2012年1月19日 木曜日
図書室で本を見ていた教師が面白い形をした凧が載っている絵本を見つけました。それは、「タコ」の形をした「凧」です。早速、試しに作ってみると、八本の足をニョロ動かして、空を飛ぶではありませんか。子ども達も「タコの凧や?」とか「足八本あるんよね」と言って、喜んでタコの凧の後ろを追いかけて楽しんでいました。幼稚園が始まって凧揚げが盛んになり、毎日毎日色々な凧を作って飛ばしていた子ども達でしたが、ちょっと下火になった今日、またまた凧熱が高まった一日でした。
ひつじ組は、今日ケアフル竹原を訪問しました。年長さんの後を引き継いでの訪問です。練習の中では、やはり集中が途中で切れてしまったり、あまり意識が持てない子がいたりと大丈夫かな?と心配していました。しかし、副園長が「何の為に行くのか」という事や、お話をするときは「聞いてね」。歌をうたう時も「おじいちゃんおばあちゃん聞いてね」という気持ちで歌わないと伝わらないという事を話してくれると、子ども達の意識が変わった様に感じました。「おじいちゃん達に元気をあげに行く」という目的、温かい気持ちを持って交流する事の大切さの伝え方など、私自身改めて気付かされました。そして、ケアフルに到着すると、入り口を入った時は、緊張していた子ども達ですが、元気に歌を歌って、アブラハムを踊った頃には緊張もほぐれていました。アブラハムを踊ると、手を振って一緒に踊って下さったり、触れ合い遊びの「げんこつ山のたぬきさん」では、見事おばあちゃんがジャンケンで1位になる場面も見られました。「負けてしまった?」「やった?」と言って一緒に遊んで下さったり、歌を歌うと手拍子をして下さったり、お年寄りの方も、年中児に合わせて、とても盛り上がげて下さいました。最後、握手をして挨拶をする時には、「また来ます」とか「元気でいてね」などと声をかける子ども達もいて嬉しく感じました。「おじいちゃん達、ニコニコになっとったね」 「喜んでくれた」と、嬉しそうに言っていたひつじ組さんですが、これからケアフルの方々にも交流の機会を頂いて、今のかっこいい年長児のようになれるよう、育てて頂けたらと思います。今日は、おじいちゃん達に元気をあげにいった子供達も、元気をもらって帰ったきました。
昨日の火曜日コースのこあらさ んに続いて、今日は水曜コースのこあらさんの初めての一人登園の日でした。ままごとのコーナーでは、在園児をマネして大根をすりおろしたり、年中、年長児の作ったご馳走を机に並べて嬉しそうにしている姿もみられました。もちろん、初めての一人登園ですので、大好きなお母さんを思い出して、ちょっぴり泣いてしまう子もいましたが、とてもおいしい手作りのさつまいもスティックを食べ、手遊びをする時にはニコニコ笑顔になっていました。来週の一人登園も楽しみです。こうしてお家の方から離れて少しずつ自分の生活の場を広げていく子ども達。幼稚園に入園する頃にはすっかり三葉っ子になっていることでしょう。とても楽しみです。