2023年12月13日 水曜日
先日、さつま芋掘りや田植えなどでお世話になっているレインボーファームのおじちゃんが「もち米預かってきたよ。」と年長さんが植えて収穫したもち米を持って来てくださいました。そして、「これも畑でとれたんだが、食べるかな?」といって大きな白菜とさつまいももプレゼントしてくださいました。そして、更に「今年はモグラに食べられてしまった。」と聞いていたカブトムシの幼虫まで「畑を掘ってたら出てきたぞ!」とわざわざ持って来てくださったのです。
よく園長から「三葉幼稚園を周りの方たちが支えて下さっていることに感謝しなさい」と指導されますが、まさしくその通りです。子ども達が喜ぶだろうからと子どもの笑顔を想って、遠い場所から明るく笑顔で持って来てくださったことに感謝です。そして、頂いたものをフル活用するのも三葉幼稚園!今回、白菜は畑で採ったままで外側の葉っぱ付きでやってきて、そのまま展示していました。すると興味津々の子ども達はこっそり、ちょっぴり手を伸ばし、白菜の中がどんなになっているのか覗いていました。教師もこんなに大きな白菜は見た事がない、と思っていると園長から「みんなが見ているのはスーパーに売っているものでしょ。この周りの葉っぱは食べられないからとっちゃうのよ。」と教えていただき、避難訓練終了後には子ども達の前で外の葉をとって見せてくれました。すると「周りの葉っぱは緑なのに中は白い!」とびっくり!!『白い菜と書いて白菜』なるほど。と教師も知識が一つ増えました。
さて、今日は避難訓練で一年に一度、消防車と消防士さんが訓練の様子を見に来てくださって指導してくださる日でした。消防車がきてくれる事に期待がいっぱいの子ども達の横で、教師はいつも以上にドキドキ!それは本園ではなくさんさんらんどでの避難の仕方を見て頂く初めての日となったからです。
今、さんさんらんどで生活している年中・年長児は部屋からの避難、プレ年少・年少児はさんさんらんどに遊びに行っている時に火事が起きたという想定でした。富田先生が火元の発見者、大きな「火事だー!」の声で避難開始です。結果は『みんなよくできました。』
みんなが集まった後、消防士さんから『おかしも』(お:おさない は:はしらない し: しゃべらない も:もどらない)の約束を教わりました。そして、消火器を用いた消火訓練では数人の先生が消火器の使い方を教わり、「頑張れー。」とみんなの応援のなか、赤いコーンの火を消していきました。そして、写真撮影と消防車を見学する時間もとっていただきました。
今日来てくれた消防車の正式名称は「化学車」で水だけでは消えない火を泡で消す為や水をかけてはいけない油火災などで活躍する車と教えてもらい、その化学車の中に入っている機械や構造も見せて頂きました。年中さん・年長さんになると見学しながら気になるところがいっぱいあって、消防士さんに質問攻めです。その質問にも丁寧に答えて下さった消防士さんに感謝です。憧れの消防車の前で憧れの消防士さんと写真を撮って大満足の子ども達は「消防士さんになりたい!」と未来の消防士さんに夢をはせていました。
本物の消防車と本物の消防士さん(園児の中には消防士さんの子どももいて)への憧れは増々強くなったようです。お家での避難の方法等今日の機会にぜひ話題にして一緒に考えてみてください。
コメント (「 あわで火を消す化学車の登場!! 」 すみれ組 河野拓成 はコメントを受け付けていません)