2024年9月25日 水曜日
先週末まで残暑が厳しく、プール遊びがぴったりの日々でしたが、この連休明け頃から急に涼しくなり、テントもあまり必要なくなり、過ごしやすく、運動会の練習にはぴったりの気候になってきました。園庭のあちらこちらで元気に遊ぶ子ども達の姿が見える中、トラックでは異年齢児や先生たちも入り、リレーを楽しむ姿が見られます。これを見ていた年少さんも後で先生とかけっこを楽しむ姿が見られました。また年中さんが踊りを踊っていると、見に来たれもん組さん達もお兄さん・お姉さん達の真似をして踊り始めるかわいい姿もありました。一方、ままごとコーナーでは異年齢児がしているのを見ていた年少さんも包丁を使って、野菜を細かく切り始めました。細かく刻んだ野菜を容器に入れ、水を入れると、ペットボトルに注いで入れて、「野菜ジュースです」と持って来てくれました。その横の泥場では、1学期「できない」「できない」と言っていた年少さんが「先生 見て!」と泥団子が作れるようになっていました。また年長・年中さんが鉄棒やつりかんに挑戦する姿に興味を持ち、年少さん達も挑戦する姿が見られるようになってきています。
砂場でも1学期は空いている隅の方でままごとをしていた年少さんも、今では異年齢児に混じって山や川を造るようになってきました。今日は長く伸びた藤の枝を切ると、その枝を造った川の横にさして、木や草むらを作っていました。さらにすなばの奥の所では、たくさんの子ども達が集めた藤の葉、松の葉、松ぼっくりで砂山を作って飾ったり、切った藤の枝で遊んだりしていました。
こうして遊んだ後は、片付けも上手になり、使った藤の枝を集めたり、洗った砂場の道具を振り分けてあったところに片づけることができるようになりました。1学期は、自分が遊んだものを片付けるのも教師と一緒に洗って、片付ける場所まで行ってもらっていたのが、今では自分たちで振り分けてあった場所へ片付けることができるようになっていて、成長を感じられ、とても嬉しく思いました。
部屋に帰って、昼食の前の時間に、年中さんがかけっこの前にマイクを持って自分の名前を言っているのを見ていた年少さん達が、手作りマイクを持って、一人一人が名前を言ってみました。最初は「〇〇ちゃん」とか「△△くんです」と「くん」や「ちゃん」、「です」と言っていた子ども達でしたが、年中さんの真似をして「〇〇〇〇」と名前だけを言えるようになっていました。
異年齢児達との交流の中で様々なことがお手本となり、お兄さん・お姉さんが遊びの先生なのだと感じています。これから3学期末まで、どんな風に育っていくのかとても楽しみです。
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