2025年1月31日 金曜日
今週は寒い日が続きましたが今日は比較的暖かく過ごしやすい1日となりました。朝のバスの中では生活発表会に向けての話題が絶えず「〇〇役の衣装作らないと‼」「年中さんのジャックと豆の木見に行ってみたいな・・・」と教師や友達と話しながら期待をもっている様子がうかがえました。
園庭では羽根つき、こま、マラソン・・・と様々な遊びで盛り上がる中、放送デッキの前ではオペレッタや踊りの曲が流れていて年中児が集まって楽しく自主練習をしていました。先週までは自分の役や踊りについていくのが精一杯だった子ども達ですが今では踊りの子がオペレッタをしたりオペレッタの子が踊りをしたりとどちらも覚えてどの子も笑顔いっぱいで楽しんでいます。
外でいっぱい体を動かして遊んだ後部屋に入ると味噌汁を飲んで各学年生活発表会の練習や来週の豆まきに向けて鬼のお面作りとどのクラスも賑やかです。うさぎ、ひつじ組では「自分の心にいるどんな悪い鬼を退治したい?」と聞くと「泣き虫鬼」「いじわる鬼」等思い思いに言ってくれました。S君は「先生も怖い鬼退治しないとね‼」とふいに言ってきたので思わず笑いながらも反省です‼そして、驚いたのは廃材で鬼を作ったA君の鬼のお面です。完成した物をみるとこれどこから被るの?と思う鬼のお面ができていて聞いてみると「こうだよ‼」と見せてくれて「なるほど~」と感心しました。どの鬼もおもしろい、怖い、可愛い鬼と様々です。豆まきではみんなで楽しく自分の心にいる悪い鬼を退治できるようにしたいと思います。
明日から2月!!発表会まで2週間しっかりと感染予防をしながら元気いっぱい練習したいと思います。
2025年1月30日 木曜日
今朝も子どもたちはいつもと変わらず登園後、身支度を済ませると、喜んで戸外へ出て色々な遊びを楽しんでいました。
そうこうしているうちに園庭もいつの間にか太陽の日差しに包まれ、とても綺麗な青空が広がっていました。
今日は年長、年中、年少の順に保育室へ入ったのですが最後まで残っていたひまわり組とすみれ組の子どもたちが広々とした園庭を見て、「ねえ先生走ろう!」と言って走り始めました。「そうだね、走ると温かくなって元気になるから走ろう!」そう言ってヨーイドン!で教師も残った子と一緒に後に続きます。途中、保育園のひよこ組さんの乱入!?(笑)もありましたが、教師がフラフラになるくらい何周も何周も楽しそうに走り、満足して保育室に戻りました。
保育室に入ると10時のおやつ味噌汁の時間になりました。調理師さんの心のこもった味噌汁は子どもたちも大好きです。あっという間に食べ終わり、おかわりの行列も恒例となりました。朝、元気がなかった子も味噌汁を飲むことでニコニコ笑顔、そしてパワー全開となります。
早いもので1月も終わろうとしています。2月の発表会に向け、大道具、小道具作り、そしてそれぞれ演じる時に身に付ける衣装やお面作り等、子どもたちと一緒にああでもない、こうでもないと考えながら進めています。
今日の練習は保育室ということで教師が準備しようとしていたのですが、子どもたちに任せてみようと「練習するからマット敷いておいてくれる?」と言ってみました。すると、子どもたちで「これはここだったよね!」「2段目にはこれを置いておくよね」と、あれこれ相談して確認しながら準備を進めていき、驚くくらい正確に再現できていました。年少児だから…という先入観で動いていた自分を反省し、もう年少だからできることが沢山あるという考え方で子どもたちが動くことができるよう見守るところは見守っていきたいと思いました。
また明日からの保育も楽しみながら頑張ります!!
2025年1月29日 水曜日
今日も昨日に引き続き冷たい風が吹きとても寒い朝となりました。このような寒い日も子ども達は元気に竹馬や羽子板、つりかんなど身体を動かして遊んでいます。
年少児とコマ回しをしていると、年中組のKちゃんが「ねえねえあれは何しているの?」と言うのでついていってみました。するとそこには年中児が集まって立て看板に貼ってあるカレンダーに自分の名前を書きその横に「いち、にい、さん」と数を数えながら正の字を書いていました。Kちゃんと一緒に「何を書いているの?」と聞いてみると、Yくんが「マラソンで5回走ったけん、名前の所に数を書いていきよんよ!」と大きな声で教えてくれました。それを聞いたKちゃんが「じゃあ、わたしも行ってくるね!!」と友達を誘って駆けて行きました。しばらくして戻ってきたKちゃんが「わたし名前書けないんだけど~。先生どうしたらいい?」と聞いてきました。すると近くにいた年中児がカレンダーを指さし「名前いっぱいあるけん見たら書けるんやない?」と教えてくれました。そこでKちゃんはその友達に自分の名前と同じひらがなをカレンダーで一緒に探してもらいながら書くと、その後も友達と楽しそうに走って「体が温かくなって寒くなくなったよ!」と笑顔で教えてくれました。
子ども達と遊び終え園庭の片づけをしていると、小さなあられが降り始めました。あられに気が付いた子ども達は「またゆきが降ってきた~!!」と大騒ぎしながら、帽子や服についたあられを見て「きれいな模様ができてる」と友達と見せ合いをしたり、「いっぱい降って!雪だるま作りたい!」と空に向かってお願いをしたりしていました。
たんぽぽ組は、園長に発表会の踊りや歌を見てもらって、子ども達が楽しく踊ったり歌ったりしている様子を本番で見ていただけるように、教師にアドバイスやアイデアを出してもらいました。子ども達を保護者の方に見えやすい配置にしていなかったこと、移動で子ども達が出来ないと決めつけてしまっていたこと等沢山指導をしてもらいました。何度も教師が子ども達の可能性を大切にし、こちらから限界を決めてしまっていてはいけないと指導をしていただいていたにも関わらず繰り返していました。園長のアドバイスをいただいて移動の仕方を変えもう一度踊ってみると、子ども達の表情がたちまち笑顔になり見ている自分も楽しくなりました。ちょっとした工夫で子ども達の表情が変わりとても楽しんでいる様子を見ることができ、教師も自分達でアイデアを出し合いながら子ども達が楽しんで演じている姿を見ていただけるようにしたいと思いました。
2025年1月28日 火曜日
先週の暖かさから一変、昨日からの冬の寒さに今朝、登園してきた子どもからは「さむーい!」「雨と雪がまじっとった!!」という言葉が聞かれました。いつもは登園するとすぐに外遊びに出ていた年長さんが雨天でお部屋遊びをしている所へ「ちゅうりっぷもどうぞ。」とぞう組さんとらいおん組さんのお部屋へ誘ってくれました。年長さんのお部屋で粘土遊びをしたり、一緒にブロックや折り紙遊びなどをして楽しんでいた顔はとても満足そうでした。私が「そろそろ ちゅうりっぷのお部屋に戻ろう」と言っても「嫌だ!!まだ遊びたい!」となかなか戻って来ない子もいましたが、みんな「ありがとう!」とお礼を言う事ができました。年長組と同じフロアのちゅうりっぷ組さん、素敵な時間を過ごすことができて良かったです。
ちゅうりっぷ組のお部屋で粘土遊びや廃材遊びを楽しんでいると♪ピンポンパンポ~ン♪と園内放送が流れてきて「今お外に綿雪が降っています。」と古森先生が知らせて下さいました。その放送を聞いたとたんあんなに楽しそうに遊んでいたのにみんな一斉に窓から外を見始めました。そして、ベランダに出ると寒さも気にせず降っている雪に手を伸ばしていました。そこへ吹き込んできた綿雪が服にくっついたのを見て「うわー、フワフワ!」とつぶやいたり、友達の髪の毛に付いてすぐに溶けたのを見て「キラキラしてる。」と言ったりして大喜びしていました。その数時間後、2階の廊下を通りながら「見て見て―。」と声を掛けて下さった古森先生の視線の先には、テント上に降り積もった雪があり、またまた一斉にベランダに出てひとはしゃぎしていました。そのテントの上に溜った雪を集めようと「長い物!!長いほうき!!」と探していると「ほうき」という言葉に反応したちゅうりっぷ組の子ども達がお部屋にある子ども用の短いほうきやちりとりを持って「とどかん」と言いながら手を伸ばしていました。雪を取ろうとするその必死さがとても微笑ましくついつい笑ってしましました。そんなことをしている内にあっという間に雪は溶けてしましましたが、そこに残った氷がキラキラ輝いてとてもきれいでした。
今日は雨や雪が降ったりやんだり、陽が差したりとコロコロ変わるお天気でしたが、古森先生が何度も気づいて教えて下さった事で色々な自然の変化を体験することができました。松山は比較的温暖でなかなか雪を見る機会がありませんが、自然が与えてくれる少ないチャンスを見逃さないように視野を広く持つよう心掛けていきたいと思います。
2025年1月27日 月曜日
今日は、先週までのぽかぽかの天気と違って、どんよりと空が曇っていて、小雨も時々降る少し肌寒い1日となりました。こんな天気も、子どもたちは気にすることなく園庭で元気いっぱい遊んでいました。
ままごとのコーナーに行ってみると、年少さんたちが集まって楽しそうに料理を作っていました。「何を作っているのかな?」と見ていると、Aちゃん・Yちゃん・Tちゃん・Iちゃんが伊予柑を見つけてきました。そして、切ったり、薄皮をむいたりして、小さなお椀やお皿に盛りつけていました。完成した料理を机と椅子をが置いてあるコーナーまで運ぶと”みかんパーティー”の始まりです。机の上には、みかんご飯やみかんジュース、みかんゼリーなど・・・。いろいろな料理が並び、それらのごちそうを食べる真似をして遊んでいました。「おいしそうだね〜!」「いい香りがするね!」などと、にこにこ笑顔で話をしている姿がとても可愛らしく見ている私まで楽しくなりました。
先々週から始まったインフルエンザ対策のお味噌汁大作戦。たんぽぽ組の子どもたちも、あったか〜い味噌汁を飲んで、ほっとするこの時間が大好きです。「いただきます!」をすると、すぐに飲み終えて、たくさんおかわりをしていました。
お味噌汁を飲んで温まって、元気いっぱいの子どもたちは、その後の発表会の練習も頑張ることができました。踊りやオペレッタの並び方や動きも覚えてきて、次は元気いっぱい表現することを目標に練習しています。1月も残り1週間。初めての大きな舞台・初めての幼稚園の発表会は、たんぽぽさんにはまだイメージできないと思いますが、可愛いたんぽぽさんを見てもらえるように、子どもたちと楽しんで練習していきます。
2025年1月25日 土曜日
「帽子、被って〜」の一言で帽子を被る子どもたち。月齢の大きい子たちは帽子の向きが反対になろうが気にすることなく自分で被ります。月齢の低い子たちは保育教諭に手伝ってもらって被ったり頭にのせたりしています。ついこの間まではみんな帽子を持ってきて“してね”とアピールしていたのに、日々の積み重ねで自分でやろうとするようになりました。ほんの小さな成長でも見られると保育教諭はとっても嬉しくなります。
そして、テラスに出るとブランコに乗りたくて順番待ちをしていました。始めの頃は、乗りたい気持ちが強く我先にとブランコの前に立って代わってもらおうとしていましたが、そこに椅子などを出すとみんな座って順番待ちができるようになりました。
一方テラスで遊んでいる子たちに目を向けると走ってくるAくんをBちゃんが手を広げて受けとめていました。今までは保育教諭が走ってくる子どもたちを受けとめていましたが、遊んでいる中で保育教諭の動きをしっかり見て子どもなりに考えて子どもと先生役に別れて遊びが成立している姿に微笑ましくなりました。
またこの日は園庭でも遊びました。ビックボスに挑戦している友達を見て真似て登ろうとしていたCちゃん。Cちゃんは今までビックボスに挑戦したことがなく初めてのビックボスデビューです。クライミング側から登ろうとしますが、どこに手や足を置いていいか分からず保育教諭の手を借りたり掛け声をかけてもらったりして登ることができました。Cちゃんの姿を見てDくんEちゃんたちもビックボスに挑戦していました。こうして幼児たちは興味を持つと、見て・真似て挑戦して自分の力で多くのことをクリアしているのだと感心しました。幼児にとって初めて目にすること、周りで起こることは全て学習の対象になるのだと身を引きしめる気持ちになりました。
2025年1月24日 金曜日
先週までは風も冷たく気温も低かったのですが、今週は暖かい日が多く、外でたくさん遊ぶことができ、今日ものびのびと身体を動かして遊ぶ姿が多く見られました。
1月から羽根つきやこま回しなどをする子が多く、教師に教えてもらいながら挑戦しています。ひまわり組のJくんとKくんは毎日こま回しの練習をしており、「見て見て〜」と言うと、器用にこまを回していました。初めは回してもすぐに倒れていたのですが、何度も繰り返して「こうやったらいいんだよ」と教えてもらうと、少しずつコツを掴んで上手にクルクルと回せるようになっていました。土の上で回っているこまを見て、Kくんは「こまの道ができてる!」と指差しました。そこにはこまが進んだ道がシューっとできていました。それに気付いた周りの子たちも「ほんとや!すごい!」と盛り上がっていました。すると、さらに何かに気付いた子が、「ずっと道ができてるんじゃなくて、止まっとる!」「こまが穴掘ってる!」と不思議そうに見ていました。本当にこまの軸がどんどん穴を掘っていて、小さなことにも気付いて発見できる子どもたちにすごいなと感心しました。最近はこま回しをして遊ぶ機会が少ないと思うので、この経験は大切だと改めて感じました。子どもの頃に経験したことは大人になってからも覚えていると以前話してもらったので、大きくなってからもきっと思い出すのだろうなと思いました。
来週で1月が終わると言うこともあり、発表会に向けての練習が多くなってきました。オペレッタで使う道具を作ったり、赤コースや青コースで踊りを見合いっこしたりして楽しみながら練習しています。踊りが好きなHくんは、「おうちで音楽流して踊りよんよ!」と嬉しそうに話してくれました。教師の声掛けの仕方によって、楽しくできるのか、嫌々になってしまうのか変わってくると思うので、子どもたちがいかに楽しく練習できるか考えていきたいと思います。
また、手洗い、うがい、消毒も忘れずに、お味噌汁大作戦にも感謝してインフルエンザ、コロナウイルス等感染症対策も徹底していきたいと思います。
コメント (「み~んな一緒‼」 笹本 慎悟 はコメントを受け付けていません)