2023年12月14日 木曜日
昨日の職員会で「年長児のお店屋さんでもう一度お買い物がしたい!!」と中、少、プレの教師が年長の教師お願いした事もあり今日は2度目のお店屋さん!バーゲンセールを年長の子ども達が開催してくれました。2学期のアルバム整理や好きな遊びをしているたんぽぽの子ども達に「今日もお買い物ができるんだって!」と言うと「やった〜!!」と大喜びでした。いつもはゆっくりと片付けをする子も急いでして「出来たよ!」とアピールしてきたり「おトイレ行かないと」と朝の流れを把握している子は「行ってきたよ」と満面の笑みで言いに来ました。
手提げバック(エコバック)を持って出発!!園長先生に「お買い物いくの?」「行ってらっしゃい」と声をかけてもらいバスに乗ってわくわくの子ども達は屋外遊ぎ場へ着くと「やったー」とお店屋さんの方へ駆け出していきました。
「いらっしゃいませ〜!」と年長児の声が響く中、一昨日のお買い物の時のようにたんぽぽ組の子は年長のお兄さん、お姉さんと手を繋いでお買い物のお手伝いをしてもらいました。ひとりでいる子がいると「一緒に行こう」「お姉ちゃんと手をつなごう?」と優しく声をかけてもらうと「うん!」と言って手を繋いだり、握ってお買い物へ行っていました。そして、銀行屋さんでは「お金欲しいです」と年長の子言ってもらうと「どうぞ」とたんぽぽの子に渡して「どこから行こうか?」「手を離したらダメだよ」と本当のお母さん、お父さんかのようにひとつひとつまわってくれて「これください!」「お金渡してね」と教えてくれて、たんぽぽの子も店員さんに渡していました。食べ物を買った子はテーブルに行き椅子に座ると本物を食べているかのように口を動かしたり「美味しい〜」と言ったりと見ていて可愛い姿が見られました。また、K君は「あ〜ん」と口をあけて年長の女の子に「は〜い」とスプーンで食べさせてもらっていてとてもほっこりとした気持ちになりました。
服屋さんでは前回も可愛い服を買っていたNちゃんは今日も素敵な服を買っており、年長のAちゃんに着せてもらっていました。また、Aちゃんは大人顔負けの接客態度で「着せてあげるね」「可愛いよ!」と言っていてNちゃんも着せてもらっている時は緊張していましたが後で着せてもらったことを嬉しそうに言っていました。
一昨日同様年長児にお世話してもらったたんぽぽ組さんはバスに乗って帰るとスポーツ教室の時もアルバム整理している時も1日笑顔いっぱいで降園時にはお店屋さんでお買い物した物を嬉しそうにつけて帰ったり手にして帰って行きました。
2023年12月13日 水曜日
先日、さつま芋掘りや田植えなどでお世話になっているレインボーファームのおじちゃんが「もち米預かってきたよ。」と年長さんが植えて収穫したもち米を持って来てくださいました。そして、「これも畑でとれたんだが、食べるかな?」といって大きな白菜とさつまいももプレゼントしてくださいました。そして、更に「今年はモグラに食べられてしまった。」と聞いていたカブトムシの幼虫まで「畑を掘ってたら出てきたぞ!」とわざわざ持って来てくださったのです。
よく園長から「三葉幼稚園を周りの方たちが支えて下さっていることに感謝しなさい」と指導されますが、まさしくその通りです。子ども達が喜ぶだろうからと子どもの笑顔を想って、遠い場所から明るく笑顔で持って来てくださったことに感謝です。そして、頂いたものをフル活用するのも三葉幼稚園!今回、白菜は畑で採ったままで外側の葉っぱ付きでやってきて、そのまま展示していました。すると興味津々の子ども達はこっそり、ちょっぴり手を伸ばし、白菜の中がどんなになっているのか覗いていました。教師もこんなに大きな白菜は見た事がない、と思っていると園長から「みんなが見ているのはスーパーに売っているものでしょ。この周りの葉っぱは食べられないからとっちゃうのよ。」と教えていただき、避難訓練終了後には子ども達の前で外の葉をとって見せてくれました。すると「周りの葉っぱは緑なのに中は白い!」とびっくり!!『白い菜と書いて白菜』なるほど。と教師も知識が一つ増えました。
さて、今日は避難訓練で一年に一度、消防車と消防士さんが訓練の様子を見に来てくださって指導してくださる日でした。消防車がきてくれる事に期待がいっぱいの子ども達の横で、教師はいつも以上にドキドキ!それは本園ではなくさんさんらんどでの避難の仕方を見て頂く初めての日となったからです。
今、さんさんらんどで生活している年中・年長児は部屋からの避難、プレ年少・年少児はさんさんらんどに遊びに行っている時に火事が起きたという想定でした。富田先生が火元の発見者、大きな「火事だー!」の声で避難開始です。結果は『みんなよくできました。』
みんなが集まった後、消防士さんから『おかしも』(お:おさない は:はしらない し: しゃべらない も:もどらない)の約束を教わりました。そして、消火器を用いた消火訓練では数人の先生が消火器の使い方を教わり、「頑張れー。」とみんなの応援のなか、赤いコーンの火を消していきました。そして、写真撮影と消防車を見学する時間もとっていただきました。
今日来てくれた消防車の正式名称は「化学車」で水だけでは消えない火を泡で消す為や水をかけてはいけない油火災などで活躍する車と教えてもらい、その化学車の中に入っている機械や構造も見せて頂きました。年中さん・年長さんになると見学しながら気になるところがいっぱいあって、消防士さんに質問攻めです。その質問にも丁寧に答えて下さった消防士さんに感謝です。憧れの消防車の前で憧れの消防士さんと写真を撮って大満足の子ども達は「消防士さんになりたい!」と未来の消防士さんに夢をはせていました。
本物の消防車と本物の消防士さん(園児の中には消防士さんの子どももいて)への憧れは増々強くなったようです。お家での避難の方法等今日の機会にぜひ話題にして一緒に考えてみてください。
2023年12月12日 火曜日
数十日前、年長さん達がこんなお店を出します。何が買いたいですか?欲しい物は何ですか?と聞きに来てくれました。その時「時計」「ピンクのお洋服」「指輪」等など、欲しい物を注文していた年中さん達でした。わくわくどきどきしながら、靴を靴箱(年長さんがお店の準備をしている部屋の前にあります)に片付けに行く度に「まだかまだか」と横目でチラチラと見ながら部屋に戻ってきては、「今日もお買い物に行けないの」と残念そうな顔でつぶやいていました。そんな子ども達が楽しみに待てるようにと「お買い物に行くのが何がいるかなぁ?」と尋ねると、「お金」「お金を入れる物(財布)」「買い物したら入れる物もいるよ」「まま、お買い物行く時 持っているもん」と思いつく事を次々と言ってくれました。そこで1日1日とお買い物に行く準備をしながら「いつ行けるのかなぁ?明日 行けるのかなぁ?」と楽しみに待っていました。
すると今朝、年長さん達が戸外に机を出し、商品を並べ始めたではありませんか。「お店が開店?」わぁーと待ちに待っていただけに気持ちが盛り上がると、園庭の水たまりの水をすくう手伝いをしてくれたり、並び始めた商品を見て廻ったりして、「先生 欲しい物があった」「買いたい物が100円と書いてあった」等など、目を輝かして話してくれました。また「買い物に行きたい人は お部屋に入って」って言ってたと戻ると、すぐにお道具箱から先日作ったお財布を首にかけて、今にも行きそうな感じで立っていました。
年長さんからお誘いがあるまでと聞いても、もう気持ちはお買い物!歌を歌ってもうわの空、途中で「先生 見て!」と買い物の格好をした年少さん達が来たことに気付いて声をかけてきました。
それと同じ頃、年長さんからのお誘いの声、「わぁー!」と行きそうになる中、年中さん4クラスが一度に行ったら大変‼テラスを通るのも危険という事で少し遅れて出たけれど、集まるより先に欲しい所に行く子どもの姿も・・・。欲しい物を一番に買いに行ったり、欲しい物がたくさんあり過ぎて戸惑っていたり、買いたい物がなかなか買えず、教師に助けを求めにきたり、買いたい物を買ったけど、まだ買いたい物があるからと、ずっと買い物を続けようとしたり、色々な子どもの姿を見ることが出来ました。その後も年少さん達も買い物をして、買った物を「先生 見て これ買ったの」と見せてくれたり、ずっと買ったジュースを口にくわえて飲む真似をしたりしていました。年長さんも引き込みが上手で「こんな物もありますよ」「アイスはいかがですか?」「ドーナッもありますよ」「どんぐりはいかがですか?」「ゲームもありますよ 300円です」等など呼びかけます。
そしてその後もひよこさん、たんぽぽさん、年長さんや年中さん達と一緒に案内してもらいながら買い物をしました。お金がないひよこさんは、銀行に行き、カードをもらい、「あそこにこれを入れるとお金が出てきます。お金をもらってください」と教えてもらって、お金を手にして買い物をしていました。
今日、買い物した物を大切そうに持って部屋に戻ると、嬉しそうに見せ合ったり、家に持ち帰ったりしていました。今日、あまり買い物が出来なかった年中さんもまた買い物が出来ることを楽しみにしていました。
2023年12月11日 月曜日
今日は年長らいおん組のお習字の日でした。今たんぽぽ黄組さんたちが使っている部屋が今日はお習字の部屋に変わります。机の前に年長さんたちが背筋を伸ばして座っている姿がとってもカッコよくて小学生みたいに見えるのです。そんな姿をドアの隙間からそっと覗いていたのがたんぽぽ組さんのKちゃん、O君、K君たちでした。「何だろう?何しているのかな?」という顔をして年長さんたちにくぎ付けです。中の様子をじい~っと見ていたO君は何となく気配を感じて」人差し指を口に当てると「シィ~!」と言っていました。静かにしなくっちゃという空気を感じたのでしょうか!らいおん組さんの習字は今日で50音全部書き終えたそうです。今日は「ま・は・な・ぬ・る・」の5文字を書いていました。全員お習字の菅野先生の話をしっかりと聞いていました。「筆をすーっと引っ張り止める」「ふくらませてぐるんとまわしてとめる」など筆の動かし方の説明をしっかりと聞いていました。筆にゆっくりと墨をつけ、硯の中にいらない墨をトントンと落とすと半紙の上に筆を走らせていきます。どの子も思い切りよく半紙いっぱいに字が書けるようになっていて驚きました。まさに「日本の心」を学ぶ時間なのだと感じました。ドアの隙間から覗いていたたんぽぽさんたちも3年後にはこんな風になるんだなと今からとても楽しみです。
さて、年少さんたちのお部屋では、アルバム制作をしていました。初め個々のグループ少人数でアルバムを広げて制作しているのを見た園長は、子どもたちにこんな風に声を掛けました。
「年少のお友達!もうみんなは先生のお話をしっかり聞けるようになったし、お話を聞いてどんなふうにしたらいいかなって自分で考えて工夫することもできるようになったよね。先生に一つ一つ教えてもらわなくてもみんなで一緒にできるよね!」すると年少さんたちは、「できる!」「みんなと一緒にできる」と自信満々!!やってみるとその通りでした。ちゅうりっぷ組では、台紙の中に写真を2枚並べて貼ることを伝えると台紙の中からはみ出さないように入れ替えたり上下のバランスを考えながら置いていたりして驚きました。又「写真を真ん中においてね!」の教師の言葉を聞いてほとんどの子が台紙の真ん中に置くことができていてびっくりしました。それを見ていた園長は「これが算数につながるんだよ」と言って子どもたちの育ちをとても喜んでいました。
さくら組では新聞紙をはさみで切り、切り取った紙片を並べたり組み合わせたりして自分でイメージしたものを作っていました。
一方、すみれ組さんではちょっとした事件が・・・。先生がアルバム台紙の長さよりも長いタイトルを子どもたちに渡してしまいました。慌てて直そうとした先生達でしたが(先生は意図したのではなく、全く気付かず渡してしまっていました)驚きました!!いつも通りの向きではそのタイトルがはみ出してしまうことに気付いたKちゃんは何とアルバムの向きを横に変えるとちゃんとそのタイトルが貼れることに気付いたのです。先生にも伝えず、困った顔もせず、自分でどうすれば貼れるかを考え、自分の感覚としてアルバムの向きを変えることで仕上げたのです。本当にびっくり!!先生たちは皆驚きました。私たちはともするとこんな素晴らしい子どもたちの力を信じず大人がやってしまおうとしていたことを心から反省し、伸びる子たちの芽を絶対摘んでしまってはいけないと思いました。これからも教師の思いやイメージを押し付けることなく子どもを信じ伸び行くひとりひとりの育ちを見守り、支援していきたいと子どもたちのこの姿を見て教えられた教師たちでした。
2023年12月9日 土曜日
12月に入り、れもん組に新しいお友達が仲間入りしました。すると、先輩?の子ども達は、名前を呼んであげたり、手を繋いであげたりら片付けを手伝ってあげたりと、お兄さん・お姉さん気分です。(みんな同い年です)そんな子ども達と外で遊んでいた幼稚園の子ども達が部屋に入ったタイミングを見て、「汽車ぽっぽ行くよ~」と声を掛けるとパッと目を輝かせて急いで帽子を取りに行く姿はとてもおもしろく、可愛いのです。少し手助けが必要な子もいますが、ほとんどの子が靴を自分で履く事が出来るようになりました。毎日いろんな事が少しずつ出来るようになっていく姿を目にして、子ども達の発達の速さに驚かされます。
そんな子ども達は機関車の所へ行くと、一瞬で上まで登って行って得意そうに見下ろして姿に感心させられます。右から左からいろんな所から登る事が出来るようになった分だけ目が離せませんが、子ども達のたくましさに嬉しく思います。子ども達は1人1人機関車でも遊び方は違い、何回も滑り台を滑る子もいれば、滑り台の途中で「カンカンカンどーぞー」と交通整理をしてくれる子もいます。機関車の下に入って秘密基地みたいにしたりと、遊びながらいろんな事を考えて楽しんでいる子ども達を見ていると、私達まで楽しくなります。
雨の日には、広告や新聞紙を子ども達に渡してみると、ちぎったり、折ったり、思い思いに遊び始めました。中には広告を綺麗に敷いて寝転ぶと友達にトントンしてもらったり、その近くではぬいぐるみを寝かせていたりお母さん?先生?になりきっている子ども達には笑ってしまいました。そうして遊んでいると、新聞紙を丸めた棒でほうきの様に散らばっている広告を集め始める子が出て来ました。ほとんどのごみは散らばったまま(広がったかな?)でしたが、その子達は満足で、いろんな所を掃除してくれていました。そして、楽しかった時間はあっという間で、片付けの声掛けをすると、すぐに片付け始めます。ゴミ箱を近くに持って行って「ここに持ってきて~」と言うと両手にたくさん集めて持って来てくれます。何回も何回も集めに行ってくれている子ども達の顔はもうすっかりお兄さん・お姉さんの顔でした。部屋が綺麗になると得意気に笑っていて褒めると大喜びの子ども達です。
12月6日(水)はひよこ組のお楽しみ会を予定していましたが、感染症での欠席者が増えている為、延期となりましたが特別給食をいただき、プレゼントを持ち帰りました。特別給食はいつもと違うメニューで大喜びの子ども達は「おいしいねぇ~」と言いながら一瞬で食べてしまいました。これからも加湿、手洗い、消毒、換気を引き続き行いながら子ども達が元気に過ごす事が出来るようにしたいと思います。
今年は保育園のお楽しみ会は風邪やインフルエンザの流行が気になった事から延期になりました。いつ頃、どのようにしようかと保育教諭達で悩んでいた所、幼稚園のお楽しみ会に保育園児も招待してもらう事になりました。保育教諭手作りの三角帽子を会場へ行く前に被せると、みんなこれから何が始まるのか、ワクワクしていました。子ども達は会場へ行くと、いつもと違う雰囲気でキョロキョロしていましたが、お楽しみ会が始まると、体を揺らしながら手遊びをしたりと、とっても楽しんでいました。幼稚園のお楽しみ会に招待された事から、急遽保育園の先生達の出し物としてハンドベルをする事になり、ドキドキでしたが幼稚園の子ども達がきらきら星の歌を歌ってくれたり、ひよこ組の子ども達も手をキラキラさせて楽しんだりしてくれたので安心しました。幼稚園の先生の出し物では、合奏でピクミンに変身した先生達に手を振ったり、れもん組の子で歌を知っている子は一緒に歌ったりしていました。幼稚園の先生達の劇ではらいろいろな動物が出て来るので、ひよこ組の子ども達も楽しんで観る事が出来ていました。そして、先生のサンタさんが出て来た時は驚いた様子でしたが、偽物のサンタさんがプレゼントを開けて出す時には大喜びでしていました。そして、いざ本物のサンタさんがさんさんらんどの上から登場すると、遠くだったので子ども達が見つけるのには少し時間がかかりましたが、見つけてからは「みて~」とれもん組の子ども達は大喜びで指を指して見ていました。部屋に戻ってから子ども達に「サンタさんの服何色?」と聞いてみると「あかいふくやった!」「ぼうしかぶっとった!」としっかり見た事を話してくれました。そこで、「ひげあった?」と聞いてみると「ここにふわふわがあったんよ~!」と自分のアゴを触りながら教えてくれました。サンタさん怖がらないかな?分かるかな?の保育教諭達の心配をよそに子ども達はちゃんと分かっていて、自分達が見た物、見た色を自分達の言葉で伝えてくれていました。初めて幼稚園のお楽しみ会に参加させてもらいましたが、子ども達は幼稚園児達の雰囲気は格別でとても楽しんでいました。また、幼稚園の楽しい雰囲気も味わう事が出来ました。そして、先日と今日2回目の特別給食の時間は「いただきます」をすると、まず1番にケーキを食べてしまう子(今日だけは特別です。)、最後まで大事に取っておく子、途中でつつきながら食べる子、さまざまでしたがとってもいい笑顔で食べていました。急遽、幼稚園のお楽しみ会に参加させてもらった保育園児達にとって、幼稚園の大好きなお兄さん・お姉さんと一緒に(1人前に)生活できた事、幼稚園の先生達の保育に触れた事はとてもよい体験になりました。幼保連携型認定こども園だからこそ出来る保育です。
2023年12月8日 金曜日
今日は、子ども達の待ちに待ったお楽しみ会当日!さんさんらんどの園庭ですることになり、テントを並べ幕をはって準備をしました。朝から登園している年長さん、年中さんもいそいそと飾りつけをしてくれました。自分達が描いた絵を、せっせと貼っていましたが、途中年中児がテープを上手に丸くすることが出来ず困っていると、近くにいた年長児が、「こうやってするんだよ」と優しく教える姿も見られ、みんなが協力し合って飾り付けを頑張っていました。
飾り付けが終わるといよいよお楽しみ会の時間です。園庭に出た子ども達は、どんな楽しいことがあるのかワクワクしていました。今年は、先日行う予定だったひよこ組のお楽しみ会が残念ながら延期になってしまったので、園長の提案で幼稚園のお楽しみ会に、ひよこ組の子ども達も招待することになりました。全員がそろったら、さっそく教師達の演奏からスタートです。今年の子ども達は「ピクミン」が大人気!!ということで、教師達はピクミンに変身して登場です。それを見た子ども達は大盛り上がり!!「〇〇先生、赤ピクミン!」「青ピクミンと黄ピクミンもいる」と、前のめりになるほど夢中になっていました。演奏した曲も子ども達がいつも歌っている曲で、みんなで大合唱になりました。
劇ではトナカイの落とし物を村のみんなで探すというストーリーでしたが、子ども達も一緒になって探してくれていました。
劇の終盤、トナカイを助けた動物達にサンタさんからプレゼントがあったのですが、その中身がパイナップルのかぶり物や、踊りのばちなど、子ども達が運動会で使った物ばかり…。本当に本物なの?と疑い、もう一度みんなでサンタさんを呼んでみました。すると、出て来たのはみんなを喜ばせようとサンタの格好をしていた、河野先生だったのです!!「やっぱり河野先生か!」「やと、思ってた!」と、子ども達が「やっぱりね〜」と言うような顔でそっちに注目していると、「あ!!」と、教師がさんさんらんどで、何かを見つけました。
その声を聞いた子ども達は、「何!?何!?」と周りをキョロキョロ。園長も「あ!」と言って、指をさして、テントの中にいる子どもたちに「ちょっとみんな、出て来て!」と、手招きしました。子ども達が園庭のまん中に、集まって山の方を見ると、なんと山の上から本物のサンタさんが手を振ってくれていたのです!!その姿を見て、子ども達も大興奮!
「プレゼントはあるの!?」と子ども達が一番聞きたいことを尋ねると、園舎に置いてくれていると教えてくれました。それを聞いた子ども達の目はさらにキラキラ輝き、ニヤニヤが止まりません!!プレゼントのお礼にサンタさんに歌のプレゼントをして忙しいサンタさんが帰る時には「サンタさんはみんなが寝ている時にしか来ないので帰る時も寝ていなくては」と目をつぶって寝ている子ども達を見て、とても可愛いく温かい気持ちになりました。
今年はサンタさんが置いていってくれたのはクラス毎の大きな袋でした。その中にみんな1人1人の名前が書かれたプレゼントが入っていました。1人1人名前を呼んでプレゼントをもらうと、「僕のあった!」「サンタさん、名前何で知ってるんだろう?」と話が止まらず、終始笑顔が耐えない時間でした。
夢のような1日を過ごした子ども達の笑顔は、とても幸せそうで、そんな子ども達を見て、教師達も幸せな気持ちになりました。
2023年12月7日 木曜日
今日、年中さん・年長さんが仮園舎で過ごしていると、古森先生から「幼稚園にたくさんのミキサー車が来ていて、工事もだいぶ進んでいるので見にきたら・・・!」と声をかけてもらいました。そこで、さっそく準備をして、見に行くことにしました。工事の様子を見るのが大好きな子どもたちは幼稚園まで行く足取りも軽く、「今、どうなっているんだろう?」「早く見たいな〜!」とわくわくしながら歩いていました。幼稚園に到着すると、1階の透明板のところからコンクリートポンプ車やミキサー車が動いているのが見えてきました。以前見たときよりも1階の部分ができていて、子どもたちも「幼稚園ができてきてる!」と喜んでいました。
各クラス交代しながら、2階のテラスや3階の会議室の窓から工事の様子を見ていると、新しい園舎の2階の部分が作られようとしていました。3階の会議室の窓からは、鉄筋の骨組みがよく見え、工事のおじさんたちがコンクリートポンプ車の太くて長いホースから流れ出るコンクリートをならしている様子がよく見え、子どもたちは大興奮でした。今日は、たくさんのミキサー車が入れ替わり立ち替わりで何十台も幼稚園にやってきていました。りす組のSくんは、その様子を見ながら「先生、ミキサー車が出ていったよ。あっ、もう一台来たね!!」とにこにこ笑いながら話していました。仮園舎で過ごすようになって数日で工事の様子が見ない間に変わっていることにとても驚きました。子どもたちのために毎日汗水たらして工事を進めてくれている工事現場のおじさんたちにも感謝の気持ちをもって、これからも子どもたちにとって貴重な経験になるように工事の様子を見守っていきたいと思っています。
明日は、子どもたちが楽しみにしているお楽しみ会です。工事中で教師みんなでどのようにしたら、例年以上に思い出に残る会になるか頭を悩ませたところですが、何とかサンタさんも来てくれるようです。(子どもに内緒です。) 歩き登園の方は、8:30までに登園させてください。(それ以降に登園される方がいる場合、サンタさんは来れませんのでご協力ください。)
コメント (「バーゲンセール開催です!!」 たんぽぽ組 笹本 慎悟 はコメントを受け付けていません)