2012年1月21日 土曜日
3学期が始まり、園庭で幼稚園のお兄ちゃん・お姉ちゃん達が凧作りやコマ回しなどいろいろな遊びをしているのを興味津々で見ていたぴよぴよの子ども達に、幼稚園の先生が見本で作っていた新聞紙でできた凧を貸してくださいました。嬉しそうに毛糸を持って走りますがズズズ・・・。手が低くて土の上の方をひこずるようにして走ります。「手を高く上げて!」と保育士が見本を見せると真似して手を高く上げると凧も高く上がりました。高く上がった凧を見て嬉しくなり、ぐるぐると園庭を走り回っていました。そこで、保育士もお部屋でスーパーのレジ袋にアンパンマンを描き毛糸を付けアンパンマン凧を作ってみました。アンパンマンの好きな子ども達が「アンパンマン アンパンマン」と言って集まってきたので、戸外に出る前にお部屋で少し飛ばしてみるとよく飛び大成功!「すごい!」 「したい!」と口々に手を伸ばしてくる子ども達を戸外に誘って、早速保育士が一番にアンパンマン凧を持って走ってみると、子ども達も追いかけます。「次、〇〇ちゃん」と自分で飛ばしたいとアピール!ぴよぴよの子ども達だけの園庭は広くあちこちと自由に走り回っていました。凧が空にあがるのが嬉しく1人でずっと凧を持って走っていた子もいて楽しんでいました。
また、保育室では、こまをつまようじや割りばしで作ってみました。保育士が指で回すと子ども達も手に取ってくるっと指で回していましたが、ぴよぴよのこども指では、つまようじは細くて回しにくく「あれ?」という風に軸の上下を不思議そうに眺めてました。次の日、西宮先生が牛乳パックでこまを作ってくれました。「なんだろう?」と近寄ってきたRくん。くるっと回してみせると、すぐさま取って回してみます。取っ手がペットボトルのふた、下がボタンで幼児の手でも回しやすくクルクルと回ります。Sちゃんは「ヘリコプターみたい」ととても嬉しそうでした。他の子ども達もやって来て「する!」と言っては、止まるのを待てずに手で止めてしまうので順番に回すことにしました。次の日、何も描いてない取っ手のついたこまを出して「お絵描きする?」と聞くとKちゃんがクレパスを出してきました。“お絵描き”というと即座にクレパスにつながるようになってきたことに驚きました。しかし、今回は、マジックを使って描くと他の子ども達もやって来て「パンダ」とか「赤」 「青」と言いながら描いていました。次は、回し競争です。「よーいどん!」を待てずに夢中になって回していました。自分でお絵描きをして遊べる手作りおもちゃは、既製のものより様々な発想もでき、おもしろいものです。
幼稚園のお兄ちゃん・お姉ちゃん達が、いろいろなものを作っている様子を見て刺激を受けながら作る楽しさを少しずつ知らせていきたいと思います。