2023年11月4日 土曜日
11月に入り、夏の暑さが信じられないほど気持ちよく、過ごしやすい季節になりました。
ぴよぴよの子どもたちも、それぞれの遊びに、一層活発さが増し、たくましく成長が感じられるようになりました。
今回は、一夏越して、たくましくなったぴよぴよちゃん達の遊びの様子を紹介したいと思います。
9月から利用し始めた、1歳2ヶ月のM君。初めのうちはとてもおとなしく、ハイハイをしては、ニコっ (*^_^*)と笑っていましたが、段々とつかまり立ちをするようになると、玩具を目がけて遊びに行くなど、活発さを増してきました。先日は、大きい子が室内用のすべり台をしていると、興味津々で“ぼくも‼”と寄って行き、一生懸命、すべり台の階段のぼりにチャレンジ‼保育教諭の手を借りながら登って、すべる事ができるとニコっ (*^_^*)と満足そうな顔を見せました。その後も何回も飽きることなくチャレンジしています。
その姿に影響された同じくらいの月齢のMちゃん、“わたしも‼”と嬉しそうにすべり台の坂の下の方からよじ登るのを楽しんでいました。
すべり台1つとっても、子どもそれぞれの楽しみ方があるのですね。
恐竜大好き‼のR君。恐竜の絵のぬり絵を用意すると、見た途端にキラッ☆と目を輝かせて好きな恐竜を選んでお絵描き開始です。「○○ザウルス~」と言いながら、力強くお絵描きをしてくれました。お迎えに来たお母さんにも、しっかり握りしめて持って行き、嬉しそうにみせていました。
その隣では電車大好き‼のT君が電車を選んで「はやぶさ~!」と言いながら、お絵描きしてくれました。
先日の運動会では、直前に体調を崩した子が多く心配しましたが、たくさんのお友達の中に混じって楽しく参加してくれました。慣れない所での遊びに戸惑いもあったことと思いますが、玉入れをしたり、お母さんに抱っこされてアンパンマンに変身したりとよい経験になったと思います。
子ども達が日々お互いに刺激し合い、色々な事にチャレンジして出来るようになっていく姿は、本当に感動します。
これからもいろいろな遊びや経験を通して、子供達がたくましく成長していく姿を見守っていきたいと思います。
2023年11月2日 木曜日
昨日の遠足の楽しさを噛みしめながら「楽しかったね」「帰っておやつ全部食べたんよ」「お菓子交換したってお母さんに言ったらよかったねって言ってくれた!」と子どもたちが嬉しそうに口々に話していました。早速昨日の遠足のお絵描きをする子もたくさんいて、それぞれにいろんな楽しい気持ちが芽生えているのが見て取れてうれしく思いました。
今朝、見慣れない車が工事現場に入っていました。もう恒例となりつつある大林組さんの朝8時のラジオ体操をアクリルの壁越しに一緒にした後、木工遊びを楽しむ子、ままごと遊びをする子、さら粉遊びをする子・・・と分かれて遊び始めた時に「あれ何かな?」とSくんとHくんがベンチに座ってじっと見ていました。しばらくするとぐ~んとアームが伸び始めて、その頃登園してきたTくんとHくんが「ぽきぽきや~!」と声をあげました。運動会の練習でさんさんらんどと本園の行き来の時に遠くからでも見えるクレーン車のような、でもアームの部分がぽきぽきと折れ曲がっている車をくま組では「ぽきぽき」と呼んでいるのです。通称ぽきぽきはコンクリートポンプ車と言ってコンクリートを流し込むための車です。今日のぽきぽきはこの前までと違う色で、子どもたちはテラスから嬉しそうに眺めては応援していました。この数日でぐんと工事も進み、ここにお部屋ができるのかな?と想像できるようになってきました。工事のおじちゃんたちが一生懸命お仕事をしてくれているのを応援しつつ、“働く”ということの大切さを感じてほしいと思っています。
今日は、年長児の一部の子ではありますが、あいテレビの「よるマチ」というテレビの取材を受けました。これまで、ニュースのインタビューは受けたことのある三葉幼稚園ですが、バラエティー番組は初めてではないでしょうか?!明るいカメラマンさん達に子どもたちも楽しそうに受け答えしていました。また、子どもたちのカメラ慣れというか、人懐っこい笑顔に驚かされました。昨日の遠足でも感じたのですが、すれ違う人に自分から挨拶をしたり、聞かれたことにきちんと答えたりできるという力は周りの人の気持ちも動かすのだなと思いました。昨日の市駅から城山公園までの道中ですれ違うサラリーマンやおじいちゃんおばあちゃん、学生さん、外国人の観光客…みんなが子どもたちを優しい眼差しで見てくださったり、子どもたちの挨拶に応えてくださったり、子どもたちに園以外の社会の方たちにしっかり見守られ、育てられていることに改めて喜びを感じました。また園長が度々私たちに話してくれるのが『「かわいいね、かわいいね」と育てられた子は本当にかわいく育つし、「優しいね、素敵ね」と育てられたら本当にそうなるのよ』ということです。どんな言葉をかけられて育つかって大事だなと思うし、またそういう気持ちになれるような環境を用意してあげることも子どもたちの成長に必要なのだろうと思います。
とにもかくにもカメラの前でまったく臆せず三葉っ子スマイルを存分に見せてくれたこどもたちには驚きでした。わたしは卒園DVDのコメントの撮影ですら緊張して目が泳ぐというのに・・・恐れ入ります。いつまでも人を疑いすぎることなく素直で明るい三葉っ子魂を持ち続けてほしいと願っています。
後で、カメラマンさん達が幼稚園児でこんなに勘が良くて、楽しくて楽な取材は初めてだと大変喜んで帰られました。教師たちも何よりもうれしい評価を頂き嬉しく思いました。
2023年11月1日 水曜日
「お家の方とおやつを買いに行く時から、子ども達は遠足が始まってるんだよ!!」と古森先生に指導をもらい、今日子ども達はどんな顔で登園してくるのかな?と、とても楽しみにしていました。バスで登園してきた子達は「おはよう!」と笑顔でバスに乗ると、持ってきたおやつやお弁当の話をしてワクワクした様子でした。普段泣いているたんぽぽ組の子も「今日はおやつがあるんだ〜!!」と嬉しそうに乗ってきて、カバンを開けては中を見たり閉めたりを繰り返していました。
年少、プレ年少児は城山公園へ行くための準備を始めると、いつもは周りに目がいってしまい落ち着きのない子ども達も水筒にカバンにと、しっかり準備をして教師の話もきちんと聞くことができていました。バスに乗って周りの風景を楽しみながら市民会館に着くと、公園広場まで自転車に気をつけながら歩く事が出来ていました。
年中、年長児は4年ぶりに伊予鉄の電車で松山市駅まで移動しました。子ども達の約半分くらいは初めて電車に乗るという事で、始めに古森先生から電車に乗る時の約束や電車の中でバランス良く立つ為のコツを教えてもらいました。しばらくするると市駅行きの3車両編成の電車がやってきました。まずは降りる人に道を譲ると、列に並んで安全に乗り込むことができました。さすが年長、年中児です。約束を守りながら周りのお客さんに迷惑をかけないように乗車していました。行きの電車の中では、くま組の子ども達のすぐ後ろが乗務員室で、車掌さんがアナウンスしている様子や機械がよく見えました。「幼稚園の放送と一緒だ!!」「色んなボタンがある!」と子ども達が興味津々で見ていると、車掌さんが「ガタンっとなる所があるから足にしっかり力を入れて転ばないように気をつけてね!」と優しく声をかけられました。電車内には他のお客さんもいたので席を譲ったり、立っている友達の手を座ってる子が握って助けたりとマナーを守って安全に乗ることが出来ました。約10分程の電車での移動でしたが子ども達にとって、とても貴重な体験になりました。
城山公園では古森先生から公園のルールを話してもらい、芝生は抜いてはいけないことや「公園の中は三葉幼稚園の友達だけではないんだよ!!」と安全に遊べるようにと話をしてくれました。そして、「ほら、木を見て!葉っぱの色も春に来た時と色が違うよね〜!」と紅葉についても楽しく話してくれると子ども達も「赤色になってるね」「葉っぱがいっぱい落ちてる!」と反応していました。
話が終わると待ちに待ったひろ〜い広場での遊びの時間です!!荷物を置くと「よーいドン!」と一斉に走り出します。公園では『だるまさんがころんだ』をしたり『しっぽ取り』をしたりして遊び、たんぽぽ組の子は芝生の上にゴロ〜ンっと転がると「ふわふわしてる!」「チクチクしないね」と春の遠足の時と感触が違うこと話したり、紅葉の美しい秋の広場をで思いっきり楽しんだりしていました。
遊んだ後は、何よりも楽しみにしていたお弁当の時間です。お弁当を笑顔で口いっぱいに入れる子ども達は、とても幸せそうでした。おやつを食べた後は、敷物にしていた45Lの袋を使っての風船遊びが始まりました。袋を振って空気を入れるとバサー!バサー!とはじく音が聞こえた後、袋の口を閉じると「わぁ〜!」と膨らんだ袋の風船を持って、元気いっぱいに走ったり空に向かって飛ばしたりして、バスと電車で帰る時間まで、目一杯遊んで帰る事ができ、楽しい思い出がまた一つ増えました。
コメント (「こんな遊びしてます!!」 ぴよぴよ 西野真紀子 はコメントを受け付けていません)