 私も「いらっしゃいませー」と言う声に誘われて、行ってみると「ドーナツありますよ」とAちゃん。上手に粘土をのばして穴をあけ、ドーナツを作っていました。子ども達も、しっかり遊び込めるようになったのだと嬉しく感じました。
ひとしきり遊んだ後、遠足ごっこをみんなですることにしました。遠足にはお弁当を持って行くということで、手遊びで、おにぎりをつくりました。自分達の作ったおにぎりを持って「いざ出発!!!」ピアノに合わせて蝶になったり、トンボになったり、そしてカエルになったり、みんなとても嬉しそうで、すみれ組のお部屋はニコニコ顔のお花で、いっぱいになりました。そのうちに、動物園に到着!!!「動物園には何がいるかな?」と聞くと「キリン」「ウサギ」「ゾウ」などと、それぞれ答えが返ってきて、みんなでキリンさんになったり、ぞうさんになったり、両手でウサギになりきり、ピョンピョンと跳ぶ子、ワニのように床を這い回る子、手でくちばしを作り、小鳥になる子、それぞれがとてもかわいらしい動物になって、お部屋は今度は動物園になりました。そして、みんなが作ったおにぎりを食べた後、「遠足の時は、特別におやつを持ってきて食べていいんだよ」という話をすると、子ども達は「キャーキャー」いって、どんなおやつをもっていこうかと、嬉しそうに相談していました。まだ行ったことのない遠足も楽しそうだなと子どもたちのイメージも広がって行きました。
すみれ組の子ども達は、すっかり雨の日も、お部屋が違うこともどんな環境の中でも伸び伸びと遊び込めるみつばっ子になっていました。