2012年6月5日 火曜日
今日は、すみれ組は、廃材遊びが盛んでした。子ども達はみんなが持って来た、沢山の廃材の中から自分の気に入った廃材を選んでは遊んでいまた。同じカップをたくさん集めて、積木のように積んで楽しむ子、上手に使えるようになったハサミで、廃材を切って楽しむ子、それぞれのイメージで子ども達は楽しんでいました。
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その中でAちゃんはBちゃんと一緒に、紙カップに沢山の切り込みを入れていました。たこの足を作っているのだと早とちりした教師が「わー!これはたこ?」と思わず言ってしまうと、2人は声を合わせて「違う~!お料理のねぎ!」と言って、先程切った所を、横から切っていきました。小さく切れたものを別のカップに入れる姿を見て、私達が玉ねぎをみじん切りにする方法と同じだな~と、その知恵に感動しました。廃材で何でも作ってしまう子ども達はイメージして、より本物に近づけるために切り方まで工夫するのです。
さて、先月の親子運動会の日にお父さん、お母さんにプレゼントしようと栽培したカイワレ大根がどういう訳か、きれいに育たなかったのです。それが残念でたまらなかった教師達は子ども達と相談して再チャレンジする事にしました。前回は、葉に黒点が出たり、元気がなくしおれてしまっていたので、今回は種屋さんに聞いたり、教師でどのように育てるとよいか話し合ったりしました。
・牛乳パックをやめて、ペットボトルにしてみる(入れ物)
・水を毎日、入れ替える(腐敗を防ぐ)
・黒ナイロンではなく、新聞でかぶせて暗くする(蒸れないように)
子ども達も、もう一回できると大喜びで次は、元気なカイワレ大根を育てようと大張り切りです。前回の経験から、みんな一粒一粒、大切そうに種を植えていました。最後に、カイワレ大根に新聞をかけて暗くして「先生、よく忘れるから、みんなも毎日、水がえする事を覚えておいてね。」と、頼むと「大丈夫!!言ってあげるけん」「覚えておくね。」と心強い返事が返ってきました。子ども達と、今度は元気なカイワレ大根ができるよう、世話をして成長を楽しんでいきたいと思います。
子ども達が降園した後、こっそり覗いてみると、もう皮が割れて目がでようとしていました。