幼稚園の日記(ブログ)

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  2012年2月21日 火曜日

今日も元気いっぱいな三葉っ子。自由参観日2日でしたが、戸外では、たくさんの子どもたちでにぎわっており、サッカーやなわとび、鬼ごっこなどをして、身体をいっぱい動かして遊んでいました。

りす組のA君に呼ばれて行くと、「これ、うさぎさんにあげるんよ。」と言って、木の根っこを持っていました。昨日、りす組とぺんぎん組は、『 しぜんとあそぼ 「うさぎ」 』のDVDを視聴しました。その中で、うさぎは草や、木の葉っぱ、根っこなどを食べると言っていたのです。その事を思い出しながら、「いつも野菜ばかりあげているけど、根っこも食べれるんやねぇ。おいしいかなぁ?」と言って、うさぎの顔を覗き込んでいました。その様子を見ていたBちゃんは、ちゅうりっぷの水やりをしている時に、「あ!ちゅうりっぷの雑草も、うさぎさんにあげたらいいんやない?」と気付いて、抜いた雑草の土をきれいにおとして、うさぎにあげに行っていました。他にも、DVDの中で言っていた、うさぎは鼻や耳がとてもいい事、あごを木にこすりつけたり、うんちをして仲間に分かるように匂いを残する事なども話題にしながら、うさぎの耳の形やしぐさなども、じっくり観察していました。幼稚園で産まれたうさぎの赤ちゃんもまだ少し寒くてなかなか穴から出てきませんが、「早く見れたらいいねぇ。」と言って、楽しみにしていました。

また、今日は赤コースのミニ発表会がありました。園内リハーサル、市民会館でのリハーサル、本番、そして今回と、衣装を着るのも今日で4回目。子どもたちも、自分でできる所は自分で着たり、脱いだ服もきちんとたたんで入れる事ができていました。今日もたくさんの保護者の方が来られていて、少し恥ずかしそうな子どもたちでしたが、楽しく演技していました。市民会館の舞台に比べて、間近で見てもらえるので、子どもたちの役になりきっている表情や、年長児の手話の指の動きなども、じっくり見て下さっていました。自分の出番が終わって、会議室に戻った(年中)ブレーメンの音楽隊の子どもたちに、「終わったね。」と声をかけると、ぱんだ組のBちゃんが、「今ここにいるみんなでするブレーメンは、もうこれで終わりなんよね。」と、ポツリとつぶやきました。それを聞いたぺんぎん組のCちゃんが、「なんだか寂しいねぇ。」と言いました。「でもまた一緒に遊んだりしようね。」と、言っている子どもたちの姿を見ながら、クラスの枠を超えた小さな絆が見えたような気がして、なんだか微笑ましく思いました。一つの大きな行事を経験して、少し成長した子どもたちです。

そして、昼食の時間になりました。今日はお弁当持参で来られている保護者の方も多く、一緒にお話しながら、楽しく食べていました。午後の時間も、それぞれのクラスでエプロンシアターを見たり、踊ったり、絵本サークルのお母さんに絵本を読んでもらったりして、ゆったりと過ごしました。ぺんぎん組は、先週借りた図書の絵本を、図書室に返しに行きました。絵本についている平仮名や番号をしっかり見て、元の場所に返したり、順番が違っている所に気付いて直したりする事ができていました。ぺんぎん組で過ごすのも、もう残り1ヶ月弱となりました。日々の生活を大切にしながら、年長さんへの準備をしつつ、楽しく活動していきたいと思います。