2012年5月3日 木曜日
5月に入り新しく月極めのお友達が増え、ますます元気いっぱいなぴよぴよちゃんたちです。お部屋で遊んでいる時にブロックを手にしたA君とB君は普段から剣や鉄砲を作り「バンバン!」とよく遊んでいました。そんな2人が今日はそれを頭に付けて、「ヘリコプター」と遊び始めました。その様子を見ていた2歳のCちゃんも近くにあったおもちゃを手に取り「ヘリコプター」と頭にのせて嬉しそうに真似っこをしました。珍しいことや自分より大きなお友達がしていることにすぐ興味を持ち、仲間に入り一緒に遊び始めるのです。真似っこからたくさんのことを覚えていくぴよぴよちゃんにこれからもどんどんいろいろな体験と環境を用意し、成長を楽しんでいきたいと思います。
さて、ぴよぴよちゃんがお集まりをしている時のことです。副園長が色の鮮やかなこいのぼりを持ってお部屋に入ってきました。そして、「ぴよちゃんの子ども達も良い子だからお部屋にこいのぼりを飾ろうね。」とこいのぼりを付けてくれました。大きなまごいとひごい、子どものこいのぼりと吹き流しでお部屋はとてもにぎやかになりました。「わぁ、大きい」「すごいね」と子どもたちは大喜び。「これはお父さんのこいのぼりだよ」と声を掛けてもらうと泣いていたD君がおもわず泣き止んで指差しました。そのあとはそれぞれの子達が滑り台を滑りながら見上げて満足そうに笑う姿が見られました。また、幼稚園児達が作った浸し染めを使って、子どもたちとこいのぼりを作ったらいいよとアドバイスをもらい、早速おやつを食べた子からクレパスでこいのぼりに目をグルグルと描きました。Gちゃんは張り切ってクレパスを手に取ると、まず緑色で描き始めました。しばらくすると、自分で赤色、黒色と好きな絵を選んで描き、できたこいのぼりにとても満足していました。さっそく壁面に飾ったり、大きなこいのぼりと一緒に飾ったりして楽しみました。今回私たち保育士は5月に入ったにも関わらず環境構成は4月のままで、副園長が気付かなかったら幼稚園で子どもたちが盛んにこいのぼり作りをしている姿を目にしているにも関わらず、お部屋にこいのぼりを飾ることすら気づいてなかったのです。こんな失敗に心づかいの乏しさを大反省した私たちでした。
給食を今日もこいのぼりのように大きなお口をあけてパクパク食べているぴよぴよちゃんたちでした。