幼稚園の日記(ブログ)

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  2012年3月7日 水曜日

 今日は朝から、砂場でたくさんの子ども達が山づくりをしていました。それはやがて、ひつじ組グループと、らいおん組グループの高い山づくり競争になっていました。今日で一人登園が最後になるこあら組の子ども達も、その中に入って、せっせとスコップで土をすくって山にのせていました。

      

 一方、らいおん組の男の子は、ままごとコーナーで料理作りをしていました。お弁当箱に、大根や人参、ブロッコリーで作った料理を詰めると、彩りで菜の花を飾ったAちゃんは、とても嬉しそうに見せてくれました。すると、「ちょっとまって!」と、Bちゃんが、大根を短冊切りにして、一品加えました。それよりも先にスープとカレーを作っていたCちゃんは、テーブルに料理が並ぶと、必要なものを考えてやかんに水を入れると、飲み物を用意してくれました。みんなで、「いっただっきまーす!」。みんなの料理を合わせて並べ、お互いが作った料理を食べ始めました。「これおいしいぞ!」「上手に切っとるな!」と、まるで料理人のように評価し合う子ども達でした。三葉でしかできない遊びを楽しむ子ども達を見て、卒園までに、子ども達に心残りがないように過ごしていこうと思いました。

         

      

      

              

   

 年長は、最後の習字と英語が終わり、卒園の準備も本格的になってきました。昨日の出来事ですが、式の中で、子ども達がかっこよく出来るようにという思いが強すぎて、教師達がまるで鬼のようにこわーい顔になっていた?(副園長によると)そうで、副園長は子ども達に、「自分で考えて、立派な卒園式にしよう!」と、優しい表情で声を掛けてくれました。その瞬間、子どもの意識が変わってきました。また、証書授与の際、一人ひとりの名前を担任が呼んでいくのですが、そこで意識しすぎた神岡先生は、低い声で名前を呼んでいました。それを見た副園長は、子ども達一人ひとりの名前は生まれて初めてお父さんお母さんからもらった大切なもの、その大切な名前は、明るく大切に呼ぶことを指導してもらいました。子ども達も、「怖い声より優しい声で呼ばれる方がいい!」と言って、うなづいていました。優しい声で呼ぶことが出来るように、4人の先生の宿題になりました。そして、練習を終えて退場になると、副園長はホールの一番後ろで、笑顔で見送ってくれたのです。子ども達も笑顔になり、中には手を振る子も☆明後日は、お母さん達と一緒に練習することを聞いて、張り切っています。

   

   

   

 部屋で育てているクロッカスの花が咲き始めています。黄色、白色、紫色の3色で、子ども達も、「きれいやねー」と言って、観察している所です。お家に持って帰って咲いて終わったら、地面か植木鉢に地植えしておいて下さい。来年また、きれいな花が咲くと思います。