2024年5月13日 月曜日
「今日は雨だね~♪」とつぶやきながら登園してきた子ども達。園庭には子ども達の大好きな水たまりがあちこちにできていました。しかし、雨でお外遊びができず、表を眺めていると、子ども達の願いが通じたのか雨が上がり青空も見え始めました。「待ってました~!」とばかり、雨があがるのをいち早く見計らうかのように戸外に出てきたのは、たんぽぽ組のHくんとCくんでした。
2人が駆けて行った場所はうさぎ小屋を少し上がった所にある、だんご虫の穴場スポットでした。「先生、おった~!」と興奮気味に知らせてくれると、それを聞きつけた年長児達が、優しく声をかけ一緒にだんご虫を探してくれました。違う所でもたんぽぽ組の男の子達が集まっているので行ってみると、楽しそうにおしゃべりをしながらナメクジの観察をしていました。両手の人差し指を頭の上にのせて、ナメクジの触覚を表現しているN君、たんぽぽ組の月齢の低い子達は、何を話しているのか聞き取れないことが多いので教師達は身振り手振りで伝えてくる子ども達の表現やサインも見逃さないように神経を集中して感じ取っていき一緒に驚いたり喜んだりしていきます。
その頃、園庭ではあちこちで雨あがりにしかできない水たまりでダイナミックな泥遊びが始まっていました。靴を履いていた子ども達も徐々に裸足になり始め「気持ちい~い‼」と言いながらニュルニュルの土の感触を楽しんでいました。水たまりの雨水を容器にすくって遊ぶ子、土を掘って水路を作る子、泥団子をたくさん作って生チョコケーキ屋さんを始めた子どももいました。
ひまわり組のK君は泥団子にさくらの葉を巻いて柏餅を作って見せてくれました。以前、子どもの日の給食で柏餅がでたのを覚えていたようです。その日その日の天候によって変化する自然と関わり、楽しい遊びを見つけ、発展させていく子ども達はまさに遊びの天才‼そして、遊びに紛れ込んでくる小さい組さんを年齢関係なく同じ仲間として受け入れて遊ぶ年長児の姿にさすが三つ葉っ子‼と微笑ましく感じた1日でした。
コメント (「雨あがりは楽しいな!!」 たんぽぽ黄組 竹本茜 はコメントを受け付けていません)