幼稚園の日記(ブログ)

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  2008年9月26日 金曜日

 最近のぱんだぐみの子どもたちの大好きな遊び場は砂場です。今日も登園してくると、友達と誘い合って、砂場へ一目さんに駆けていきました。明け方までたくさんの雨が降っていたこともあり、水の中へ足を入れると「わあー氷の世界みたいやね」「冷たくて気持ちいいー!!」と言ってキャーキャーひとしきりさわいだ後、「今日は山と川を作ろうや!!」と言って遊んでいました。運動会の踊りのグループ作りゲームのなかで、グループに入れないで立っている友達に「おいでおいで」と言って入れてあげていたYくんは砂場でも、じっと立って見ている友達に「おいで」「こっちにおいで」と言ってスコップを渡してあげる姿がみられました。他の子たちの中でも「仲良くしてあげんといかんよね」「ケンカしたらいかんよね」などという会話があちこちで聞かれるようになりました。運動会の練習は子ども達からみるとゲームや遊びの部分も沢山あります。そんななかで友達関係も広がり、仲間意識も芽ばえてきているようです。

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 又、今日は、子どもたちの楽しみの手作り給食でした。今日のメニューは豚丼、サラダ、りんご、スープでした。子どもたちは「おいしいね」と言いながら残さず食べ、コップに入ったスープも「こうやってしたら具がまざるよ」と言って底に沈んでいた具をくるくる箸でかき混ぜて「にんじんとお芋が入っとるね」などと言って食べていました。そこで「ごはんは残さないで、きれいに食べましょう」という古森先生の放送を聞いた子どもたちは、「お皿がきれいになるように食べんといかんのよね」と口々に言いながら全部食べると、ピッカピカになったお皿を見せにきてくれました。

 又、今日は、午後から年長児対象の愛媛県出身のオペラ歌手二宮のり子さんの「親子ふれあいコンサート」がありました。オペラ歌手の二宮のり子さんがスパンコールがいっぱいのキラキラドレスを着て登場されると「うわぁ、かわいい!」「きれい」という声があちらこちらからあがりました。出身が宇和町ということで親しみのある伊予弁で子どもたちに語りかけて下さり、和やかな雰囲気で始まりました。(ちなみに古森先生と同郷で話が弾んだようでした。)イタリアの「オーソレミオ」をとても美しい声でうたって頂いた後からは、子どもたちも一緒に「犬のおまわりさん」や「ぞうさん」などを歌って楽しみました。その合間に、たくさん子どもたちに語りかけをして下さいました。先生が「わたしはお姫さまになりたかった」と言われると、すかさず子どもたちは「もぅお姫さまになってるじゃない」「お姫さまだよ」と口々に言いました。子どもたちから見れば、あのキラキラのドレスはお姫さまなのです。「つらいことがあったら、窓をあけて、お星様を三っつ数えよう! 一つ目は今日は悲しかったね! 二つ目はでも頑張ろう! 三っつ目は明日はもっと頑張ろう!! ファイト!」この言葉も何となく子どもたちの心に残ったようでした。私たち教師もとっても楽しく、勇気をいただきました。参加された保護者の皆さんにも「自分より大きい人になるに違いない。この子達の集中力と笑顔を信じましょう」と静かに語りかけられて、みんなが優しい気持ちになりました。

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   ★豚丼のレシピ★

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 材料    豚肉(モモ切り落し)、たまねぎ、にんにく(少々)、豆腐(又は卵)、春菊(緑の色付け、みつばなど)、三温糖、みりん、塩、しょう油、春雨

・豚肉は一口大に切ってみりんとしょう油で下味をつけておく

・たまねぎはくし切り、にんにくは薄切

・豆腐は手でくずす

・春菊は2cm程度のザク切

1.にんにくを油で炒めて豚肉を入れてさらに炒める。

2.次にたまねぎを入れて炒め、しんなりしたら三温糖とみりん、塩、しょう油で濃い目に味をつける。

3.手でくずして水を切った豆腐を入れて煮る。

4.豆腐を入れて味が薄くなっているので春雨を入れてやわらかくなったら、もう一度味を整える。最後に春菊を散らす。

※(ごはんにかけるので味は濃い目でよい)

5.ごはんにおつゆごとかける。(卵を使う場合は3の段階で流し込む。手作り給食メニューは全ての園児が食べられるよう卵、牛乳、鶏肉その他アレルギー材料を除外しております。)