2023年11月13日 月曜日
今日は朝アイテレビさんのテレビ撮影がありました。12月のお天気放送の時に流れる予定です。子どもたちの生き生きとした様子をお楽しみに♪
今日はなんといっても!年長、ぱんだ、りす組にとって大切な日でした。それは・・・自分達で、自分の作った作品をさんさんらんどの作品展示室まで歩いて!!運ぶ日でした。作品が大きい子は友達と協力して、自分で持って行く子は風で吹き飛ばされないようにと、あちこち飛びそうな所を押されながら歩いていました。「お母さんたち楽しみにしてるからね~」とRくん!「あ、Yちゃん落ちたよ!拾ってあげる」とEくん!歩いて10分程の距離を楽しみにしながらも慎重に運びます。さんさんらんどが見えてきたときには、みんなホッとした笑顔になっていました。
さんさんらんどに着いたら今度は展示です。クラスごとに教師と一緒に「ここにしようかな」とワクワクしながら展示していきました。一つ一つ同じ物はなく、子どもにとっては大切な大切な宝物。どれもとっても素敵な作品ですが、子ども達は作品を眺めては手を加え、完成までにはまだまだのようです。土曜日をお楽しみに♪
本園へ帰って昼食をとっていると、S君が「先生!幼稚園が氷のところみたいになっている!」と大慌てで言うので見にいくと、コンクリートが入ってアイススケートリンクのようにツルツルになっていたのです。それを見た子ども達は「本当だ!滑れそうだね!すごーい!」と真近でコンクリートを流し入れて綺麗に整えているところに釘付けです。
すると、E君が「あれ?向こうの工事のお兄さんは床の上を歩いているのに、こっちにいる工事のお兄さんは長靴がズブって入ってるね。どうしてだろう」と言いました。Y君が「あっちはもう硬くなってるんじゃない?」、「え、じゃあどのぐらいで硬くなるの?30分?40分?100?」などと、近くても遠くない会話が続きます。唯一子ども達がお願いすると許可がでる?工事の方達の休憩時間にヘルメットを被って聞きに行けたらいいな♪と思っています。工事の様子を見て日々変わっていくことによく気が付き、そこから予測できるこども達はすごいな~と感心します。
さあ、いよいよ明日から作品展の前日の全曜日まで準備のためさんさんらんどでの生活が始まるぱんだぐみです。作品展の共同(協同)作品をすすめていくために年少組さんに部屋を変わってもらうことになったのです。年少組さんがぱんだ組の部屋を使うので年少組の先生から「もし壊れたり使ったらいけない物とかがあったりしたら教えてね!」と言われていたので、みんなで考えてみました。「使ったらいけない物ないよね~」「廃材もいいし、おもちゃもいいよね!」、「あ!めだか!手入れたら死んじゃうから教えてあげないと!」、「ヘルメットどうする~?うーん使ってもいいけど、工事の所に入る時だけだね!」と、いろいろな意見がでました。そこで紙に書いて分かるようにしました。何組さんが使うのかな🎵と準備満タンです!明日からの生活も楽しんでいきたいと思います!
2023年11月11日 土曜日
朝・晩は寒くなってきましたが、日中は暖かい日差しもあり、11月とは思えないほど過ごしやす毎日です。
先月末に行われた保育園運動会での遊びがまだまだ続いているもも組では、カラー磁石やたらい、ボールでよく遊んでいます。自分の好きな遊びを見つけ、興味を示して遊ぶことが多い月齢ですが、だんだんと自分以外の友達が遊んでいることが気になり、じっと見て「やってみよう!」と真似することが増えてきました。
月曜日、午前中にゴミ収集車がもも組の部屋の前に止まるのですが、収集車が来ると窓辺にあるカラー積み木目指して「ぼくも!わたしも!」と競い合うように走り寄ります。カラー積み木が、子ども達が窓の外を見る高さに丁度よい踏み台になるのです。指さしながら、ゴミ収集車が来たよと教えてくれたり、「バイバーイ」と言いながら手を振ったりする子ども達に、作業しながら、照れながらも対応してくださる作業員の方との本当に短い時間ですが、ほっこりする場面になっています。はじめは、収集車が来ても反応するのは2.3人でしたが、どんどん興味を示す子どもが増えてきました。台にのぼって背伸びして、手を伸ばして手を振るこの後ろ姿が、またなんとも可愛いのです。
知育玩具の型はめパズルは、型を入れるより簡単にできる磁石のぽっとん落としが好きなようで、誰かが始めると、たちまち人だかりになりますが、自分もやってみて満足すると、徐々に離れていき、誰もいなくなってしまいました。すると、取り残された知育玩具に、さっきまで輪に入らず見ていた幼児が、「いまだ!」と言わんばかりに磁石を持ってきてぽっとん落としを始めました。ずっと見ていてやりたかったんだなぁ~と思って見ていると、上手に入れることができ、ニコッと笑って拍手していて、その姿がとても可愛くてほっこりした気持ちになりました。
もも組でも個人差はありますが、並行遊びから、友達がしている事に興味を持って、真似してみたり、一緒にしようと関わって遊ぼうとしたりする姿が見られるようになってきました。時にはトラブルになることもありますが、自分の思いを伝えることや、かわりばんこ、我慢すること、一緒に使うことなどを見守ってり、援助したりしながら、身につけさせていきたいと思います。
2023年11月10日 金曜日
ちゅうりっぷ組とすみれ組の保育室は今作品展に向け、子ども達が描いた絵や作品が順次並べられていっています。今朝は雨が降っていましたが、子ども達が登園する時間には雨は止んでいました。子ども達に「片付けが終わったら外に行っていいよ」と伝えると、「やったー」「もう終わったけん行ってくるね」と言って、次々に園庭へ飛び出して行きました。年少児達は砂場で料理を作ったり、体操服をドロドロにしながら泥団子を作って友達と大きさを比べたりしていました。その他にもサッカーやいろおになど園庭を広く使い沢山の遊びが行われていました。
年少児達が園庭で遊んでいると、ぱんだ組とりす組の子ども達が「おはよー」と元気な挨拶をしながら本園からやって来ました。年中児達は運動会競技のねぶた祭のねぶたの修理と、更にかっこよくするため飾りつけに来たのでした。部屋の中央にねぶたを移動させたくて、教師が「布の横を持って」と声を掛けると、近くで見ていたぱんだ組の子ども達が駆けより布の端を持ち上げました。持ち上げた布を置く際には「そっと優しく置いてね」と声を掛けると、Tちゃんは横の友達と手の動きを合わせるように確認しながら手を下ろし、S君は指先で優しく持っておろしていました。年中児になると教師が一つ声を掛けると、各々が考え適格に行動していることに感心ました。
今日年中児達ははねぶたに飾り付けをするということで、お家から思い思いにキラキラしたものなどそれぞれが考えて材料を持って来ていました。担任の教師が「みんな面白いの持ってきているから見て~」と声をかけてくれたので、持参してきたものを持って並んでもらいました。中でも面白かったのは内側が銀パックのお菓子の袋や保冷バックを持ってきている子どもがいる中、りす組のN君は肝油の蓋を持ってきていました。Nくんが持ってきた蓋の裏側も銀色でキラキラと輝いていたのです。缶の蓋という予想にないものが出てきたので思わず笑ってしまいましたが、子ども達の発想力にはいつも驚かされます。雨の為バスがくるのを待っていたぱんだ組の子ども達から「まだいっぱいいキラキラにしたいから先生もおかし沢山食べてね」とお願いされれたので微力ながら協力したいと思います。四クラスそれぞれが作ったねぶたは、運動会とは一味違ったねぶたになりそうです。そんな年中児達のやる気とアイディア、工夫、一人一人の参加意識を目にしてたくさんの刺激をもらい自分のクラスの年少児達もあのように成長することを願いながら、年少児達が自分たちの集合作品からみんなが仲間であることや、自分の作品がみんなの中で必要な存在である喜びを感じてくれたらと楽しみになりました。
2023年11月9日 木曜日
運動会が終わってからの、年長児達はなんだか自信に満ち溢れています。毎日機嫌が良く、声もはずんでいるように聞こえます。ただ元気なだけではなく、話を聞くべきところでは聞く、約束は守るというけじめある態度が身についていることが、つい先日のコンサートへの参加でわかりました。
毎日こつこつ作ってきた作品やお絵描きもほとんどの子が完成してきました。「本当にみんなすごいよね~。これって先生が全部教えたんだっけ?」と聞くと、「ち~が~う!!ぜ~んぶ自分の頭で考えたんだから~!!」「先生が教えなくっても自分たちで考えたらなんでもできるんだよ~!!」と笑顔で大ブーイング!その笑いながら言い返す姿がとてもかわいくって私たち教師にとっても楽しい時間になっています。
そんな中、今日、朝一番に年長4クラスで土間のところに集まりました。久しぶりの子ども会議です。最初、「年長さんって最近大活躍だよね。なんでもできてすごいよね。例えば何ができるんだっけ?」と聞くと、「廃材が上手。お絵描きが上手。習字もできる。英語もできる。手話も頑張っている。鼓笛隊もみんなでできた。年中さんにいろんなこと教えてあげた。小さい子と手をつないで優しく歩いてあげることができた。」・・・きりん組のYくんは最後に「みんなで助け合うことができる」と、頼もしい一言を発表してくれました。
作品展でもみんなで助け合って一つ頑張ってほしいことがあると切り出して、今日の子ども会議の議題は“きょうどうさくひん”についてです。作品展では個人作品のほかに年長は「きょうどう作品」を作るのです。そんな話をしていると古森先生が様子を見に来てくださいました。まず「きょうどう」という言葉について教えてくれました。「仲間が4~5人集まってするきょうどうは「共同」という漢字だけど、み~んなでする大きなきょうどうは「協同」という漢字を書く」ということ。また、「協という字は力!力!力!!と力がたくさん集まっているよ」と、いうなんとも小学生のようなお話でした。わかっているかな?と子どもたちの方を見ると、力こぶを出すように腕をぐっと前に突き出して「ちから!!」と口々に言っているではありませんか!「ちからを合わせるって言葉があるよね?」と古森先生が言うと友達同士その腕を寄せ合って「ちから!ちから!!」と楽しそうにしていました。
協同について理解した子どもたちでしたが、さて何を作るために力を合わせたらよいのでしょう?それも子どもたちが考えます。先生が決めるのではありません。
何を作りたいか聞くと楽しかったことを作りたいよね、という話になりました。楽しかったことはなんだろうと子どもたちに聞くと「お泊り保育、運動会、遠足、レインボーファーム…」といろんな意見が出てきました。どれもこれも楽しい思い出で、選びきれません。挙手をしてみたり、AかBかで分かれてみたりして最終的に「幼稚園の工事」を作ることになりました。すると古森先生が「工事見に行かせてもらったらいいね」とぽつり。「え!!行きたい~!!」「今から?」「(仕事中の現場の方を)呼んでみる?」と子どもたちがわくわくし始めました。「2階のテラスからだったら聞こえるかもよ」と古森先生にヒントをもらい、テラスから最近すっかり仲良くなってきた大林組の方に「いーわーぎーさ~ん!!しーみーずーさ~ん!!工事見せて~!!!」と大きな声でお願いしました。今日は重機がいつもよりも少なく、しかもちょうど休憩時間だったこともあり、「あと15分だったらいいよ!」と言ってもらいました。やった~と2階から降りる前にぱんだ組を通ると、一部始終を聞いていたぱんださんがとっさに、「工事見るんやったらヘルメットいるよ!貸そうか?!」と言ってくれました。「ありがとう!貸して!!」と受け取る、その速さと言ったら!!わたしが大笑いしながらその後を追いかけて行こうとしたら、「先生もいるんやけん!」と念押しされてしまいました。
15分間の工事見学です。以前年中さんが行っていたのを指をくわえて「いいなぁ~」とみていたので尚更うきうきです。ほぼ?できあがっている基礎工事を見ながら「ここが靴箱の部屋、ここはトイレ、しかもトイレは前と違ってひろ~いトイレなんだよ、あっちがプール!」と古森先生が話してくれました。あちらこちらで散らばって工事を「すごいすごい」と見させてもらいました。協同作品、素敵なものができそうな予感がします♪協同作品作りも楽しみです。廃材や新聞、広告等引き続き集めています!ぜひご協力お願いします。
今日は2回目の内科検診がありました。ひいらぎこどもクリニックの先生が来られる時間の都合もあり、最初は小さいひよこさんやたんぽぽさんからです。仮園舎から小さい子たちが到着すると、「お兄さん、お姉さん、ひよこさんとたんぽぽさんが到着しました~」と放送が入りました。その放送を聞いて「はいっ!行きたい行きたい!!」と何人も手をあげていました。全員が行くと混雑するので、一部の子にお願いしたのですが、まぁお兄さんお姉さんの優しいこと!手をつないで声をかけながらゆっくり歩いてあげていました。
この子、お願いねと引き渡すと、優しく両手で小さい子の手を包むように握って「行くよ。」と声をかけてあげる子もいました。泣いている子も、なぜかお兄さんお姉さんと手をつなぐと嘘のように泣き止むのです。これにはひよこ組の先生も驚いていました。
検診後のお見送りも手伝ってくれたのですが、仮園舎へ帰るのに名残を惜しんでいつまでも手を握ったり、手を振ったりしていました。いつ見ても子ども同士の優しさや思いやりには心があたたかくなります。子どもたち同士のふれあいを周りで見ていた教師の目がほそ~く、にこにこしていました。子どもたちで成り立つ小さな社会って平和だなぁ、素敵だな、と思った内科検診でした。
2023年11月8日 水曜日
子ども達の遊びの中に先週から木工が加わりました。10年程前から昨年曳家でお引越しした木造建築「こども図書館」を手造りしてくださった寿建設の会長さんが、今年も三葉っ子のために様々な長さや大きさ、形の木材をたくさん持って来てくださったのです。
今日も朝早くから「トントントン♪」と釘を打つ心地良い音が響いている木工コーナーを覗くと、くま組のTくんが大人顔負けで力強く釘を打っていました。「Tくん!さすが年長さんやね!すごいね!」と声を掛けると、絆創膏を巻いた指を私に見せながら「前は失敗して怪我したんやけど、今は上手く打てるようになったよ!」と笑顔で言いました。その隣でも、年長児が細長い木片を器用に組み合わせて打ち付けたり、なかには小さな木片をつないで人の腕の関節のように曲げられる工夫をしたりしている子もいて、驚かされるばかりでした。作品展まで残り一週間余りですが、どんな素敵な作品ができるか楽しみです。
話しは変わって、事務所横の花壇の様子が変わっていたことをお迎えに来られた保護者の方はお気付きになったでしょうか?実は花壇の隅に大きな水瓶が置かれているのです。この水瓶は、ポンタ農園の藤岡さんが「幼稚園で何かに使えんかな?」とくださった物で、早速レインボーファームの水路からもらってきたメダカを入れようと数日前から水を溜めて準備していたのでした。そして、今日はいよいよメダカのお引越しです。以前に古森先生から「手で触るとメダカさんは、とっても熱く感じるんだよ。」と教えてもらっていた子ども達は、小さな網を準備すると優しくすくってバケツに移していきました。メダカ以外にエビもすくっていると、N先生が「きゃー!寄生虫みたいなのがいる!」と声を上げたので、みんなもびっくり!!その生き物を子ども達とよーく観察してみると「足が6本あるよ」「口に牙みたいなのがある」と色々な発見がありました。「この形は、もしかしたらヤゴかな?」とヤゴの図鑑を子ども達と調べてみると、そっくりなヤゴを見つけたのです。そのヤゴは「イトトンボ」のヤゴで、私も初めて見たので子ども達と一緒に驚きました。
水瓶にお引越しをしたメダカ達は「つーいつい♪」と、とても気持ちよさそうに泳いでいて水瓶を覗いていた年中児達に年長児が「そっと覗かないかんよ。逃げてしまうけん」と優しく教えてあげていました。「メダカの学校」の歌詞に出てくるようなほのぼのとした光景に心が温かくなりました。来春、卵を産んでメダカの数が増えていくように、これから子ども達と飼育観察していきたいと思います。
今日は年中児がさんさんらんどへミニ遠足!?に行きました。りす組とぱんだ組の子ども達が「行ってきまーす」と事務所に挨拶に来ると、古森先生が「あら?かばんと水筒を持ってどこに行くの?」と声を掛けてくれました。すると、子ども達は満面の笑みで「さんさんらんどでお弁当食べるんよ」と、とても嬉しそうに答えていました。そして、さんさんらんどで遊んだり芝生の上でお弁当を食べたりして、心地良い秋空の下で楽しい時間を過ごしました。これからも、子ども達と楽しいことをたくさん見つけて秋を満喫したいと思います。
2023年11月7日 火曜日
最近、朝晩に寒い日が続きますが、三葉っ子は今日も楽しくさんさんらんどで遊んでいます。白いテントの下では廃材でけん玉を作って遊んでいる子どもたちがいました。子どもたちは廃材箱から好きな形のカップや箱を選んできて、ひもにキャップを付けますがひもの長さやカップの大きさがそれぞれ違うので難易度も様々です。
さくらぐみのIくんは最初はなかなかキャップが箱に入らず苦戦していましたが持ち方を変えるなどコツをつかんでいくうちに入れることができていました。ひまわりぐみのSちゃんは、ガチャガチャのカップを使ってけん玉を作ると、色々な先生の所に周っていき、どの先生が上手にできているのかを見ていました。(私はなかなかカップに入れることができませんでした)それを見ていた、たんぽぽぐみのIくんは「ガチャガチャのカップのあれはけん玉って名前があるのか!お姉ちゃんたちすごーい!」と初めて見るけん玉に驚いていました。子どもたちがそれぞれ、けん玉を作って遊びましたが、作り方も遊び方も異なり、楽しむことができていました。
そして今日は、歯科検診がありました。自分の名前を言うこと、挨拶をすることを意識していた子どもたちですが、いざ、先生の前に立つと緊張してしまう子もいましたが、運動会で名前を言う練習をしてきたので自然と大きな声で言うことができていました。前の人が進むと、古森先生に教えてもらった「ダンゴムシ歩き」が自然と身についていて、実践することができていました。
そして帰りには年中さんと手を繋ぎ、さんさんらんどへ帰る途中お寺の境内で、どんぐりを見つけて拾うことができ充実した1日になりました。
2023年11月6日 月曜日
年長児は中予私立幼稚園・認定こども園PTA連合会主催の子育てフォーラム、マザーグースのコンサートに参加しました。「コンサートって、、?」と初めてコンサートに参加する子ども達はまず、古森先生からコンサートは「音楽を楽しむもの」だと教えてもらいました。ただ楽しむだけではいけません。他のお客さんも一緒に楽しむためにコンサート中は「お話しない」「遊んだり、後ろを向いたりしない」など『マナー』というものがあるということ、その『マナー』を守れる年長児さんを連れてきたことを話してもらい、照れながらもキリッとかっこいいモードに切り替えた子ども達でした。
市民会館に着くと色々な制服を着た幼稚園の子ども達がいました。三葉幼稚園の子ども達は、会う人達に「おはようございます!」と胸を張って元気よく挨拶をしながら歩いていました。会場内は「静かに」ということでぞう組のAちゃんは手話での挨拶に変えていてその場面に合わせた使い方をしていて素晴らしく思いました。
席に着くと手はお膝で背筋をぴーん!と伸ばし、ドキドキワクワクで笑顔いっぱいの子ども達は、スーツやドレスを着たキラキラ輝く、演奏者の登場に大きな拍手を送っていました。
ぞう組のHくんは、ピンク色のドレスを着た女性の登場に「お姫さまおるよ〜!」と嬉しそうに話していました。演奏楽器の中には、運動会の鼓笛隊でも使った鍵盤ハーモニカや小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんが持っているというリコーダーなど馴染みのある楽器から初めて見る楽器まであり、子ども達は興味深さで聴き入っていました。木琴がいくつもつながっているような大きな「マリンバ」が子ども達の中で1番の人気で、マリンバをバチ(マレット)を4本持っての巧みな演奏さばきにうっとり見入っていると、今度は少し小さなバチに持ち替えると音色がガラリと変わります。そんな音の不思議と美しさに触れた子ども達は、帰ってからも真似をしたり、マリンバについて話したりしていました。
今回のコンサートで馴染みのある曲から初めて聴く曲までありましたが、リズムに合わせて体を揺らしたり、手を使って表現(オリジナル手話?)したり、歌ったり、音楽を楽しんだ子ども達は、本物の音楽コンサートでのマナーも少し理解できたように思います。新しい出来事や経験から日々学び、成長している年長児ですが、今日もまた1つ大きな経験をすることができました。
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