2024年12月21日 土曜日
園庭の桜の木の葉もハラハラと舞い散り、冷たい空気に本格的な冬の訪れを感じる今日このごろ。
外遊びが大好きなぴよぴよ組が、園庭に出る10時くらいには、お日様の恵みでほどよく暖かくなり、「気持ちいいね~‼」と遊ぶことができます。
靴を履くと早速、好きな遊具や遊びを目がけて、それぞれ走り出していく子ども達。
遊び方もどんどん進化してきて、最近の一番のブームは、汽車の遊具の下にある、黄色いすべり台です。
一人が山の方に登っていくと、みんな追いかけるようにしてついて行きます。黄色いすべり台は少し長いので、慣れるまでは緊張した面持ちですべる子や、すべり出すのに少し時間のかかる子もいますが、みんなが楽しそうにすべっているのを見ると、「僕も‼」「わたしも」と張り切って何回もすべっています。
また、ログハウス(ビッグボスと言うそうです‼)の屋根にあるロッククライミングに登ったり、道路側の砂利が敷いてある方に行って、石ころをカップに集めたりと、行動範囲や遊びの幅も広がってきました。
同じくらいの月齢で、仲良しのKくんとHくんが手をつないで一緒に歩いているのを見ると、ほのぼのと心が和みます。
室内遊びでは、風船やボール遊びが盛んです。風船をポーンと上に上げると、下に落ちないようにみんなで一生懸命追いかけてツンと突いて上げたりしています。ボールハウスの中で、子ども達同士で盛り上がり、とっても元気に遊んでいました。
テーブルの上にキッチンセットやお皿、ご馳走を並べて、パーティーをしている様子も見られますよ。
先日は、保育園のお楽しみ会にぴよぴよ組も参加しました。
その日はたまたま利用する子が多く、会場の本園に移動するのは大変でしたが、小型バスを出してもらい、会場への移動を手伝ってもらったり、色々な先生方の協力を得て、無事に参加することが出来ました。
子ども達も、いつもと違う雰囲気に緊張ぎみでしたが、大きいバスに乗ったり、クリスマスの衣装を着た大きい子のダンスを見たり、「三匹の子ぶた」の劇のお手伝いをしに前に出たりして、嬉しそうに参加する事が出来て、とても良い経験になったと思います。
ぴよぴよ組でもクリスマスにちなみ 、“トナカイさん”と“クリスマスツリー”の制作をしたり、共同制作で大きなリースの壁面を作り飾りました。
制作の時には、「どの飾りを貼ろうかな」と一生懸命に選んだり、トナカイさんの目をクリクリとかわいらしく描いたりして、出来上がったキラキラとした作品に、みんなでウキウキ、クリスマスが待ち遠しくなりました。
あっという間の12月。慌ただしい年の瀬ではありますが、子ども達がそれぞれ自分のペースで、大きくたくましく成長してきた一年を振り返る節目の時期でもありますね。
最後まで元気一杯、成長を感じながら過ごしたいと思います。
今年一年、ぴよぴよ組にご協力頂きありがとうございました。
2024年12月20日 金曜日
昨日は、楽しいおもちつきでした。今日登園してくると「お母さんと一緒に食べたよ。」「お父さんはまだ食べてないからちゃんとおいてあげてるよ。」とみんな口々に私の話、聞いて〜!の表情で一生懸命話してくれました。たんぽぽ組は初めてのもちつき。自分の身長よりも長い杵を持ち「ぺったんぺったん」と臼の中のおもちと力くらべしていました。そして、自分の小さな手で丸めたおもちをお弁当箱に大切に入れ、お家の人と一緒に食べるんだと楽しみにしていて、とても嬉しそうな満面の笑みが見られました。
さて、今日は終園式。朝、らいおん組のYくんが「今日は防災頭巾を持ってホールに上がってください。」と教えてくれました。さっそく、その防災頭巾を手にして3階ホールへ上がり、この頭巾を座布団として使用し、温かく参加することができました。
式の中では終園式、お正月について古森先生が話してくださいました。「今日は何の日〜?」「終園式!」「2学期はおしまいですよの日です。明日からは冬休みになり、29日からのお正月は幼稚園もお休みになります。2024年たつ年ばいば〜い。2025年へび年おめでとうございますですよ。」と話してくれました。そして、鏡餅。昨日のおもちつきで作った鏡餅を橙、裏白とともに飾り、その意味を教えてくれました。「むかしむかしの鏡は丸い鏡で、みんなの心がうつります。」みんなの心はどんなかな?にこにこ笑顔だとその顔がうつります。今年も仲良しこよしでいましょうね。」話を聞いているみんなは大きくうなずきました。そして裏白の白は、嘘をつかない正直でいること。なので白を上にすることも知りました。「お正月が終わったら、またにこにこで会いましょうね。」と約束です。
さあ、式が終わり今度は座布団にしていた防災頭巾で避難訓練です。みんなでホールに集まっている時の練習です。みんなスムーズにできました。
部屋に戻ると、お、た、の、し、み・・・の干し柿を食べました。お日様と仲良ししたので、とっても甘くて食べると元気もりもりになりました。食べる前に干す前の渋柿を思い出します・・・そうそうあの時は舌ががじがじする感じで渋かったよね。さあ、それがどうなっているでしょう。大きかった柿は、小さくしわしわにしぼんでいます。1つの柿をお友達と分けっこしていただきま〜す。「あまーい!!!」「なんかゼリーみたいになってる〜。」「おいし〜い!」と、とってもとっても笑顔になり、食べた口のまわりはオレンジ色になりました。幼稚園のお友達、また来年もたくさん遊びましょうね。皆様、どうぞよいお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願い致します。
2024年12月19日 木曜日
年長児が火曜日にもち米洗いをしている時からおもちつきを楽しみにしていた子ども達。朝バス登園の子達は、幼稚園が近くなり園庭が見えてくると、「あれ?今日は遊んでない…。あっ!おもちつきの準備してる!」と大興奮。かまどが並んでいてそこから煙がモクモク出ているのも子ども達は嬉しかったようで「早く準備しないと!」と走って部屋に入って行きました。
教師達が準備しているうちにまず1うす目のおもちがつきあがり、まず1番に鏡もちを作ります。1うすで鏡もちの上下を作ります。園長が下準備をして続きを教師に教えて引き継ぎます。すると、自分の担任の先生が鏡もちを作っている姿を見た子ども達は、嬉しそうな顔で応援し始めると担任の教師も嬉しくなって更に力が入ります。又一方では、男性職員やお手伝いに来て下さったレインボーファームのおじさん、もち米を育てて頂いた学さん。そして、業者さん達が6つのうすで並んでつき始めると「よいしょ!よいしょ!」と手を叩きながら応援していました。年少児は2階のテラスから見ていましたが、「なんかおもちのいいにおいがしてきた!」と鼻の前で手であおぎながら美味しいにおいをかいでいました。そしてお兄ちゃん、お姉ちゃんがしているのを上から見ながら「まだかな。」と自分達の順番が来るのを待っていました。
一方では、教師がいもあんを丸めて準備をしていると、窓から子ども達が真似て手の平をコロコロしていました。自分も作っている気分になっている子ども達がとても可愛いかったです。
また、蒸したもち米の試食も美味しかったようで、口に入れると「甘い!」噛んでいると「おもちになった!」と言って喜んで食べていました。おもちになる前のもち米を食べる機会もなかなかないので良い経験になったと思います。
今回のおもちはなんと、子ども達が掘ったさつまいもを使ったいももちといもあんのおもちが初登場しました!いもあんの入ったおもちを作っている時は園長の指導のもと、まるで和菓子教室のようになっていて不思議な空間が広がっていました。賢い年長児は、園長の近くにいると良いことがあることが分かっており、すぐに園長の隣を陣取っていました。早速丸めたおもちの味をさせてもらった友達を見て、「いいなあ」と言っていたきりん組のS君。そんなS君も味見をもらえて満足そうにしていました。
おもちつきをしたことがない子ども達は、きねが重たいのとおもちがねばねばしていることにびっくりしていました。たんぽぽ組のᒍ君は、家でついたことがあったようで嬉しそうにおもちをついていました。すみれ組のT君は、おもちがきねにくっついて離れなかったことが面白かったようで「重たい~」「おもちくっついてる~」とクラケラ笑いながらきねを握っていました。おもちをお弁当箱につめてお土産にして、そして給食をお雑煮にして食べた子ども達は大満足で、バスで帰っている時もおもちつきの話でもちきりでした。ひまわり組の〇君は、自分の手の平のにおいをかいで「おもちのにおいがする!見て!」と嬉しそうに見せてくれました。園長手作りのあんこも子ども達は大喜びで「全部食べた!」と言っていました。
今日の子ども達のお弁当箱にはお土産のおもちが入っています♪お家で子ども達の自慢話を楽しみながら味わって頂ければと思います。いよいよ明日は2学期終園式です。子ども達と2学期の楽しかったことを思い出しながら今年を終わりたいと思います!
2024年12月18日 水曜日
・2学期も、残す所、あと3日となりました。毎日のようにサッカーをしているHくんは「昨日は2点とれたけど、M君にボールとられて3点とれんかったんよ」と朝から、くやしそうに話していました。そのため「今日は3点とる」と、意気込んで試合に入りました。いつも以上に強気のH君!!なんと宣言通りに3点勝ち取ることができ思わずとびあがってハイタッチ!!H君にとって特別な日となりました。一方、ままごとでは雪だるまやトナカイ、クリスマスツリー等々、とっても素敵なクリスマスディナーがテーブルに並び、みんなで記念撮影をしました。
終園式の日に食べる予定の干し柿ですが古森先生が味見をしたところ、中身の熟している部分が少しかたくなっていたようで干し柿を揉む作業が足りていなかったことが原因だったようです。そこで完成したのが”もみもみ機”!!みんなで優しくもみもみ♪おいしくなーれ♪もみもみ♪柿の大きさによってもみ心地が違うためやっている子ども達もとても楽しそうでした。干し柿は終園式の日、みんなで味わいます。その日が待ち遠しいです。
一方年中は、4クラス合同で、チューリップの球根を植えました。今までの経験を思い出しながら育てるものによって苗や種、球根など、色々な種類があることを教わりお布団のかわりになる土の入れ方の他にも大事なポイントを聞いて、作業をしました。球根を逆さに植えることなく”大きくなってね”と声をかけながら、土をかぶせることができました。来年の春、きれいなチューリップが咲くよう、大切に育てていきたいと思います。
さて、今日は、いつもにぎやかな年中の預かりの様子をお伝えしたいと思います。古森先生が通りかかるたびにすごく褒められる年中は、遊び方も片付けもとっても上手です。各コーナーで仲良く遊んでいます。最近は年長のお店屋さんの影響で”あめやさん”がオープンしたり、どんぐりごまやシール遊び等々、楽しんでいます。そして、打倒ひつじ組!で盛り上がっているのが”しっぽとり”です。人数調整もせず、クラス対抗なのですが15回以上もしていまだにうさぎ組は1回しか勝っていません。今後どうなるのか楽しみです。
もうすぐ冬休みに入りますが、それまでの毎日が楽しい1日となるよう工夫していきたいと思います。
今日は2学期最後のお弁当でした。お父さん、お母さん方ひとまずお疲れ様でした。
明日はお餅つきです。忘れ物がないようお願いします。
年長、年中・・・空のお弁当箱、三角巾、エプロン
年少、プレ・・・空のお弁当箱、スモック
※持ち物には記名を必ずお願いします。
2024年12月17日 火曜日
今日は驚きと楽しさがいっぱいの1日となりました。
年長児は明後日(19日(木))のおもちつきにむけてもち米洗いをしました。
自分達で植えて、自分達で稲刈りをしたもち米です。昨日レインボーファームの学さんが、刈ったもち米を精米して持ってきてくれました。黄土色のお洋服を脱いだもち米は真っ白になっていました。「いつも食べてるお米と比べると色はどうかな?」と比べてみると、「お米は透明!透き通ってるね!」と比べてみることができていました。真っ白のお米は煮て柔らかくすると伸びること、透明のお米、おにぎりは伸びないことなど楽しく教えてもらいました。
そして、みんなが収穫したもち米をぜーんぶ見ると、30キロ+30キロ+20キロの全部で80キロもありました。「80キロってどのくらいの重さ?」と考えていると、古森先生が「みんな何キロくらい体重ある?」と聞いてくれました。Sちゃんが「私20キロくらい!」というと、「なら、20キロのお友達が何人いたら80キロになるでしょう!」とちょっと難しい質問がありました。んー、、とみんなで考えていると、「分かった!4人だ!」と大正解です!年長児4人分のとっても重たいもち米の量でした。次はお米の洗い方です。ボウルにもち米を入れて、水を入れます。そして、優しく手で洗うことを教えてもらいました。ごしごし洗うと、お米が粉々になってつぶれてしまうということを聞いた子ども達は“やさしく、やさしく”洗う練習をしていました。古森先生がお手本で洗ってくれているのを4回見ました。1回目はもち米を洗うと白い水だったのが4回目にもなると白い水がうすーく透明になっていました。ここで1ポイントアドバイスです!お米をずーっと見ていたらボウルから逃げそうになってしまうので、逃げそうになったらまっすぐに戻す!!ということを教えてもらいました。
もち米洗いをはじめる前に、昔は食べる物がなかったけどお米があったから生きれたこと、お米を残したり無駄にしたりしたらいけないよ。大切にしようね。ということを約束して、はじめました。話をよく聞いていたのでみんな優しくお米が逃げないように洗うことができました。今日と明日、水につけておいて明後日ふかしておもちにして、お土産も鏡餅もできますように!と願いながら2日間寝かせます。
もち米洗いが終わり、さんさんらんどに卒園記念品に使う写真を撮りに行こうと準備をしていると、、、古森先生があることに気付いてくれました。「年長さん!幼稚園の柱に“幼稚園ははここだよ!サンタさん待ってるよ”と書いてあるけど、もうサンタさんからプレゼントもらったでしょ?またもらおうとしてる?あ!来年の分をもらうの?もう、欲ばりなんだから!!」と言われて、テラスの柱に貼ったままになっているサンタさんへのお手紙を急いで外していました!もうないかな?と見わたすと、2階にもついていました。大変です!ずっとつけたままだったら、欲ばりだな~と来年の分を持ってきて、来年のクリスマスもらえなくなります。これは大変だとぞうぐみのAちゃんは「急いで外してください!」と放送をしました。
すると、年中さんも急いで「さんさんらんどにもある!!」と言いに来てくれました。「任せて!」と足どり早くさんさんらんどに行くと、吉本先生が病児保育から出てきてくれて「どうしたの?」と話を聞いてくれました。すると、「この前年中さんがみんなが書いた物も含めて8枚お手紙貼っていたよ!!全部集めておいてね!!よろしくね!」と言って、一緒に探してくれました。
すると、、さんさんらんどの頂上についたSくんたちが白い袋を見つけて「サンタさんの忘れ物?プレゼントがあるー!」と大きな声で叫んでいました。行ってみると、本当に!!みんなびっくりです。これはきっとさんさんらんどに先週間違えて行ったときに1つ落としちゃったんだ!!とこどもたちは驚きとワクワクでいっぱいです。急いで幼稚園にいる古森先生に電話で報告しました。もう言いたいことがありすぎて、ありすぎて!「とりあえず持って帰っておいで!どうするか決めよう!」と言ってもらい、ひとりひとりがプレゼントを持って帰ろうとすると、104人分ぴったり!!「あれ?年長さんの分しかなかったね」と教師が言うと、「中にいくつか入ってるから分けてあげる!はやく言いたい!!」と小走りで幼稚園に帰りました。
古森先生に報告していると、とってもいい案を提案してくれました。「そのサンタさんからの2つ目のプレゼントを使って、大人は忘年会っていうのをするんだけど、みんなは子どもだし今年も楽しいことがいっぱいだったから“幼稚園の楽しかったことを思い出す会”をしたらどう?」とアドバイスをもらい「いいね♪」と急いでホールに集まって準備をしました。
すると、、、ホールのステージの幕をを古森先生がちらり♪“うわっ♡”という嬉しそうな表情を見て、子どもたちは中を見たくて見たくてたまりません!みんなで「幕よあけ〜!」とおまじないをかけると、、、
そこにはなんと!!古森先生と先生達からのお菓子とジュースのプレゼントが!!もう見えた瞬間、子ども達の目はキラキラ⭐︎拍手おこり、いつまでも止まりません。
年長からプレ年少までが仲良く輪になって座り、お菓子を囲んで「カンパーイ♪」サンタさんからもらった2つ目のプレゼントも、みんなに分けてあげる年長児。
袋があけられない子に気付いて「開けてあげるよ!」と開けてあげている年長児。
とっても優しくて、とってもほっこりして、とっても楽しい会になりました。お菓子を食べ終わったチームは、年長からプレ年少までみんなが「私はブランコしたのが楽しかった!」、「バスケでいっぱいシュート入れれるようになった!」「お泊まり保育でみんなでご飯食べれてうれしかった!」「今日、今みんなでお菓子食べれるて嬉しい!」などと、子どもだけの「楽しかったことを思い出す会」は大盛況でした。
サンタさん、いつも頑張ってるみんなに、素敵な忘れ物をありがとう!三葉幼稚園のみんな、仲良くみんなで喜んでくれてありがとう!とっても楽しくて嬉しい1日になりましたね。あと少しで2学期が終わります!終園まで元気に登園して「みんな楽しかったね!また来年ね〜!」と、にこにこでしばらくのお別れをしましょうね!!!
2024年12月16日 月曜日
先週のお楽しみ会でサンタさんからプレゼントをもらった子ども達は、登園すると「サンタさんからもらったカルタしたよ!」「お兄ちゃんとお姉ちゃんとしたよ!」などお家の人と楽しんだ事を嬉しそうに話してくれました。たんぽぽさんでも、今朝からサンタさんの話をしている声が聞こえてきました。「サンタさんはお利口さんのところにくるんだよ。」それを聞いたKくんは取り合いをしていたおもちゃを「どうぞ」と貸してあげていました。先週から「サンタさんが来てくれるからお友達とけんかをしたり危ない事はしないようにしようね」と約束をしていたので、今日も「サンタさんが見てくれてるかも・・・」と言われるとピシッとお利口さんになるたんぽぽさんでした。来週のクリスマスの日まではサンタさん効果がありそうです。
今日園庭に出てみると、いちょうの木がより一層黄色く色づき葉っぱもひらひらと落ちて、まるで黄色のじゅうたんのようなきれいな光景がありました。それに気が付いた子どもたちは、真っ先にいちょうの木の所までかけていくと「きれーい」と葉っぱを集めて花束を作ったり、空めがけて投げて落ちてくる葉っぱを手で受けながら「キャー!!」と言いながら喜んでいました。たんぽぽ組のTくんは、いちょうの木の下にあるわらでできたマンモスを見つけていちょうの葉をかけていました。「何してるの?」と聞くと、「寒いからかけてあげてるの」と黙々とかけている優しいTくんの姿にほっこりさせられました。いちょうの木の下で遊んでいると高い木の枝に小さな巣箱があるのを見つけたHちゃん。「あんなところにひよこさんのお家がある!いいな~。」と見上げて言っていました。「どうして?」と聞くと「だってこんなきれいなところにお家があったらいいね」とHちゃんのかわいらしい会話に癒されました。こんな風に満3歳児なりのかわいい感性に気付かされる毎日です。
今日登園した子どもたちは、嬉しそうにシール帳を開いて保護者の方のコメントを見せてきました。それを読んであげると、とても嬉しそうな表情で教師に笑いかけていました。いろいろなことができるようになったね。運動会、作品展頑張っていたね。など成長した子どもたちの姿を喜んでくださっているコメントばかりで、読んでいる私もとても嬉しい気持ちになりました。子どもたちにもその気持ちは伝わっていると思います。大きくなったこの子達が、このシール帳できっとお父さん、お母さんの愛情と励ましで育ったことを感謝することと思います。お忙しい中コメントを書いていただきありがとうございました。2学期もあと4日ですが、子どもたちとたくさん遊んでその余韻を楽しみたいと思います。
2024年12月14日 土曜日
先日、「テラスで遊びたい人は帽子かぶってね。」と声かけをすると、「やって~」と帽子を持って来る子が急に減ったような感じがしました。あれ、いつの間にか自分で帽子がかぶれるようになってる!!今まで気付かなかったことに自分が恥すかしくなりました。ついこの間までほとんどの子ども達が「やって〜」「かぶって〜」と持って来ていたので、その都度一人一人手を持って「後ろと、ゴムを持って、こうかぶる!」と教えていました。力を入れすぎて頭の上で帽子が滑っていたり、引っぱりすぎて縦長になりかぶれなかったり、前後ろ逆だったり、ゴムを見失なったり…様々な苦難を経て今では「せんせい、ここよね?」「こう持つんよね?」と自信たっぷりに確認して”ほらかぶれた!”と得意気に見せてくれるのです。「そうだよ!すごいねぇ!」と褒めると、誇らし気に笑って遊びに行く姿はもうすっかりお兄さん、お姉さんです。その様子を見ていた他の子ども達も負けじとアピールして「こう?」「できた?」と成長の連鎖が起こりました。「あれ、ゴムがないよ。」と言うと、手探りで”頭の上か…中か…”と探している姿も今までの経験がちゃんと生かされているなと感心しました。”自分で”という気持ちが強くなってきた2歳児のれもん組。その気持ちを大切にして、根気強く教えて、褒めて成長の手助けをしていこうと思います。
月曜日は火災の避難訓練がありました。子ども達には事前にお部屋で説明をしていました。「大きな音がするけど、怖がらなくて大丈夫。」「火や煙がお部屋に入ると苦しくなるから先生と一緒にお外に逃げようね。」など、子ども達もウンウン。と頷きながら話しを聞いていました。そして訓練が始まり、大きなベルの音が鳴り響きました。立ち上がり周りを見渡したり、中には泣きそうになった子もいましたが、そこはひよ組最年長のれもん組、堪えました。「こっちだよ!」と、逃げ道を確保した保育教諭に続いて、ほとんどの子どもが落ち付いて外に出ることができました。いつもなら裸足で外に出るのを嫌がる子や、泣いてしまうかな?と思っていた子も、事前の話しをよく聞いてくれていたのか手をつなぐと安心したようについてきてくれて、とても頑張ったと思います。古森先生や消防隊員の方のお話しを聞き、消防車も間近で見ることができました。「しょうぼうしゃ!あかいの!」「おっきいね~!」と大興奮の子どもたち。最後は「ばいば~い!」と大きく手を振ってお見送りしました。その後何日か「しょうぼうしゃおっにねー」と思い出しては嬉しそうに話していた子ども達。貴重な体験となりました。
コメント (「 たくましくなったね‼ 」 ぴよぴよ組 西野 真紀子 はコメントを受け付けていません)