2012年5月30日 水曜日
先日びわの袋かけを一番に思いついたうさぎ組のA君が袋をかけてくれたことで、今日も次々と家から作って持ってきたり、その場で作ってかぶせたりする子どもたちの姿が見られました。
うさぎぐみのA君は、袋をかぶせた後、そのびわの木を見つめて、「この袋、このままだったら、すぐにはずれてしまうかもしれない。前(昨年)見たのは、ひもが付いていた気がする」と心配しながら家に帰ったそうです。そして一晩考えたA君は、今朝登園するとすぐに毛糸のひもを持って、びわの木のところへ急いで行きました。そして自分がかけた袋にひもを付けることにしたのです。「これで良し!」とA君はその後安心して遊びに出かけていきました。
また金曜日からずっと生長を見続けてきた椎茸が昨日にも増して大きくなっていました。登園してくる子どもたちは「まあーすごい!又大きくなってる」と立派なかさの椎茸にしばらく見とれていました。
昨日副園長に「そろそろ大きくなった椎茸から収穫しないとね」と言ってもらっていたので、何人かの年長児に相談しました。そしてB君の提案で「みんなに放送で知らせよう」と言うことになり、マイクを使って、みんなに知らせることにしました。放送を聞いた子どもたちは、先生と一緒に大きい物から順に大切に収穫していきました。椎茸に触れながら「ぷよぷよしてるね」「傘の裏側は、白くてぴらぴらがあるね」など気付いたことを次々と話していました。先日、プロジェクターできのこの映像を見た子どもたちは、「ここからほうしがでていたね」などの言葉も聞かれ、自分達の体験とすぐに重ね合わせることができる子どもたちに驚きました。
園内には、今様々な植物や、野菜がどんどん咲き始めていることにきづいた子、「トマトのりりこ」の成長が他のクラスに比べて大きくなっていないことに気付いたひつじ組の子どもたちは、大あわてで先生と一緒に液肥をあげていました。
「イチゴも赤くなっているよ。」と今日の収穫当番はひまわり組さん。たくさん収穫したイチゴのかごを持って、バスから降りてくる友達に嬉しそうに見せていました。毎日たくさんの発見と感動を届けてくれる子どもたちを見るのがとても楽しみです。
さて、今日は、預かり保育で、楽しみにしていた、おにぎりパーティの日です。出張で出かけていた副園長が帰ってくるとすぐに調理室に入ったその姿を見たとたん、さすがです。「古森先生!」と声をかけていました。
今日のおにぎりの具材は、おかかです。
銘々のお皿の上のご飯ときゅうり、おかかがのったお皿が次々と運ばれてくるとそれに釘付けになっていました。そして古森先生の説明をしっかりと聞いた後、一人一人がおにぎりを握るときの嬉しそうな表情は何ともいえずかわいい姿でした。さすが泥団子作りの上手な三葉っ子たち。手をご飯だらけにしていた年少児達も自分達がにぎったおにぎりをお皿にのせて「私のは三角」「僕のは四角」「私はまる」と上手ににぎれている年長児達に負けないそれは嬉しそうな表情で見せ合いこをしていました。今朝、駐車場でとれたきゅうりの塩ころがしと一緒にそれは美味しそうに食べていました。幸せな顔の子どもたちを眺めて私も幸せな気持ちになりました。回数を重ねるとそのうちおにぎりのプロが?!なんて想像したりしています。
また、今日は水・金コースのこあら保育がありました。登園したこあら組さんたちは園庭で遊んだあと、屋外遊ぎ場へ散歩へ行き、元気いっぱい体を使って遊びました。