2012年3月16日 金曜日
昨日卒園式を終えたばかりの子どもたちが今日は卒園児として登園してきました。1日過ぎただけなのに子どもたちの表情が何となくお兄さんお姉さんに見えました。ほとんどの子が制服を脱いで私服で登園してきた中、Aちゃんは「少しでも幼稚園の制服が着たいから。」と最後の制服で登園してきていました。登園してから昨日の卒園式の話をしたり、鬼ごっこを楽しんだりした後、「次は誰がこの部屋使うのかな?」と話しながらロッカーのシールをはがしたり、部屋をきれいに掃除したりしていきました。そして最後のクラス写真は昨日くぐって登園し、くぐって降園したアーチの下での撮影でした。お帰りの時間が近づいたところで教師が「片づけるよー。」と声をかけると「あと1分だけ待って!だるまさんころんだするけん。」「あと少しだけ。ブランコしてくる。」と幼稚園に少しでもいたいと思う気持ちが強く伝わってきて、幼稚園が大好きになってくれていることをとても嬉しく思いました。バスに乗るときには「入学式にコサージュ付けるね。」と言ってくれた子どもたち。私たちもみんな仲間のコサージュを付けて入学式にはまた一つ成長したみんなの姿を見に行かせてもらいたいと思います。
年少、年中のクラスでも終園式・お別れ会を残し、あと1日となってしまいました。教師たちのちょっぴりさみしい気持ちとはうらはらに子どもたちの気持ちはもう進級するクラスのことで頭がいっぱいです。部屋の粘土板やままごとをみんなで洗いながら「今度はひよこさんや、コアラさんが使うんよね。」「きれいにしてあげんとね。」と力が入っていました。そして、降園準備を終えてバスの時間までの間は子どもたちの大好きなことがしたいと教師が「何がしたい?」と聞くと、『歌が歌いたい』と答えました。そこで、4月から歌ってきた歌を歌ったり、一番好きなゲームをしたりして、過ごしました。たんぽぽ組では来年自分たちが生活する部屋を見て回りました。自分の中では何組になりたいか決まっている子どもたちは目をキラキラさせながらクラスを回っていきました。しかし、本当に思い通りのクラスになるかはわかりません。ドキドキのクラス発表。みんなが思い通りのクラスになるといいのですが……。