2012年5月10日 木曜日
進級した年長児にとって経験したこともあれば、初めて経験することも沢山あります。今日は、初めての手話教室でした。昨年、年中組の時に年長組さんから教わって、いくつかは知っていましたがホールへ上がったときの子ども達は、とても緊張した様子でした。講師の山中先生の優しい語りかけで、子ども達は、いつの間にかニコニコ笑顔になっていました。何故、手話をするのかということを子どもたちに分かりやすく説明してくださり、耳の不自由な人には手話でお話しすることを理解してから内容に入っていきました。クラス名、先生の名前、幼稚園名を教わった後、みんなが良く知っている「いぬのおまわりさん」の歌の手話を覚えていきました。
言葉では簡単に言えても、手話にすると少し難しいものもあり、最初は戸惑っていましたが繰り返してしていくうちに自信を持ってすることができるようになっていました。「いぬのおまわりさん」の歌は、年少のときから親しんできた歌なので覚えてくると、しっかりと大きな声で歌いながら表現することができていました。子どもたちの初めての経験をより楽しいものにして次への意欲につながるよう教師も共に興味を持ち、楽しんでいきたいと思います。
いつもはまだまだ年中組の頃のヤンチャさが残っている子どもたちが今日は、逆に気力に欠けている姿がみられ、教師たちももっともっと盛り上げて元気に取組んでいけるようにしていきたいと思いました。沢山の方にお世話になりながら子どもたちと共に学ぶことを忘れないでいようと思います。終わりの挨拶に”ありがとう”という手話を教えていただきましたが、頭を下げ、心を込めてできるようにしていきたいです。
さて、手話教室が終わると、トマトの苗植えです。リリコという種類のトマトで、カゴメから頂いたケチャップになるトマトの苗です。副園長から教えてもらい、トラックで運んでも皮が丈夫だから少々揺れてもつぶれない種類であるということを子どもたちに伝え、丈夫に育てられるように世話をしっかりとしていこうと約束しました。
幼稚園では、今色々な植物や野菜ができています。毎日の世話を欠かさずそれぞれの実りを見届けていきたいと思います。