幼稚園の日記(ブログ)

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2024年7月19日 金曜日

今日は1学期最後の登園日です。終園式はプレ年少児から年長児までみんなが式に参加します。終園式を知らない年少児やプレ年少児は「楽しいことが始まるのかな?」と思いながら担任の先生についてあがります。しかし、年中・年長児になると気持ちが少し違うのです。 終園式は1学期最後の大切な式で古森先生にいい所を見てもらおう、成長した自分を見せようとしっかり目を開き、前を向いて座り、歩き方、話の聞き方などいつも以上に張り切っていました。

そんなやる気一杯の子ども達に、式の中で園長先生からまた一つ、賢くなるための約束の教えてもらいました。

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「4月から元気いっぱい幼稚園に来れた人~?」と聞くと大きな声で「はーい!」と手が上がり、「幼稚園大好きな人~?」と聞くと更に大きな声で「はーい!」と手を挙げた子ども達は園長先生の話を真剣に聞いています。

そして、「明日から夏休みっていって長~いお休みになるんだけどね…はい、みんな頭をなでなでしてみて!頭ってかたいでしょ!なんでかたいのかって、みんなの頭の中にはとっても大切なコンピューターが入ってるんだよ。それでねこのコンピューターがピピピ!って動くために夏休みのお約束があるから良く聞いててね。」と話が始まると「コンピューター」のワードに目がキラキラの子ども達です。

「このコンピューターはね、みんなが寝ている時にピピピ!って動き出して幼稚園で遊んだことや話したことがコンピューターに入っていくんだって。みんなは知らないかもしれないけど、夜、寝ている時にコンピューターが幼稚園で楽しかったことを思い出して、ニコニコ笑ってる時があるんだよ。」って教えてもらえると子ども達の顔がニコニコです。

園長「だから夜遅くまで起きてると…」

子ども達「コンピューターが働かない!」

園長「そうだよね、だから何時に寝るといいかな?」

子ども達「9時!」

園長「そうだね。9時には寝るようにするといいね。」と話を理解した子ども達と園長が対話を楽しんでいました。子どもが理解できる話をする園長と話をしっかり理解する子ども達にはいつも驚かされ、感心させられます。

その後も、朝ご飯をしっかり食べて体の中の血が流れないとコンピューターが働かないこと一人で出かけてはだめなこと、知らない人についていってはいけないこと、海は楽しいけど危険も沢山あること等いっぱい大切な話を聞いた子ども達、今日も9時には寝てコンピューターをフル回転させてまた、賢くなることでしょう。

そして、終園式では園歌や海の歌を歌ったり、7月31日までのお誕生日の子を祝ったりしました。

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式の前後も今日は特別の日、どのクラスも1学期でできるようになったことを子どもたちと振り返っていました。

集まる・並んで歩くが難しかったプレ年少、年少クラスでは2列になって歩けていることに「上手に歩けるようになったね!!」と喜び、降園準備が自分で出来るようになったことを「一人で出来るようになったもんね。」と褒め、より頑張る気が増していました。

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年長さんにあこがれている年中クラスでは年長のリトミックを見た時から、あんな挨拶がしたいと言って、毎日挨拶の仕方を練習してきて今ではばっちりかっこよく挨拶できるようになりました。話を聞いて行動するのも、一つの指示しか聞けなかったのが、今では一度に2つ、3つの指示を聞いて行動できるようになっていました。

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年長児にいたっては今日1学期で頑張ったことできるようになったことを質問してみると、さすが年長児、自分自身を振り返り「ピカピカの泥団子が作れるようになった。」「つりかんが最後までできるようになった。」等とたくさん上がるなかA君はちょっぴり自信なさそうに「話が少しだけ聞けるようになった。」と答えました。すると「少しだけってどういうこと!」と教師に突っ込まれながら、『クラスでもっと話が聞けるように、運動会で頑張れるように、コンピューターをたくさん働かせよう!』と2学期の目標を立てることになりました。

いっぱい遊んで楽しかった1学期、いっぱいコンピューターを働かせて賢くなった1学期、できることがいっぱいふえた1学期が今日で終わりです。今日の子ども達の様子を見て子供の成長の早さに改めて驚かされ、一日一日の大切さを実感しています。今後も教師一同、子どもたちが目をキラキラさせ、笑顔いっぱい元気いっぱい遊べるようにしていきますのでよろしくお願いいたします。

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2024年7月19日 金曜日

今日も30℃を越える暑い一日になりました。園庭では年長の男の子達が網を手にセミとりをしていたり、日陰にある泥場では年少児が年中児から作り方を教えてもらいながら大きな泥団子を作ったりしていました。また、砂場では年長児達が中心になり大きな川を作っていました。

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らいおん組のNちゃんは新しく買ってもらった大きなスコップで沢山の砂をすくって水路を掘っていました。「大きな川を作っているの?」と尋ねると、「そう。全部繋げていきたいんよ」と答えました。中央には大きな島が出来ていて、年長の男の子達が短いすのこを持ってきて川に入らなくてもいいようにと橋を架けていました。

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砂場の広さの半分くらいまで川を掘ったところでプールの時間になり年長児達は部屋に戻って行ってしまいました。しばらくして、砂場に戻ってみると年中児達が川作りの続きをしていました。ぱんだ組のHくんは「川を作るぞー!!」と周りの友達に呼びかけながら作っていました。何人かで分かれて水路を作っていましたが、水路に溜まっていた水が長くなった水路の先まで届かなくなり水がなくなってしまいました。そのことに気が付いたTちゃんが「水がなくなったよ!」というと、それを聞いたHくんとYくんがすぐに「俺が持ってくる!!」と言って鍋やバケツに水を入れて運んできて流し入れました。すると川がつながり「水が流れてきたよ。成功やね」とみんなで喜び合っていました。砂場全体に水路ができ水が流れると近くにいたプレ年少の子ども達も大喜びで川の中に入って走り回ったり、水汲み遊びをしたりし始めました。砂場の水は井戸水なのでとても冷たいので、たんぽぽ組のKくんは「冷たくて気持ちがいい~」と水の中を歩きながら涼しんでいました。そんな姿を水路を作った年中児達は笑顔で見守っていて感心するばかりです。

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その後たんぽぽ青組は、お道具箱の掃除をしました。教師が「お道具箱を持って来て」と声を掛けると、みんなすぐに自分のロッカーからお道具箱を持って来ました。お道具箱からクレヨンや帽子などを出して、汚れを拭きとりピカピカになったお道具箱を「先生きれい!」と嬉しそうに見せてくれました。掃除を終えてお道具箱を片付けていると、友達が片付けたお道具箱の名前が見えないことに気が付いたYちゃんが「はんたい!名前が見えなくなってるよ!!」と声を掛けて一緒に直してあげていました。新園舎が完成し生活や遊びを通して年長児や年中児の姿を真似したり、一緒にする中で教えてもらいながら経験を積み重ね成長しているたんぽぽさん。自分一人でできることが増え、困っている友達を見つけると世話をする姿も見られるようになってきました。一日一日知恵がつき心身ともに目に見えて成長していく満3歳児に驚き感心する毎日です。

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