2012年4月19日 木曜日
戸外で座っていると照りつける太陽が夏がやってきたかと思うほど、暑い1日でした。子ども達のキラキラとした笑顔とともに、太陽の光も眩しい園庭では、お引越しゲームの楽しい音楽が鳴り響くと、遊んでいた子どもたちが片付けをして集まってきました。泣いている年少児も年長児に手をつないでもらうと泣き止み、みんなと一緒に踊りに参加することができていました。年長になりたての子どもたちは「お兄さんお姉さんなんだ」という自覚を持ちながら少しずつ年少児に思いやりを持ってかかわる姿も見られています。
お引越しゲームが終わり、それぞれのクラスに分かれて集まっていると・・・・何やら動物たちが色々なところから園庭にやってきました。猿や蛇、かわいいウサギに大きな象やキリンなどたくさんの動物になりきった教師たちが次々に現れました。新クラスになったばかりということでコミュニケーションをとろうと副園長にアドバイスをもらって考えたジェスチャーゲームの始まりです。大きな象が長い鼻を振り、砂ぼこりを上げながら出てくるとすかさず副園長が「ぞうさんだったら水もまけるかな?」と水の入ったジョウロを持ってきて教師に渡しました。ジョウロを鼻のあたりに当てて、水をまいていくと子どもたちの大喜びです。「みんな?ぞうさんに水をかけられないように気をつけてね?」と副園長の声に教師も子どもたちも大騒ぎ・・・。
このようにさりげなく、そして楽しく環境を整えていくことをまた一つ学ぶことができました。
楽しいゲームや踊りが終わると、待ちに待った副園長の手作り給食です。今日のメニューはカレーピラフ・ミカンジュース・味噌汁・骨付きチキン・マカロニサラダ・うどんピッピ天です。たくさんの種類で色とりどりのメニューがお皿に並び、子どもたちも大興奮で「いただきます」をしました。もちろん1番に鶏肉にかぶりつき、カレーの良い香りに誘われてピラフもたくさんおかわりをしていました。
初めての会食でしたがそれぞれのコースで子どもたちが助け合い、楽しい時間を過ごすことができました。少しづつ園生活の楽しさを知り、また、教師たちが楽しさを知らせていけるようにしていきたいなと感じました。