2024年6月21日 金曜日
「うわ〜!」「きゃあ〜♪」「たのし〜い♪」昨日から始まったしゃぼん玉遊び。昨日ずーっと羨ましそうに見ていた年少さんがさっそく集まりました。年長さん・年中さんがしているのをみて、あーなるほどと真似っこから始まります。同じような廃材を持ってきて穴をあけてもらい、いざ吹いてみます。ヤクルトやヨーグルトの筒状になっている容器は、ぷ~っとしゃぼん玉がすぐに出来ました。そんななか、すみれ組のTくんは、納豆の四角い容器を持ってきました。ぷ~っと吹いてみるものの、すぐにパチンと割れてしまいなかなかできません。それでも何度も何度も挑戦し、息の吹き方、液をつけてそっと持ちあげることを身に付けていき、そっと長い息でゆっくり吹くと大きい大きいしゃぼん玉ができました。「できた!」と喜ぶTくんの嬉しそうな表情がなんともいえないかわいい表情でした。できたことを喜ぶ年少さん、遠くに飛ばしたいからと少し高いところから吹く年中さん、「息を早く吹いたら小さいのが出来て、ゆっくり吹いたら大きいのが出来るんよ。空気が違うからよ。」とそんな賢いことにも気付く年長さん。同じしゃぼん玉遊びでも様々な楽しみ方があります。さて、たんぽぽ組さんはというと…パチンパチンとお兄さん・お姉さんが作ってくれたしゃぼん玉を見て飛び跳ねていました。喜んでくれるもんだからお兄さん・お姉さんも何度も見せてくれます。その姿はまるでしゃぼん玉ショーのようでした。
そんな時、「お芋を洗うよー!!」との声。すぐに子どもたちがかけよって洗い始めます。”これは何か始まるね。””きっと、いいことだよね。”とわくわくしながら洗っているのが表情から伝わってきます。「あー水遊びみたいでお芋を洗うの楽しかった♪」と何でも楽しめる子どもたちです。しばらくするとテントの下に設置された大きな鍋が火にかけられました。中にはたっぷりの水と先程洗った芋が入っています。始めは、洗った子たちや近くにいた子たちだけだったのが湯気が立ち上がってくるにつれて人だかりも増してきました。鍋はあつあつ!蓋の上でも芋が焼けるほどです。なんだかいい匂いもしてきました。茹であがった芋の水をとり、大きな鍋を揺すって揺すって塩をふり…「おいしそ~う!」食べてみたい気持ちが溢れます。でも、テントに表示された「こふきいもやさん ○○えん」には値段が書かれていません。ここで年長さんの値段交渉の始まりです。交渉するのは、もちろん古森先生へ。昨日の塩もみ野菜も作ってくださった三葉幼稚園レストランの名コックさん、古森先生です。”何円で買う~?”「100円で買えますか?」”今は値上がりの世の中、100円では難しいかなぁ。”「じゃあ190円はどうですか?」”うーん…”なかなか決まりません。”190円+10円は?”「200円!社長さん、200円でどうですか?」よし!200円に決まり。算数の計算も食べ物で分かるのが三葉幼稚園の子どもたちです。
さてさて、「200円」というお金はあるかな?200円玉というのはありません。さすが今まで何度か経験している年長、年中さんはすぐに作り始めました。「100円と100円で200円!」200円玉がないということも分かっていました。そんななか…ちゅうりっぷ組のKくんは「お家にお金あるよ!」たんぽぽ組のKちゃんは「ママに持ってきてもらう。」Eちゃんは、「お母さんが来たらまた幼稚園に買いに行くね。」と…。それはそうだよねぇ。お店で売ってある物はお金で買うことを分かっています。お兄さん・お姉さんがお金を作っているのをみて、幼稚園での手作りお店やさんごっこは!?は、お金を作るんだねということを知りました。
買うときは、「こふきいもください。」もう1つ欲しかったら、「おかわりください。」ということも知り、「こーふきいも」「おおきいも」「おふきいも」一生懸命言いました。その後の昼食では、「こふきいも!」「こふきいも!」と連呼し、あのおいしかった食べ物は「こふきいも」だということも学びました。遊びからたくさん学び、楽しめた1日でした。次またお店やさんが始まったら、このときのことを覚えているかな?どうするのかな?私もとても楽しみです。
コメント (「開店!こふき芋やさん」 たんぽぽ赤組 清水祐子 はコメントを受け付けていません)