幼稚園の日記(ブログ)

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2024年6月24日 月曜日

今朝も、昨日の雨で園庭にはいくつか水たまりができていました。年中児が「今、雨降ってきたのかな…?」と空を見上げていると、年長児のYくんが、「分からないときは水たまりみたらいいんよ!」と走って教えに来てくれました。どういうこと?と考えているみんなに、「ほら!見てみて!!雨がポツって落ちたら、水たまりに丸い輪っかができるんよ。」と水たまりを指さしました。そして、そんな話をしているうちに水にまりには、ポツポツと丸い輪っかができ始め、雨を知らせてくれていました。子どもたちの目線に、自然の変化の目印が飛び込んできて、それに気付いた子どもたちの何気ない会話にとても素敵だなと驚かされました。

砂場では、年長・年中児が「火山作ろう!ここは川にしよう!」と思いついたことを言い合いながら夢中で砂遊びを楽しんでいました。そこへ、年少のすみれ、ひまわりの何人かがやってきて、様子をうかがっていました。どうするのかしばらく見守っていると、みんなで大きい声で「いーれーて!」とお願いしたのです。先日のブログで紹介した小プールでの「かわって!」「いーよー!」の遊びの中で覚えて生きていく力を自然と身につけていたのです。遊びの天才たちはやっぱりすごいなと心がほっこりしました。

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今日、新園舎では完成記念として教師たちが贈ったからくり時計が、昭和55年度卒園生から送られた時計にお別れをして、ホールに取りつけられました。ピカピカのからくり時計をつける瞬間を子どもたちも教師もドキドキしながら見守ります。ひつじぐみのHくんは、「キラキラピカピカやけん、ホールの宝物やね!」と取り付けた瞬間に拍手をしながら嬉しそうに言いました。取り替えられた古い時計も50年動き続け今も動いています。そして、この新しい時計もみんなが大人になっても動き続けることを教えてもらうと、Sくんは「大人になっても三葉幼稚園に見にきていいかな?」と園長に将来の予約をとっていました。すると、園長が「いいよ!実はね..29日の三葉祭りでこのホールは今までの幼稚園がつまったコーナーになるんだよ」と話してくれました。壁にかけている写真を指さしながら、事務所の屋根ができたとき、プールができたとき、お城のような園舎ができたとき、その度に「え!すご!!」と子どもたちは目をキラキラさせていました。更に「どうしてお城の幼稚園を造ったかというとね..古森先生は三葉幼稚園のみんなが王子様とお姫様だと思っているのでお城のような幼稚園にしたんだよ。」と教えてもらいました。そして、「王子様の人ー?お姫様の人一?」と呼んでもらうと、子どもたちだけでなく、教師も含めて、たくさんのかっこよくてかわいい王子様とお姫が手を挙げていました。

29日には新園舎ホールに、三葉幼稚園の建物の変化や卒園児だった教師の幼稚園時代のアルバムや、その頃の卒園文集が展示されています。卒園児のみんなだけでなく、在園児のみんなもぜひ見に来てください。

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王子様・お姫様になってルンルンのうさぎ、ひつじ組は、可愛いポーズをして写真を撮ると、「大人になったらここに集合しよ!」と4歳の今から楽しそうに約束していました。そして、「作品展、バザーのために準備もがんばるぞー!」と気合いたっぷりの力の入った1日になりました♪

50年以上カチカチと動き続けた古時計は、中央棟のお部屋でこれからも動き続けてくれるはずです!

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