2008年9月18日 木曜日
台風が近づいています。今日も雨予報・・・。子どもたちと空をちらちら見ながら、「降るかなぁ、どうかなぁ?」 「練習できるかなぁ?」と、心配していましたが、今日はずっと曇り空でした。「今のうちにいっぱい遊ぶけん!」と、はりきっていたりす組のSちゃん。まっさきにうさぎ小屋に駆けて行き、「うさぎさん、エサだよー。」と言って、大根の葉をあげていました。「うさぎさんかわいいねぇ。ここいっぱいいるよ。前はこんなにいなかった気がするけど・・・。」と、不思議そうにしていました。実は、先日、産休中の三好先生が、うさぎを4匹届けて下さったのでした。まだまだ若いうさぎたちは食欲旺盛です。Sちゃんが持っている大根の葉を、少しケンカぎみに取り合いながら、ムシャムシャと食べていました。すくすく元気に育っています。
また、らいおん組とくじら組は、合歓の木を訪問しました。どのおじいちゃん・おばあちゃんも笑顔で迎えて下さったので、子どもたちも嬉しくなって、元気いっぱい歌や踊りを披露することができました。ふれあい遊びの『幸せなら手を叩こう』をする時に、最初は恥ずかしがっていたRちゃんでしたが、おばあちゃんの方から手をさしのべてもらうと、一瞬目を見開き、教師の方をちらっと見て、はにかみながらそっと手をのばして、おばあちゃんと触れ合うことができました。『マッサージ』をしている時には、「気持ちいいですか?どこをマッサージして欲しいですか?」と、問いかける子に、「すごく気持ちいいよー。ありがとう。」と、言って下さっていました。『にんげんっていいな』や『むしのこえ』を歌うと、知っている方は、一緒に口ずさんだり、手拍子をしたりして下さっていました。本当にあたたかい目で子どもたちを見守って下さり、涙を流すおじいちゃんもいました。そして、くじら組が入ったフロアに、’あるもの’があることに副園長が気づきました。その’あるもの’とは、『とんぼのめがね』の歌詞と振りが書かれたホワイトボードです。「もしかして、合歓の木のおじいちゃん・おばあちゃんは、とんぼのめがねを歌っていらっしゃるのですか?」と、副園長が質問をすると、「うん、うん。」とうなずくおじいちゃん。「子どもたちに教えて頂けませんか?」と、お願いすると、すぐに子どもたちと一緒に振り付きで歌って下さいました。今まで何度も合歓の木を訪問して交流をしましたが、おじいちゃん・おばあちゃんたちから教えてもらったり、リードしてもらったりしたのは、今日が初めてです。貴重な体験をすることができて、くじら組の子どもたちは、少し得をしました・・・♪こちらから、「○○しよう。」 「△△しよう。」と、働きかけるだけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんたちから教えてもらったり、意見を聞いたりしてかかわっていくことも、いいなぁ、楽しいなぁ、と感じました。
また、今日は津田中学校と、興居島中学校の生徒さんたちが職場体験学習にやって来ました。お姉さんたちが来てくれたことに、子どもたちは大喜びでした。「こっちに並んでー!」と、大きな声で子どもたちを呼ぶなど、私たち教師も、そのパワーに励まされました。元気で明るい幼稚園の先生になってほしいなぁ、と思います。