幼稚園の日記(ブログ)

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2024年10月31日 木曜日

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数日前、年長児が田植えの練習で園内に植えていたもち米の稲刈りをして、稲木にして乾燥させました。そして丁度、脱穀の時期になったということで、今朝は稲木のすぐ近くにブルーシートやござを敷き、机を持って来て、脱穀を始めました。と言っても機械ではありません。割りばしで稲穂を挟んで引っ張る方法で、もみにするのです。そしてすり鉢の中にもみ殻のついたお米を入れて、すりこぎでこすることでもみをとっていく手作業です。どんな方法でするのが一番いいか、いろいろな物(積み木、ボール<硬式野球ボール、ソフトボール>、すりこぎなどを用意して、擦ってみました。積み木は角があって上手にすることが出来ず、ソフトボールはクッションみたいですることができませんでした。硬くて先が丸い物、すりこぎや硬式野球ボールが上手に脱穀することができることがわかりました。脱穀できると息を吹きかけて、もみを飛ばしてできた玄米をペットボトルに集めていきました。コツをすぐ覚えた年長さん達は上手に脱穀していました。

また砂場の水道のところでは、火曜日年中、年少、プレさん達が秀野邸の畑で掘ったさつまいもと、水曜日年長さん達がレインボーファームで収穫したさつまいもを藁のたわしで洗っていました。そして洗ったお芋をイチョウの木の下へ運びました。そこではすぐにかまどに、はがまが準備されていました。先生達が切るお芋を見て楽しそうに「ハートみたい」と形を見つけたり、蒸し器に入れるお芋の数を「1、2、3、・・・」と数えたりして、わくわくどきどきしながら出来上がるのを楽しみに見ていました。そうするうちに一番最初の蒸し器のお芋が出来上がりました。園長先生が一口食べて、「甘〜い」、年長児が羨ましそうに見ていると「このお芋はね 塩水につけておくと色が黒くならなくて、味も美味しくなるんだよ」と話してくれました。そしてみんなが集まって来た子どもに「このお芋は ただではないからね。」と言われ、お金がいることに気付き、またまたここでお芋屋さんが始まりました。もう一度お店の前に集まった年少さん達、味見を先生方がしているのを見ている子ども達に「みんなも食べたいよね」と要求する子ども達は、「お金を作らんといかん」と慌てて、お味見のお芋を口に入れてもらうと、すぐにお部屋に行って、お金を作り始めていました。ジャガイモチップス、かき氷・・・・とお金を作って、買い物をしてきた年少さん達も上手にお金を作り、わくわくしながら買い物に行きました。そして口に入れた途端、笑顔になり「お代わりある?」と聞く姿もありました。自分達が収穫したお芋を使ってのお料理、特別だったことと思います。

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今日はお昼の給食でもお芋ご飯でした。おいしくってお代わりもなくなる程、食べました。さらにふかし芋のお代わりも来て、子ども達は大喜びで、芋つくしの一日となりました。おまけにカバンの中には昨日掘ったさつまいものお土産もあります。

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秋の実りに感謝です。こういう実体験も大切にしていきたいと思います。

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