2012年5月2日 水曜日
今日は、朝から雨が降りバスに乗っていた子ども達は「雨が降っとるけん、外で遊べんね?。」と少ししょんぼりしていました。しかし、幼稚園では昨日から工事の方が作ってくださったポートができたことで、ままごとや砂場のあるピロティ―まで雨に濡れないで行くことができるようになっていました。その行き方を教師に教わっていた早く来た年長児が後から来た友達に、どうやってピロティ―まで移動するのか教えてあげている言葉を聞いていると、「緑のところで靴を履いて、こいのぼりのトンネルを通って行くんよ。」と教師から教えてもらった通りに分かりやすく教えてあげていました。また、新しくできたポートの下では、鉄棒もできるようになっていて、得意げに何回も逆上がりをして見せてくれました。雨の日でも、包丁ままごとや砂遊び、色水づくりに鉄棒と安心して、様々な遊びが楽しめることが嬉しくて、活発に遊ぶ姿が見られました。たんぽぽ組では、もらった図鑑が使いたくて雨が小降りになると、軒の下で雨を避けながら首に下げて園庭を探検していました。雨でダンゴ虫は見つけられなかったけれど、たんぽぽやパンジーを見つけて図鑑を開いていました。
年長児は5月から絵本の貸し出しが始まるので、新しい図書室へ行き使い方の指導をしました。まだ図書室に入ったことのない子ども達は、階段を上がると「木のいい匂いがするね?♪」「床がツルツルやけん、きれいな足じゃないといかんね。」と話をしていました。新しい図書室では、テラスが吹き抜けになっていて、椅子を持って行って登ると危険だということ、窓は勝手に開けないということ、椅子の使い方やトイレの使い方・自動で開く窓と、一つひとつ丁寧に子ども達に説明していきました。説明が終わり、椅子に座って周りを見渡すと、以前はくじら組の部屋にあった絵本が移動していました。誰が運んでくれたのか気になっていたようで、「誰が全部運んだん?」と質問してきました。春休みに教師たちが引っ越し屋さんのように運び、絵本の棚もくま組の部屋から窓を開けて、窓から窓へと運んだことを話すとみんな驚いていました。絵本サークルのお母さん達にも絵本を整理していただいたので、5月の図書の貸し出しでは絵本の使い方も指導しながら、【みつばとしょかん】を利用していきたいと思います。