2024年6月17日 月曜日
先週梅雨入りが発表されましたが、今日は雨も降っておらず、過ごしやすい気候で遊ぶことができました。新しい幼稚園になって引っ越してから約1ヶ月が経ちましたが、年少児は毎日年中さんや年長さんから刺激をもらいながら楽しく遊んでいます。
ちゅうりっぷ組のAくんはフラフープで遊んでいた年中さんや年長さんをじっと見て、自分もやりたそうにしていました。それに気付いたくま組のRちゃんが「これ使っていいよ」とフラフープを渡してくれ、挑戦してみましたが、すぐにストンと落ちてしまいます。Rちゃんにコツを聞いてみると、「腰を前後に振ったらできるよ」と教えてくれました。Aくんは見よう見まねで腰を振ってみますが、なかなか上手く回りません。諦めようとしたAくんに「何回もやったら出来るようになるよ!」と、優しく声を掛けてくれた年長さんのおかげで何度も挑戦することが出来ていました。しばらくして「先生見て!」と言われて見てみると、Aくんが嬉しそうにフラフープを持っていました。そしてフラフープをスッと回して腰を振ると2.3回落ちずに回すことが出来ていました。近くにいた年中さんにも「すごいすごい!」と拍手をしてもらうと、とても良い笑顔になっていて、私も嬉しくなりました。
鉄棒やつりかんも、やり方がわからない年少児が多かったのですが、頼もしい年中さんや年長さんのおかげで教師が教えるよりもわかりやすく教えてくれていました。鉄棒でブラーンとぶら下がって洗濯物のようなポーズをとっていた、きりん組のSくんを見て興味津々で寄って来た年少の2人の女の子も同じポーズをやってみると「キャー!」と言いながら、嬉しそうにぶら下がっていました。
教師が言葉で伝えるよりも憧れの年中さんや年長さんがお手本となって見せてくれることで、自分もやってみたい!という気持ちが強くなると思いました。刺激をもらって自分が出来るようになると自信につながり、今度は自分が友達に教えることも出来ると思うので、学年を超えて一緒に遊んだり教え合えたりできる環境はありがたく、とても幸せなことだと日々感じます。これからもたくさんの刺激や経験を大切にしていきたいです。
今日はあいテレビの方が、幼稚園の子どもたちの生活を撮影に来て下さいました。その様子は、7月・9月の奇数月の金曜日、朝6時代後半の時間に放映される予定です。お楽しみに!!
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