2024年3月9日 土曜日
暦はいつの間にか3月、今年度最後の月になりました。
まだ寒い日もありますが、日に日に厳しい寒さも和らぎ、暖かな陽の光とともに、外遊びが気持ちよく感じられる今日この頃です。
ぴよぴよの子ども達は、お外遊びが大好き。
お天気が良くなると、「おそと行こ~‼」と
ロッカーに帽子を取りに行きます。
そして自分で靴を取ってきて一生懸命に履こうと頑張ります。
少し前までなかなか上手にかかとが入らなかった子が、コツをつかんで上手に履けるようになってきて、成長を感じます。
ぴよぴよ組が、みつばっ子ハウスの中の畳の部屋から大きな机のあるリビングに移って約2ヶ月。れもん、みかん組さんとの共同生活にもすっかり慣れてきました。
他のクラスの先生が通路を通るたびに、「やぁ~‼」と声をかけてくれたり、頭をなでて
くれたりします。
少し人見知りのあったS君も、毎日声をかけて
くれるので、すっかり慣れて最近は手をあげて返事まで出来るようになりました。
人混みや、賑やかな音が苦手なR君。みかん組さんやれもん組さんが、手を洗うのに並んで通路を通るたびに、緊張して泣いたり、保育教諭にしがみついたりしていましたが、今ではすっかり慣れて、通る様子を見送れるようになりました。
おひな様製作では、はじめて絵の具にチャレンジ‼
タンポに絵の具をつけ、着物の部分にペタペタと模様付け。
ちょっぴり手に絵の具がつくのが気になる子もいましたが、きれいに絵の具がつくのを見て楽しく製作することができました。
作品を飾ると、「ぼくの~‼」と喜んで眺めていました‼
一時預かりぴよぴよは、年明けからこの時期、利用者が増え、初めての子の中には泣く子もいますが、慣れている先輩の子が、泣いている子の顔をそっと覗いてなぐさめたり、おもちゃを
「はいっ」と渡してあげたりする姿も見られます。
色々な人に関わってもらって笑顔になり、成長していく様子を見るたびに、心がほっこりと温まります。
これからもいろいろな経験や遊びを通して、たくましく成長していく姿を見守っていきたいと思います。
2024年3月9日 土曜日
今日は、三葉病児園の開園式でした。時折、陽が差してはくるものの、凍えるような寒い開園式になるかと心配でしたが、急遽30名の年長さん達が歌の応援に駆けつけてくれたのです。年長さん達の心を込めた歌と手話のお陰で、パーっと心が温かくなりました。子ども達の笑顔と歌声が参加の方々の心に響くオープニングとなりました。
新聞記者の方も思いがけない子ども達の出演を聞いて、思わず笑顔になるほど子どもの存在感は大きいんだなと思いました。実際、私も朝は緊張しっぱなしでしたが、年長さん達が会場に歩いてきたのを見て、なんだか不思議にホッと心が落ち着いたのです。なんともみつばっ子達のパワーは、みんなに光を注いでくれるようにすごく大きく感じました。
さて、開園式の挨拶の中で園長がこんな話をしました。
『この病児園が完成し、子ども達にお披露目をした時、一人の年長児が「これで私が病気になっても、お母さんがお仕事休まなくてよくなったね」と話してくれました。お母さんへの涙ぐましい心遣いに感動しました。』
これからの若いお母さん達への子育ての手助けが目的の病児園。園長がずっと持ち続けた夢が、本日叶いました。松山市こども家庭部の宇野部長様をはじめ、今後医療でお世話になるひいらぎこどもクリニック高橋院長先生、くめ内科クリニック久米院長先生、愛媛県私立幼稚園・認定こども園協会理事長二宮先生方、たくさんの来賓の皆様にご参会いただき、盛大に開園式を終えることができました。
さて、いよいよ3月11日(月)からインターネットでの予約受付が始まります。病気にかからない方が良いのですが、もしお子さんが病気にかかってお困りの時は、どうぞ三葉病児園をご利用ください。スタッフ一同お待ちしております。
コメント (「こんな事できるよ!!」 ぴよぴよ 西野真紀子 はコメントを受け付けていません)