2023年12月6日 水曜日
今日は、昨日の寒い雨から一転、晴れて暖かい1日となりました。登園して来た子からジャケットを脱いで元気に遊ぶ姿が見られました。
外でままごとやボール遊びをしていると、「今日は、年少さん、たんぽぽさんで手をつないでさんさんらんどにお店屋さんを見に行きます!」と放送がかかり、子どもたちは大喜びで「何屋さんがあるんやろ~」「早く行こう!」とワクワクで、準備を始めました。
今日は、たんぽぽさんと手をつないで行くということで、いつもよりはりきっている年少児は、手を差し出してたんぽぽさんを迎えました。中にはたんぽぽさん2人を両手につないで行く年少児もいましたが、「俺たちがつないであげないといかんよね!」と言っている姿に成長を感じました。年少児が手とつなぐと、たんぽぽさんたちも嫌がることなく歩くことができていて、前と比べると随分歩くのが早くなっていて驚きました。
さんさんらんどに到着すると、遊んでいた年中さんたちが迎えてくれました。お店屋さんの見学に来たことと伝えると、「すごいのいっぱいあるよ!」と教えてくれました。どんなものが売られているのか気になって仕方がない年少児は、急いで部屋に入ろうとしましたが、そこに年長さんが約束事を説明しに来てくれました。「部屋の中は走らないでね。わからないことがあったらなんでも聞いてください」と、優しく教えてくれました。そして、「部屋に入る前に消毒をしてください」と言って消毒もしてくれました。手の平だけでなく、手の甲にも消毒をすることを教えてくれ、感染対策もばっちりです。
準備万端で部屋に入ると、そこにはたくさんの商品と素敵なお店屋さんが並んでいました。入った瞬間から活気があり、どこのお店から行くか迷います。お菓子屋さんに行くと、チョコレートやクッキー、大きなケーキもありました。マシュマロの看板には『ましまろ』と書かれていて、年長さんたちが一生懸命に書いたことが伝わってきました。他のお店も見てみると、どのお店にもこだわった商品がずらりと並んでいて、レストランにいたKくんは、「今日売ることはできないけど、味見ならいいかな〜、あ、でもなくなっちゃうかな〜、まあちょっとだけならいいか!」と言って、ポテトを味見させてくれました。味見をさせてもらった子は「おいしい!買いたい!」と笑顔になっていました。
今日は時間が短かったので、じっくり見ることができませんでしたが、オープンの日がとても楽しみになりました。お店屋さんの見学が終わり、幼稚園に戻ると、子どもたちはあることに気が付きました。お買い物をするにはお金が必要です。「お金作る!」と言うとすぐに準備を始めました。お金の種類はいくつもあることを教えてもらうと、自分たちでお金を描いて切っていきました。お金を作っている時も「おもちゃとカレーがほしいけん、お金いっぱいいるよね!」「何円あったら足りるかな?」と楽しみな様子でした。
本園と仮園舎で分かれているからこそ、期待も大きくなっていき、楽しみも倍増しています。オープンの日も子どもたちとお買い物を楽しみたいと思います。
2023年12月5日 火曜日
昨日、園長が仮園舎のお店屋さんの部屋をのぞいた時、なんと、銀行の扉が開けっぱなしになっていて大変なことになっていました。それを見た園長が「大変!これじゃあとられ放題だよ!」と大流て。椅子で囲っていた部屋を間にマットを入れたりして泥棒が入ってこないようにアドバイスをしてくれました。その後、教師が「失礼します」と入ろうとすると、くま組のRちゃんが「だめー!お金とるつもりでしょ~」と疑い深い顔をして見ていました。そういうやりとりも楽しみつつ朝一からせっせと働く子ども達です。
昨日、お店屋さんの開店を待ち切れずお菓子屋さんであめを頼んでいたぱんだ組のR君は、家でお金を作って持ってきていました。早くお買い物がしたい気持ちが伝わってきて微笑ましいなと思いました。
開店日が押し迫る中、おもちゃ屋さんでは、沢山商品を作って種類別に分けていたものの値段を決めていないことに気が付き、それぞれ自分が作ったおもちゃの値札を書いていきました。ぞう組のRちゃんは、「100円じゃ安いかなあ。いっぱい頑張ったから300円にしようかなぁ」と悩みながら言いていました。文字が分からない小さいお友達の為にイラストを描いてあげる子も多く、気遣いもできて流石年長児だなと感心しました。魚釣りのゲームを考えて作っていたS君とRちゃんは、自分が作った竿が本当に釣れるのか何度も確かめていました。まるで本物の店員さんのように確認までする子ども達に驚きました。
また、今日年長児は手話教室がありました。教えて下さる山中先生はいつも表情や感情の表現の仕方を大切にされていて、今日も嬉しい、悲しい、恥ずかしいなど手話の表現方法を教えてくれました。「手話は表情も大切でみんなの表現の仕方1つ1つが正解なんだよ。伝えたい人にどうやったらこの気持ちが伝わるかなって考えて伝えようとすることが大切なことだから」と素敵なアドバイスをもらいました。より手話の理解が深まり、良い時間を過ごすことができました。
インフルエンザの感染が気になる今日この頃、ご家庭での体調管理もよろしくお願い致します。登園前に体温を測るなど健康観察もお願いします。
健康情報…インフルエンザ 10名(その他風邪、嘔吐、下痢等)
2023年12月4日 月曜日
12月になり、寒~い日もありますが、今日はおひさまパワーもありポカポカのいい天気でした。さんさんらんどでの生活にもすっかり慣れた子ども達は朝から元気いっぱい遊んでいます。今日から津田中のお兄さんお姉さん達も来てくれているのですが、ぱんだ組に入ってくれているお兄さんは、汗びっしょりになるくらいいーっぱい走りまわって遊んでくれました。あと2日間お兄さんお姉さん達ともいっぱい遊んで楽しみたいと思います。
今日も朝から年長さん達はいつも以上になんだか忙しそうにしていました。お店屋さんのオープンに向けての準備が始まっているようです。年中の子達に「これどう?かわいい?買いたい?」と聞いてくれて「それほしい!」とSちゃんが言うと、「分かった!これも今からいっぱい作るからすこし待っててね♪」と言ってくれて、Sちゃんはルンルンでお買い物できるのを楽しみにしています。
R君は、「先生、ぼくね、ちょぴりお店の中のぞいてきちゃったんだ~♪」と言って嬉しそうに「先生も少しだけだよ」と案内してくれました。R君はお菓子屋さんにつくと、「この飴とマシュマロが欲しいんよね♪」と話していました。それを見ていたくまぐみのEちゃんが「それは100円だよ♪何のお菓子がすきですか?」とR君に聞いてくれました。R君は恥ずかしそうに「あめちゃん」と答えました。「分かったよ!いっぱい作っておくから楽しみに待っててね」と言ってもらいました。R君はお金作らなきゃ♪と、とても楽しみにしています。他の子達も行ったり来たりと中の様子を見ています。
そして年中児は今、保育園のお楽しみ会でお部屋を貸してあげることになったので、クリスマスのかわいい飾り付けをしています。古森先生に、年中さん任せたよ♪と言ってもらったことを伝えると、もうそれはそれは!!張り切っています。家からキラキラ持って来た!と、おかしの袋や、かんゆの缶、キラキラしている廃材の箱などうれしそうに持って来て作っていました。うさぎ・ひつじの部屋を飾っていると、Mちゃんが「ひよこさんは背が低いから、下の方も飾った方がいいんじゃない?」ということで、ロッカーの下にも飾りを付けました。僕たち私たちはお兄さん、お姉さん!と年中児も逞しくなったなぁと感じます。
健康情報・・・インフルエンザ9名
2023年12月3日 日曜日
秋晴れの気持ち良い日が続いた今週。
もも組も秋風に誘われて散歩にでかけました。
「お散歩行くよ」で各々が帽子をとりにいき、なんとなく頭にのせると「はやく、 はやく」のアピールが始まりました。
「今日はね、お外行くからえーん えーん言わない人!」と聞くと「はぁーい」。分かっているかなぁ。
ひとりずつカートに乗ると、しっかり捕まり、あたりを見回していました。
さぁ、もも組号の出発です。
裏山を通るといっぱいの落ち葉が 目につき、それを集めて落ち葉吹雪をしてみせると、「わぁー」。
僕も私も落ち葉を持たせてと手を伸ばし「ちょうだい」「ちょうだい」のアピールです。
手に持たせると揺らしてみたり、ちぎってみたりしながら、感触を楽しんでいました。
この日は幼稚園の自由参観の日だったので、出会った保護者達に「可愛いね」と褒めて頂き「バイバイ」と 嬉しそうな笑顔を返していました。
園バスの駐車場までいくとバスを指さし「バイバイ」。ローソン前では、カーンカーンカーンの音がして、やってきた電車を指さし歓声をあげて「バイバイ」。
西濃運輸前では 事務員のお姉さんが手を振ってくれ、ここでも 「バイバイ」、道路を走る車にも、行きかう人にも「バイバイ」。
可愛いさをいっぱい振りまく子ども達でした。
どこに行っても「可愛いね」と言ってもらい愛を感じられるこの子達は幸せだなと思い、いつの間にか保育教諭達も幸せな気持ちになっていました。
幼稚園の正門前まで帰ってくると大きな重機が 動いているのを正面から見る事ができ、ここでもまたキラキラした目で「わぁー」「あーあ」の歓声と指さしをしていました。
帰ってくると幼稚園の先生や調理士さん達に「おかえり」の声をかけてもらい、またまた嬉しくなり「バイバイ」(?)とあいさつをしていました。いつもは窓から見送る事が多い子ども達も今日は 見送られ嬉しさが倍増していました。
楽しかったので次の日(水曜日)もまた、おでかけしました。
この日は高月齢の子は歩いて行くことにしました。2人で手を繋いで慎重に歩く姿もとっても可愛いかったです.
そしてまた出会った人にいっぱいの「可愛いね。」を頂き「バイバイ」のお返しをしていました。気持ち良い外気に触れながら色々な物を沢山見て、感性が育ったお散歩でした。
毎日古森先生がさせてくれる日誌のおつかいが、今では 争奪戦となっています。おつかいができると誇らしげな顔で古森美生にタッチを求める姿は、本当に可愛いです。
そこからの発展でオムツ替えをしている保育教諭にオムツを届けるおつかいがもも組のブームとなっています。
褒められる事が大好きな子ども達は喜んでしています。
そんな中、友達から絵本を受け取ったRちゃんは次にMちゃんに渡して笑顔でタッチをしていました。
初めての小さなおつかいが、色々な場面で発展していることを嬉しく思いました。
と、同時に1日1日の繰り返しの大切さや、大きさを改めて考えさせられました。
2023年12月1日 金曜日
今日の空は曇っていてとても寒く登園して来たSちゃんは「先生寒い~。手が冷たくなった」と手に息を吹きかけ温めていました。こんな寒い日も三葉っこになって8か月の年少さん達も元気に戸外で遊んでいました。ままごとコーナーで、ちゅうりっぷ組のTくん達が自分達で調理したお皿を持って集まってきました。Tくんに「何のお料理を作ったの?」と聞いてみると「あったかいご飯をたくさん作ったんよ!」と話してくれました。そこに、Rくんが「たくさんできたよ~」とフライパンを重そうにしながら持ってきました。「Rくん野菜たくさん入っていておいしそうだね」と声をかけると「寒いからあったかくなるご飯作ったんよ」と教えてくれました。そして、持ってきたスープをそれぞれ自分が用意した器によそい、おいしそうに食べていました。
その他のコーナーでは、教師に作ってもらった藁縄を頭の大きさで結んでもらうと落ち葉を縄の間に差し込み冠にしていました。ちゅうりっぷ組のTちゃんは「先生葉っぱが入らないから持ってて」と持ってきたので紅葉してきれいなオレンジ色をした葉っぱを差し込んで渡すと「ねえ、先生きれいでしょ」ととても満足そうにしていました。
戸外で遊んだ後は部屋に戻り、クリスマスツリーや飾りを作りました。今回“参観日”ではなく“参加日”です。すみれ組とひまわり組は保護者も参加し段ボールや廃材を使いクリスマスツリーなどを作っていました。途中部屋の様子を見に古森先生が来られて子ども達に「何を作っているの?」と聞くとサンタなどと答えたので、古森先生に「プレゼントが欲しい」と頼まれたことで子ども達も自分が欲しい飛行機などを作り始めました。ちゅうりっぷ組では保護者に呼びかけなかったことから、保護者が立ち見状態にあったため「入ってください。どうぞ!」と声を掛けてくださいました。保護者の方が参加してくださったことで子ども達も、楽しく会話しながら活動することができました。
一学期とはまた違った子ども達の姿をご覧いただけたことと思います。お忙しい中参観いただきありがとうございました。
コメント (「お店屋さんで何買おう!」 ひまわり組 藤田夏帆 はコメントを受け付けていません)