幼稚園の日記(ブログ)

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2025年3月5日 水曜日

 今日は、年長児が秋に収穫して餅つきをした残りのもち米を使ってぼた餅作りをしました。先週、古森先生に衛生的で簡単なぼた餅の作り方を教えてもらい、教師達は、調理室で子ども達には内緒!で試作会をしていました。その時のこと、古森先生に用事があって調理室にやってきたA先生の後ろには、何も知らないうさぎ組のYくんが付いてきていました。あま〜い匂いにニコニコです。その笑顔に古森先生が特別に出来立てのぼた餅をYくんの口に入れてくれて試食させてくれました。Yくんは、ぼた餅が口に入っている間、ずっとニコニコとろけてしまいそうなぐらいの表情で、まだ食べたいと口をあ〜んと開けておねだりしていました。みんなには内緒!と言われ、調理室のドアが開いていると「ここ開いてたらバレちゃうよ!」と嬉しそうに見張っていました。

 そして今日、プレ年少さんは年長のお兄さん・お姉さんと年少さんは年中のお兄さん・お姉さんと一緒にぼた餅作りをさせてもらうことになったのです。まず、古森先生がやって見せてくれたのは、蒸した餅米をコップに入れてフリフリ〜と振ってお皿に出すとコロンと丸いお餅に大変身!あっという間にお団子に変身したもち米に自然と歓声が上がります。そして、お皿のラップの上にあんこのお布団を作ってそのもち米ご飯のお団子を乗せてくるくるとするとぼた餅の完成です!

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 子ども達も手を洗い、消毒をしてぼた餅作りのスタートです。古森先生が作っている時に一緒に「まーるくなーれ!」とフリフリ練習していたのでシュミレーションは完璧!どんどん丸くなっていくお餅に大興奮の子ども達。クッキングを全力で楽しんでいるのがよく分かりました。あんこの他にきな粉のぼた餅も作りました。コップの中にきな粉を入れてもち米のお団子を入れてフリフリすると今度は白からきな粉色に変わっていきました。今日のクッキングは、もち米はご飯をコップに入れてフリフリすると丸くなったり、きな粉で黄色くなったりして子ども達の心はドキドキワクワク、まるで魔法を見ているような表情になっていました。

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 ぼた餅が完成し、クッキングが終わるとみんなで「いただきま〜す」あんこ、きな粉それぞれ気になる味から食べました。きな粉は大豆から出来ていて大豆は、お腹にいる鬼を追い払ってくれると教えてもらった子ども達からは、きな粉のぼた餅を食べると「バイキンマンやっつける!」「鬼退治!」と笑いながら嬉しそうに食べる姿も見られました。ぼた餅は春に雪が溶けた時に作るから「ぼ・た・も・ち」と教わりました。「あんこときな粉、どっちのぼた餅が美味しい?」という教師の質問にぱんだ組のRくんは、「どっちも美味しいから選べな〜い」と頭を抱え、「Tくんのぼた餅美味しいよ!」とTくんが言うと「こっちも美味しいけん!!」と少し怒った様子のDくん。自分が作ったぼた餅が1番だと競う姿がとても可愛かったです。

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 年長さんが収穫したもち米が余っているところで決まったぼた餅作りですが、古森先生の子どもの為のぼた餅作り教室は簡単で楽しく、子ども達の色々な表情ご見えて驚きました。また、家庭でも話を聞いてみて下さい。この方法だと家庭でも簡単に作れます。親子のぼた餅作りも楽しいのでおすすめです♪

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