2012年5月24日 木曜日
早いもので入園、進級してから2ヶ月が経とうとしている今、三葉っ子達は、色々な草花を利用して叩き染めをしたり、野菜の形を楽しみながらスタンプ遊びをしたり・・・そして、お絵描きコーナーでは副園長が今日は、イチゴのプランターとかわいい花のプランターを用意してくれました。環境の中に赤いイチゴが実っているプランターを見つけた年中組のAちゃんは、パステルでイチゴを描き始めました。そして、イチゴのまわりには、モンシロチョウが飛んでいてもう今は咲いてなかったイチゴの花も描きました。イチゴのプランターの下には、ダンゴムシもいます。又、お花からお花へ飛んで花粉でお化粧をして実がなるお手伝いをしてくれるミツバチも描きました。先日、トマトのりりこの苗植えをしたことや駐車場で見た、タケノコのこともこの1枚の絵の中には描かれています。ひよこ組から在園しているAちゃんは、今までいっぱい経験したことを沢山溜め込んでいて色々な遊びの中で引き出して想像をはりめぐらして表現しているのでしょう。まさに、遊び=学び、そして、体験が様々な場面でイメージされている様子が伺えてとても嬉しく思いました。そのことを考えた教師達は、環境の用意の仕方、絵の具の出し方等まだまだ課題があることに気付かされたのでした。教師の役割としてこのような子ども達の成長のチャンスをつくること、子どもの芽をつぶさないようにその感性に気付く感性を持つこと等教師の柔軟さも求められます。
一方、さくら組、たんぽぽ組、ぱんだ組、うさぎ組、ぞう組、きりん組、らいおん組とひよこ組は、屋外ゆうぎ場へ園外保育に行きました。昨日行ったクラスは、年長児が年少児の手をつないで歩いて行ったのですが今日は、集合時間に間に合わなかった年長児の変わりに副園長から頼まれた年中児が年少児の手をつないで行くことになりました。副園長から「ぱんだ組さん、うさぎ組さん、お願いね」と頼まれた年中児は、任された責任感と緊張感を持ちながら一生懸命、手をつないで歩いていました。副園長とした、前の友達と間をあけないことや左右を見て道路を渡ること等の約束をしっかり守った年中児を見て、成長しているな、頼もしいなと嬉しく感心するばかりでした。
今日は、太陽のパワーを沢山あびながら屋外ゆうぎ場でおもいきり遊びました。そして、自分の足で適度な距離を歩く経験も大切にしたいと思いました。その屋外ゆうぎ場の帰りに駐車場の畑に寄るとわくわくドキドキすることが起きていました。第一駐車場の畑には、以前、連作が出来るキュウリの苗を副園長が購入して植えてくれていました。その畑の前で副園長とくじら組さんが何かを見て話していたのです。その内容は、「みんな古森先生は、キュウリを食べたかったから、キュウリの苗を植えたの。でも、この1本だけはキュウリでなくどうやら、かぼちゃになったみたいなの。だから、まいごのまいごのかぼちゃさんなのよ」・・・それを聞いた子ども達は、その他の苗に咲いているキュウリの花とかぼちゃの花を見比べて「あれ?」と珍しそうに眺めていました。この連作が出来るキュウリの苗は土台はかぼちゃパワーでしっかりと根をはって、土から上は、キュウリの茎がついであったのです。お日様が大好きなキュウリが出来るはずが・・・この1本だけはキュウリにならず、かぼちゃの花が咲いたのです。どうやら三葉っ子達の為に考える機会をくれたようです。本当に自然は素晴らしい子どもの知性や感性を育てる環境です。私も子ども達のために素敵な人的環境になれるように頑張ろうと思いました。
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☆くじら組さんが風歩里に行きました。おじいちゃんやおばあちゃんに元気とパワーをプレゼントしました。☆