2007年12月7日 金曜日
久し振りに降った雨に子ども達は「寒いねー」「暗いねー」と口々に言って登園してきました。ところが雨の為、裏通路を利用して入ってくると、何やらいい匂いが漂っているのに気付き、台所をのぞきこんで、「古森先生、おはよう。何、作ってるの?」と声を掛けていました。「さあ、何だろうね。楽しみにしていてね!」と古森先生が答えるとすーとお部屋に入っていきました。時間が経つにつれ、ギャラリーが増えて調理場の窓には子ども達が押しかけていました。
今日の昼食は松山給食センターさんのカレーライスだったのですが、昨日、中西恵先生(10月退職)が愛娘を見せに来てくれた時、実家から沢山、大根や白菜を持って来てくれたので、古森先生が新鮮なうちにと大根煮を作ってくださったのです。この匂いは園内に漂い、「あ、今日は大根だ!」と言う子さえいました。この匂いにつられていたのは子ども達だけではありません。今日のJAFコンサートをして下さることになっていた『JAF交通安全ドレミぐるーぷ』の方々も準備をしている時から「これは大根を煮てる匂いよね」「おいしそうな匂いね」と話していたそうです。3階ホールまでおいしい匂いが漂っていたとは驚きでした。
さてさて、その来園された『交通安全ドレミぐるーぷ』の方々による交通安全コンサートはボーカル2人、ピアノ1人、フルート1人、ヴァイオリン1人の5名で結成されたグループの演奏でした。皆さんプロとしてそれぞれに活動されており、今日はボランティアで集まって子ども達に歌や演奏で交通安全についていろいろなことを知らせて下さる企画でした。とてもきれいな澄んだ歌声と生で聞く楽器の音色に感動を覚えました。子ども達は『さんぽ』『アンパンマンマーチ』『ドラえもん』『森のくまさん』『あわてんぼうのサンタクロース』等々を一緒に歌いながら楽しくコンサートに参加することができました。その中で、チャイルドシートやジュニアシートを利用し、車の後ろの座席に座ることや、道路を渡る時の諸注意を替歌などで覚えていきました。このようなプロによる演奏を子ども達に直接聞かせてあげることで心に響くものがあるに違いないと思っています。
発表会に向けての準備も始まってきました。歌や踊り、リズム遊び、劇遊びにつながるいいきっかけにもなりました。森のくまさんの替歌 ♪青の時 渡れます 赤黄 止まれです・・・♪ と歌っていたら今日の成果です。
明日は年中組の参観日です。お待ちしております。